毎年節分前位から始まる繁茂期の波を感じている寅🐯です。。。
本日はW463のメーターの起動不良修理。。。
1996y以降の電子メーターに移行して直ぐのタイプ。。。
方式はW210の1996y〜1999yモデルとほぼ一緒。。。
このタイプは液晶部分のトラブルは少ないがメーター自体の電源起動回路のトラブルが多いね。。。
最近、このタイプのメーターを搭載したモデルが減って来たのでトラブルの問合せも減りましたけどね。。。
早速基盤の電源起動回路を中心とした検査からスタート‼️
電解コンデンサーも見るからに怪しい雰囲気バリバリで。。。
特によくパンクして電解液流出で二次災害をもたらす大きな電解コンデンサーを摘出。。。
半田ゴテを当てたら漏れた電解液の浸食で臭えこと臭えこと。。。😱
外したら電解コンデンサーの+極側のリードも崩壊して抜けましたとさ。。。😳
基盤の上は漏れた電解液でベッチョリと。。。漏れてからあまり時間が経っていないので洗浄だけで済みました。。。
コレが時間が経って基盤パターンの腐食に至って断線何てコトになると事態は最悪。。。
ど偉いオペは必須❗️下手すりゃリペア不適応な事態に陥って御臨終となります。。。
まあ、メーター起動不良の場合は即刻症状が出るのでユーザーさんも早期に修理依頼される事が多い故、あまり大事に至ったと言うケースはとっても少ないですが。。。
基盤洗浄を施して新品の電解コンデンサーに交換して再組立。。。
本日オーナー様の元へ返送です。。。
さて、お次は。。。
ガス臭くて時折ASRランプ点灯のフェールセーフに入るW124 500E君。。。
診断機の検査でフロントホイール回転センサー不良がASR点灯の原因と判明しましたが、、、
ガス臭さは完全に燃料リッチ状態ですな。。。
インジェクターのオープンタイムは冷間時スタート状態並に異常に長い状態で温間時も保持だし。。。
O2センサーも電圧値が可笑しいし、ON-OFFレシオも妙な%だし。。。
モジュールの積算値も可笑しいけれどO2センサーは絶対交換やね。。。
燃料リッチで生じた過分な生ガスでO2センサーがやっつけられとるね。。。
その他、、、点火プラグとシフトポジションスイッチ&シフトリンケージブッシュも要交換かな。。。
先ずはモジュール類の経年劣化でボケた積算状態を正常に戻してみないとですね。。。
コトにE-GASモジュールの劣化は燃料リッチを引き起こして排ガスのCOとHCを車検基準値ブッチギリの値にしてくれちゃうし。。。😱
その場凌ぎのCO絞りの術は無いのがLH制御の素敵なトコだし。。。🤣
と、まあそんな診断結果で今回はモジュール×4種全てのリペアとなりました。。。
先ずはモジュールをキチンと適正化しないと他の不調が見えないのがこのLH制御方式のイイトコなんですわ。。。(笑)
今回は現車ごとウチに入庫して貰っているので徹底的に検査したろ。。。🤣
続きはまた明日。。。
To Be Continued……