エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#セラピストのお勤め  #内省のお手伝い

2017-09-18 02:08:28 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

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普天間基地の移設と、裁判官のお役所仕事とムラ社会
   自分の感じを生かしてこそ   単に「勤勉性」ですと、お役所仕事との区別が区別がつきませんでしょ。丸山眞男教授が「無責任の体系」と呼び、ハンナ・アーレン......
 

 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?

 第17章。「バラバラな自分をまとめる:決めるのは自分」です。p.288,ブランク手前のパラグラフから。

 

 

 

 

 

 つまり,ジョアン自身の中にあるいろんな資源に焦点を当てていくのであって,ジョアンが子どものころに受け取り損ねた愛情だとか,世話焼きを,して差し上げることなど,自分には到底できないことを心に刻んでいる訳ですね。一人のセラピストとして,一人の教員として,一人の魂の教師として,相手が赤ちゃんの時に埋めることができなかった,ポッカリ空いた心の穴を埋めようなんてことをすれば,見当違いの人に,検討違いの時間に,見当違いの場所で,なるという事実にぶち当たることのなりますよ。セラピーは,セラピストである私との関係じゃなくて,ジョアンとジョアンの様々な自分との関係に焦点を当てていくものですから。

 

 

 

 

 

 つまり,セラピーは,アドヴァイスや世話焼きではなくて,指導であるはずもなくて,内省のお手伝いにすぎません

 セラピストでも,これが分かってないタケノコが多い

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