最も由々しき事態は、アメリカ子ども虐待専門家協会が、「それをやってはお仕舞いよ」という方法が、堂々と、税金を使って、まかり通っていることですね。学校でも、福祉施設でもそうです。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第14章 Languare : Miracle and Tyranny「言葉 :奇跡も残虐も(、もたらすもの)」p.232。下から3行目途中から。
私の同僚らは、もっと保守的でしたから、長い熟考の後、この委員会は、2つの治療法、すなわち、精神分析的なセラピーと認知行動療法を推薦しました。なぜ、精神分析的なお話セラピーか?って。マンハッタンは、フロイト派の精神分析の最後の牙城の1つでしたから、地元のメンタルヘルスの従事者たちの中に、実際どれだけ精神分析家がいるのか、を無視するのは、「まずい」ことでしたから。では、なんで、認知行動療法か?って。行動療法は、具体的ないくつかの段階に分解されて、統一された手続きに「マニュアル化」されてましたから、大学の「学者」に好まれたからですね。この推薦が賛意を得た後、私どもはくつろいで、ニューヨークの人たちがセラピストの事務所を探すのを待ちました。セラピストの事務所を訪れる人は、ほとんどゼロでしたね。
大学の「学者ら」や、地元の「専門家ら」が「良いですよ」と薦めていることがウソだった、というのは、何もアメリカだけに限ったことじゃないですね。アメリカ子ども虐待専門家協会が、「それをやってはお仕舞いよ」という方法が、堂々と、税金を使って、「正しい」こととして、ニッポンの学校や福祉施設で行われてんですからね。
この事態を改善しないのは、「義を見てせざるは勇無きなり」ですよね。
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