消費税10%に増税。。。台風による災害。しかも二回。。。
令和元年の10月はこの国に大殺界でも訪れたんじゃないかとマジに思ってしまう寅でごわす。。。
台風により被災されました方々には心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を祈念致しております。
我々の様な趣味の域を仕事にしている業種は世の流れの風潮をモロに受け易く、、、先月と比べたら思いっきり、、、「暇」です。。。
毎月20日前後に何故か問合わせが集中するのですが、今月はとってもサイレント。。。
(笑)
部品待ちの作業途中車にあっては小休止。。。
だから、取り敢えず社用車の作業や社内研究課題に没頭。。。
すると、、、こんな事をやっちゃってたりするんです。。。(笑)
↑「コレ何❓」って方々もいらっしゃるでしょうからちょっとご紹介。
W124のV8モデルのLHコントロール車に装備されているコンピューターモジュール冷却用ファンユニットです。
エアコンBOXからエバポレーターの冷風をファンで強制的に左ハンドルの助手席側フェンダー寄りに有るコンピューターモジュールBOXまで圧送し、モジュール類の動作による発生熱を冷却させようと言うものです。。。
同じLH制御車でもモジュール冷却用ファンユニットが装着されている車種はW124のV8モデルだけで、W140等はエアコンのブロアーファンがモジュール冷却ファンを兼ねている等コンピューターモジュール類の冷却方式が異なります。。。
で、、、ウチがこのファンユニットに何をしたかって言うと。。。
↑このノーマルモーターの3000rpm程度の回転数によって冷却風量も微風程度な冷却能力じゃ気持ち程度のクーリングでモジュール類の発生熱量には到底及ばないと考え、、、
国産メーカー製の近似規格の高速モーターに目をつけ、、、ブロアーファンユニットのモーターを換装してみました。。。
すると。。。
まるで掃除機の様な吸引力を獲得し、、、確実に冷却風を吸い込む仕様に変貌致しました〜。。。(笑)
このブロアーファンユニットは通常はGMモジュール内に有る温度センサーがモジュールの温度上昇を感知し、規定温度以上になるとファンを回転させて冷風をモジュールBOXに送り込んで冷却を開始します。
でも、この「強制冷却装置」は二次的なモノなので、モジュールBOXの熱対策には劣化したモジュール類の動作発生熱の抑制措置からが基本です。
つまり、「臭い匂いは元から絶たなきゃ駄目。」では無いですが先ずはモジュール内部の電子部品の劣化による過熱や熱暴走による誤作動の原因を解消してからの二次的な対策となります。
ウチではウチにモジュール修理を依頼される毒車オーナーへのオプションメニューとしております。。。
と、、、まあ、静かな時間にこの様な事ばっかりやってる弊社の近況報告でした。。。