エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#生きる中心軸の自分 #キリストを生きる心の習慣 #言葉

2019-04-17 06:41:54 | エリクソンの発達臨床心理

 
#礼拝の場 #毎日礼拝する習慣を守る者 #お互いに人を大切にする礼拝を毎日する習慣
 聖書の言葉: ἐπὶ τὴν λυχνίαν,燭台の上    今のニッポン、発達トラウマ障害の子どもたちは、見捨てられ状態です   光る順番  エピジャネシス......
 

 

「発達トラウマ障害」Enpedia  

 発達トラウマ障害を英語で・英訳  英和辞典・和英辞典 Weblio辞典

 をご参照ください

 

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 今朝は,昨日からの流れで,訳し直しの続き。

 Young Man Luther 『青年ルター』p.13,第2パラグラフの続き,です。

 

 

 

ゼーレン・キルケゴールは、ルターを、仲間に心から優しいスピリットの「心から優しい聖書の神様を心底信頼する人間 homo religiosus」だと,同じ苦しみをともにしながら,判断した人です。キルケゴールは書いています。そのキルケゴールは,あの魂に思い通りに繋がれると私が感じた,あの問いに対して,応えをかつて言っています,曰く,「ルターは、…キリストの居場所を魂の奥底に取り戻す,1人のパッションを生きた人です」と。文脈から切り離して,この言葉を引用する時,ルターのことを,治療「ケース」の意味で,患者さん,とキルケゴールは呼んだ,というつもりはありません。むしろ,キルケゴールは,ルターの中に,聖書の神様に繰り返し立ち返る態度(いまここに歓んで踏み止まること)が,聖書のはじめのやり方であると同時に,計り知れない影響があるやり方で,生きた善き証を示した,ということです。このキルケゴールの言葉を,この本のモットーにとする時,私どもの視野を臨床に限ったものにしません。私どもの臨床の視点を広げて,いまここに歓んで踏み止まる生き方に広げます。いまここに歓んで踏み止まる生き方とは,自分を生み出す苦しみを避けずに快く引き受け,世話されることがとても必要となり,(それから,キルケゴールが付け加えたことですが)「自分を創造する生みの苦しみを話し言葉にしたり,書き言葉にしたりすることが,『キリストを生きること』になる」心の習慣です。

 

 

 5年半ぶりの翻訳の続き。

 「生きるはキリスト」を生きるキリスト者は,自ずから,いまここに歓んで踏み止まることが必然になります。いまここにだけ,聖書の神様の計り知れない大きな恵みがあるからです。それこそ,生きる中心軸である自分創造する恵みです。

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