以前は「旧いメルセデスの電機屋」。。。現在は、、、「隙間風産業の超零細企業」の業務日報。。。

旧いメルセデスの電機屋のニッチな仕事のお話。。。http://jun3104.shop19.makeshop.jp/

W126の計器類O/H。。。実車試験編。。。

2020-02-15 22:52:00 | 日記
昨日O/H作業を完了させたW126 560SELの計器類の実車接続テスト。。。

冷間時イグニッションONで各メーターはこの指示位置。。。

水温計は40℃未満を指示していますね。。。



エンジン始動後3〜4分。。。水温計はほぼ40℃を指示しています。。。

動作状態は良好ですね。。。

次に回転計と時計の動作を確認です。。。

コールドスタートでアイドルUP。。。

アイドルも落ち着き、時計もキチンと進んでいます。。。良好です。(笑)

最後に速度計ユニット。。。

実際に接続して速度計の指針を確認。。。

オートクルーズの動作も確認。。。

トリップメーターで約900m走ってオドメーター&トリップメーターの動作も確認。

コレにてO/Hした計器類のチェックは完了。。。

先日塗装屋さんに依頼したクラスターケースの塗装が上がって来たので後は組立&仕上げ作業です。。。













W126 計器類のO/H 速度計&回転計編。。。

2020-02-15 12:35:00 | 日記
さて、前回に引き続き速度計ユニットの分解点検O/H。。。

先ずは基盤から積算計Assyを分離。。。


基盤は一年前に大修理大会を経験しているので目視点検。。。

アースの導通板をシコシコ研磨。。。



速度計&積算計ユニットを脱着。。。



トリップ&オドメーターカウント駆動用減速ギヤーを目視点検。
ヒビ、割れ、欠け等の兆候も見られず比較的綺麗な状態。

速度計コイルユニットを脱着点検の上、注油。。。





再び組立を行い、基盤と再び合体。。。





速度計ユニットを再びケースに収めて文字盤を載せる。。。

指示針をセットして完了〜。。。
指示針のセット方法はノウハウなのでナイショ。。。(笑)

次に回転計ユニットのO/H。。。

針を丁寧に抜いて文字盤を外します。。。

ほんでもって時計ユニットを分離脱着。。。

それから回転計を分解。。。

基盤上の実装部品の消耗品交換を行い、回転計コイルの点検と注油。。。

時計ユニットの基盤上の電解コンデンサーもマストで交換。。。機構部にはフリクション低減の為の特殊グリスを塗布。。。

ここいら辺もウチのノウハウ満載なので詳細は書けませんが。。。(笑)

で、、、再組立して指示針をセット。。。

時計ユニットに電流を通電して時計の動きをチェック。。。

正常に時を刻む事を確認して完了❗️

コレにて計器類のO/Hは完了です。。。(笑)

後は実車で動作確認です。。。