基本計画は、最初に決まって後は動かない、というのじゃなくて、それぞれの部分が後々になって発展するというのが、エピジャネティックなものの考え方。後からだんだんできてくるという意味の漸成説、後成説と呼ばれることもあります。
p225第3パラグラフ。
私はこの4住期にまつわる諸々の関係を議論出来るなどと思っているわけではありませんし、この理想的な概念化を、人生の巡り合わせに対するエピジャネティックな見方と比べよう、などと言うものでもありません。しかし、この2つの概念が似ているのも事実です。少なくとも、見習い期間、ブラフマチャルヤに理想を教える点と、ガールハスティア、家庭持ちの時期には倫理を教える点で、ここで示した(エピジャネティックな見方)と一致します。
見習い期間、ライフサイクルでは青年期には、理想を学び、家庭持ちの時期、すなわち、成人期には、子どもに倫理を教える。その点で、4住期とライフサイクルの見方は重なりますね。エリクソンがインド哲学の真似をしたのかな?
そうじゃないだろうと思います。洋の東西を超えて、人生の巡り合わせには共通点がある、ということです。
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