発達トラウマ障害≒愛着障害の子ども達は、とにかく、テンデバラバラですから、集団をまとめることが難しい。そこで舞台を作るのは、本当は、とっても難しいはずですね。
The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.338の、第3パラグラフから。ケヴィン・コールマンさんのお話の続きです。
「プログラムに参加した人たちがお互いに知り合っても大丈夫だという感じにしなくっちゃ。参加者たちの体が自由になれば、私はセリフ付けをします。『誰とも目を合わせるなぁ、床を見て』。ほとんどの人が思うんですよ「すごい、出来てる」と。しかし、それから、私は言います。『通り過ぎる人たちをよく見て。ただし、あなたが見ていることに気付かれないでね』。それから次は、『一瞬だけ、アイ・コンタクトをして』。そして、『アイ・コンタクトをやめ、アイ・コンタクトをして、アイ・コンタクトやめ』。それで、『アイ・コンタクトをして、そのままに…。しばらくは。その時間を長く感じるのは、その人とデートをしたくなるからか、喧嘩をしたくなるからでしょう。だから、その時間が長く感じる訳ですね」
発達トラウマ障害≒愛着障害の子どもは、アイ・コンタクトも苦手。やっぱり、自閉症の子どもみたいでしょ。身体が自由になるくらい、安心と安全に気を配る。そして、少しずつ、アイ・コンタクトに誘い込む。ゆっくりゆっくり、関係に関係してもらっていることが手に取るように分かりますでしょ。
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