発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog 「犬として育てられた少年」。p160の第3パラグラフ、9行目途中から。
5.11,2020訂正
自助グループの指導者の中には「90%以上の家族は、愛情のない家族だ」と言う人もいます。セラピストの中には、「クライアントの問題のほとんどは、子どもの頃に粗末に育てられたことに遡れますから、それを見つける為に記憶を掘り下げるところから支援を始めます、たとえ、本人が粗末に育てられたと思っていない場合でも」と盛んに喧伝する者もいます。なかには、三流セラピストや自信過剰なセラピストに出くわした記憶を探す人もいますね。そういう場合は、自分に対するひどい誤解を思い出しますもんね。その間違った「記憶」は,理に適う現実からますます離れていきますね。
アメリカでも、虐待とネグレクトは、非常に大きな課題です。アメリカの小児科医学会の重鎮やヴァン・デ・コーク教授は、「発達トラウマ障害(DTD)こそが、公衆衛生上、最大の課題だ」と言っているくらいですからね。また、アメリカでは「4人(3人)に1人が発達トラウマ障害(DTD)」と言われているくらいですからね。
ここでは、記憶も問題になっていますね。
でもね、先日、宇多田ヒカルさんが、「SONGS」のインタヴューで答えていましたけれども、「人格の核になる所が、記憶に残っていない、闇の中にあるってことがすごいことです」っていうことに気付くことが大事でしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます