≪私≫がイキイキ、ピチピチするのは、≪いまここ≫にチャンスがあることに気づくこと。それがマインドフルネスでもある。
この言い伝えの限りない意味に関して、ここで一言申し上げておきたいと思います。すなわち、(≪いまここ≫にこそ、ひとりびとりの人が生かされている、という、≪命の核心≫があることを強調する)この方向性が、精神分析の歴史においても、繰り返し、物を言ったのです。これは、ヒステリー患者が自分自身の≪内なる声≫を、直に「自由連想」させることによって回復するための「作業」をするように、フロイトが支援しようと決心してくれたおかげです。この自由連想は、催眠をする代わりに、隠れた葛藤を探すものなんですね。
昨日の残りの部分を翻訳しました。複雑な文型なので、残したのでした。
≪いまここ≫にこそ、イキイキ生きるためのカギがある。しかし、無意識裡に葛藤があると、≪いまここ≫に≪かつて≫のこと(強烈な感情を伴った記憶)が、無意識裡に、自分ではコントロールできない形で、出てきてしまいます。そこで、≪いまここ≫をイキイキ生きるためには、≪いまここ≫を生きることを邪魔する葛藤を、自由連想で引き出して、意識化することによって解決しておく必要がある、というわけですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます