日本の公教育の病理 その5 主権在民の忘れ物日本の学校がウソとゴマカシの組織になっちゃってんのは、1つには本物の「教育」を忘れているから。そこに偽物の「教育」が入り込み、蔓延ってしまいやすい。エリクソン...
人間にとって、一番大事なものは、眼には見えない、心ですね。心の向き、心の姿勢です。ボディーワークでさえ、それが大事なことを、ボディーワークのトレイナーのリシアさんは、直感的に承知していたわけですね。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.218の、第3パラグラフから。リシアさんの言葉の続きです。
「私が最初に決めるのは、相手の人が安心して、顔を上げるようになるのか?それとみ、伏し目がちなままなのか? ということです。私が気を配っていることは、ユッタリとした服装をしているのか?ということです。すなわち、相手の人が身に着けたいと思う衣類を着て、安心しているかどうかに、注意を払います。これらは、いちばん最初に出来る、大切な境界線なんですね。」
パーソナルスペース。自分が安心できる空間がありますね。そのパーソナルスペースに土足で入られると、不快に思ったり、不安に思ったりします。発達トラウマを抱えた愛着障害の子どもたちは、この範囲があいまいで、デコボコです。遠くにいても、その子の嫌な記憶に結びつく、音、動きなどがあれば、不快や不安を感じてしまいます。
リシアさんが指摘してることも、このパーソナルスペースのことです。それをハッキリさせることが、リシアさんの最初のお勤め、ということになります。
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