エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

発達トラウマ障害(DTD)≒愛着障害は、DSMに入れても大丈夫

2016-07-03 04:42:32 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 
光を求める心
   ≪真の関係≫は、心の向き(オリエンテーション)、心の態度  今日から、第三節「≪真の関係≫で大事にする、いろんなこと」に入ります。p43最初から。......
 

 

  「発達トラウマ障害愛着障害」という診断名は、発達トラウマ障害(DTD)の子どもの幸せを実現するためにこそあることが分かりました。

 今朝も、今から7年前、311(2011)を遡って2年前、ヴァン・デ・コーク教授が、2009年に出した、発達トラウマ障害(DTD : developmental trauma disorder)をDSM-にハッキリと入れてね、という提案書(http://www.traumacenter.org/announcements/DTD_papers_Oct_09.pdf) の78日目。

  今朝は、妥当性と信頼性の章の49日目。

 

 

 

 

 

10)発達トラウマ障害(DTD)という診断が、DSMに入れるほどの正当な根拠を示すデータが、すでに出版されているか?

 何百という研究(ヴァン・デ・コーク等、2009が要約しています)が示すデータが示していることは、発達トラウマ障害(DTD)に見える症状は、何処にでもあるものですし、発達トラウマ障害(DTD)の最初の診断基準として特定可能な、発達上の不幸な対人間の色々なトラウマと結びついているものだ、ということです。

 

 

 

 

 

 発達トラウマ障害(DTD)という診断は、DSMに入れても良かったんです。その法が善かった。でも、全米の50の州とグアムなどの準州(領土)にも、トラウマ・センターが出来ていて、基本的にヴァン・デ・コーク教授の提唱する発達トラウマ障害(DTD)の治療教育に当たっています

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