エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

バケツ11杯のウンコをする ルター

2015-12-11 08:36:44 | アイデンティティの根源

 
特定秘密法、絶対反対です! 民主主義と恣意的判断
  もし、刑罰が恣意的に決められたら? 「あいつは憎たらしいから、盗みでも、懲役50年にしちゃえ」。そうなったら、そういう恣意的判断をするものが、≪絶大な悪の力≫...
 

 ルターのビョーキは、重症でした。

 Young Man Luther 『青年ルター』p.245の、ブランクから8行目途中より。

 

 

 

 

 

こういったことや、たくさんの似たような事情を、ルターの時代、ルターに典型的な野暮と見なすには、安易にすぎます。なかには、低俗な冷やかしもあったでしょうし、なかには、改革者が、自分の身体を心身的に理解し、いわば、自分の身体を使って、自分の身体を通して、話す、飛び抜けた才能を表わすものもあったでしょう。ルターは「産みの苦しみ」を話し言葉にしたのは、腎臓結石で、身体が浮腫んでた時でした。浮腫みがなくなれば、ルターはガルガンチュア並みの、バケツ11杯のウンコを出しました。

 

 

 

 

 

 ルターは下品、ルターはビョーキ。それは事実でしょうね。それは、ある意味、虚飾と正反対だったということでしょう。

 

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