感情脳を鈍感にしてしまう精神病薬も、あんまり使いたくありません。やっぱり、トラウマ治療は、基本、あんまり薬は使わない方が良いみたい。
ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.228の、第3パラグラフから。
特許がなくなるまで、製薬会社ジョンソン・アンド・ジョンソン社は、児童精神科医の待合室のために、「レスペダル」とスタンプが押してあるレゴを配りました。貧困家庭の子ども等は、個人保険に加入している子ども等の4倍も、抗精神病薬を飲んでいます。1年間に間だけでも、テキサス州の貧困家庭向け公的医療保険(メディケイド)は9,600万ドル(おおよそ、120億円)も、10代以下の子ども等の抗精神病薬に支払っています。その中には、1才になるまでに抗精神病薬を服薬した赤ちゃんが3人いたという未確認情報もあります。発達途上にある脳に対して、抗精神病薬がどのように影響するのか?という研究は、今まで1つもありません。解離、自傷、バラバラな記憶、健忘には、こういった精神病薬は全く効きません。
感情脳を鈍感にする抗精神病薬、発達トラウマには、全く使えません。
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