無意識が子どものまんまの「大人」道を誤る源、不確かな取引 本気の約束ほど、今の日本で求められているものはありません。当世日本に大流行のウソとゴマカシの対極、それが本気の約束だか......
今朝は久しぶりに、高橋三郎先生の言葉に学ぼうと思います。『絶望と希望━若者に語る━』から。
われわれの人生は、手にたいまつをたずさえて、暗闇の中を歩いて行くようなものです。遠い前方は、暗くて何も見えない。しかし、手に持った明りによって、眼の前の一歩だけははっきり見える筈だ。この一歩を、誠実こめて踏み出してみよ。すると、次の一歩をどう進むべきかが、分かって来る。かつて三谷先生(訳注:三谷隆正。第一高等学校の教師。内村鑑三の弟子。結核のために、55歳で永眠。南原繁などと第一高等学校のクラスメート。高校時代から、人格の高潔さがひと際際立つ人だったらしい。多くの人に人格的感化をもたらした、と言われる。私の信仰の師、西村秀夫先生も、何度か三谷隆正のことを集会で話して下さいました)は、このように私に教えてくださいました。私は皆さんにもこの同じ言葉をさし上げて、今日の講演を終わりたいと思います。
あなたの手にしている明りは何ですか?
あなたは、誠実を込めた一歩を、昨日歩みましたか?
子ども達に、誠実を込めて人生の一歩を歩んでみたら、と告げることができますか?
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