エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

人並み外れたしなやかさ レジリエンス

2016-01-07 08:00:56 | アイデンティティの根源

 

 

 
教育と独立 4訂版
  教育は独立のためにあるのか? 鈴木範久先生によれば、内村鑑三が好きだった言葉の一つは「単独之幸福」であったと言いますね。内村らが札幌で作った教会は、「札幌...
 

 

 価値を創造するリーダーも、傍目と違って、けっこうキツイお立場ですね。

 Young Man Luther 『青年ルター』p.249の、第4パラグラフ から。

 

 

 

 

 

 人間ルターの、体系的な神学上の業績は、この本の絞った話題には馴染みませんし、私の手に負えるものでもありません。私は今している議論を、子どもの頃の家族のことが分かっていることを、あれこれ言うことからはじめました。結論でも、私は、この人間ルターの人並み外れたしなやかさを指摘しない訳には参りません。それはね、ルターが、自分と人様とを桁外れに大事にできることに、また触れることによって、ルターのしなやかさを指摘できると思います。

 

 

 

 

 

 ルターは繰り返し、自分と人様を大事にする、ということに立ち帰ることが出来たから、並外れたしなやかさが出た、と考えて、間違いないでしょう。

 

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