蟻の一穴 「話し言葉とアクションで示さなくっちゃぁ、イケマセンゼ!」お母さんが≪約束に忠実≫ですと、赤ちゃんが≪信頼≫を貰えますアメリカの新しいヴィジョン 対立に和解をもたらす見方2013-09-13 03:15:......
松居直さんの『絵本のよろこび』。私の絵本開眼のきっかけでした。しかし、そればかりではありません。「絵本の読み聞かせセラピー」、「≪約束≫に基づく遊び」セラピーを始める契機でもありました。
素晴らしいと感じましたね。絵本は1人で読む本ではなくて、お母さんが、大人が、子どもに読み聞かせるものだ、ということがです。それから、少なくても、さらに、2つの意味で素晴らしい。
1つは、「声の言葉」。言葉と言ったら、理知的なもの、情報だと思いがちです。でもね、ほんとうは、それだけじゃぁ、毛頭ありません。 聖書の初めに「初めに言葉があった」というくらいでしょ。それは、ヴィジョン、情感、温もりを伝えるものです。それを「声の言葉」ということが豊かに表しています。お母さんと赤ちゃんが、「声の言葉」を交わすことによって、温もりのある触れ合い、温もりのある情感を伝え合う…。これ以上の幸せは、この世にはありません。
もう1つは、「共に居る」ことの偉大さですね。良心と意識は、元来「共に見る」ことに基づいています。しかし、その「共に見る」ことは、さらに「共に居る」ことがなければ、不可能でしょ。今の世の中が、ウソとゴマカシだらけ、不信だらけなのは、日本が、“ 母親と子どもが「共に居る」こと “ を根源的に蔑ろにしている社会だからです。
子どもと、「共に居る」と言える時間を作ってくださいね。そして、温もりのある触れ合い、温もりのある情感が伝わる「声の言葉」を掛けてあげてくださいね。
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