エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

シェークスピアの刑に処する   国分寺市の演劇プログラム「まぜこみ」

2016-06-19 08:01:46 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 
今の日本の学校が陥っているのは、「善意の暴力」です
  子どもと関わる時には、子どもとの≪約束≫に基づく関係がとっても大事ですね。 The life cycle cpmpleted 『人生の巡り合わせ、完成版』、p48の......
 

 

 

 発達トラウマ障害(DTD)の子どもはは、自分が否定され続けた、独りぼっちの人生ですから、何よりも、肯定されることを望んでいます触れられることを望んでいます

 The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.344のブランクから。

 

 

 

 

 

シェークスピアの刑に処する

 「法廷のシェークスピア」の活動に参加した10代の若者たちにとって、自分自身の生活のまわりには、即興劇もなければ、出来上がった台本もありませんでした。彼らはみんな「札付きの犯罪者」です。ケンカ、飲酒、こそ泥、窃盗で有罪になっていますから、バークシァー郡の少年裁判所判事は、6週間、週に4日間、午後に、集中して演劇プログラムに参加するように、と判決を下してきました。

 

 

 

 

 

 少年犯罪に対して、日本ではこのようなプログラムがありませんね。ノルウェーのクリスティー教授によれば、アメリカも世界的に見れば、相当厳罰主義ですけれども、それでも、このような罪少年の教育プログラムがあるわけです。

 ただ、日本にも、知的障害の少年~青年に対して、東京の国分寺市の公民館などを借りながら、「まぜこみ」と呼ばれる演劇による、教育プログラムが、教員・福祉施設職員・学生などのボランティアによって、行われていました。

 

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