エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

僕らはポケモンカード仲間

2016-08-30 03:18:40 | 間奏曲

 

 

 
仲間はずれにするのも不幸、仲間はずれにできないのも不幸
  いろんな人との仲良くする。それに異論をはさむ人って少ないんじゃないかしらね。でも、それは「ただで出来るもんじゃぁ、ない」んですね。アイソレーション 「異性や異世代や異な......
 

 

 発達トラウマ障害DTD愛着障害の子ども。10歳でも、25歳でも、65歳でも、心は0歳です。

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第6章、本のタイトルにもなっている「犬として育てられた少年」のp.150の、1行目途中から。

 

 

 

 

 

その男の子が、時間を守れないことにイライラした時、コナーはその子に、「君ははじめと同じくらいに善くないよ」と言って、「がんばって」と促しました。2人は、なかでも、ポケモンカードを介して、さらに仲良くなりました。ポケモンカードが小学生たちに人気があったころ、男の子たちの情緒的な発達レベルにピッタリでしたが、ただし、2人は高校2年でした。2人はポケモンカード友達であることを分かち合っていましたが、もちろん他の10代の子どもたちもポケモンカードを楽しんでいました。

 

 

 

 

 

 ポケモンカード仲間であることが、たとえ幼稚でも、共通点で、友達になるきっかけなりました。

 情緒的な発達にピッタリの対応をすることが、実は支援に一番大事なところでしょう

 

 

 

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