アイドリング中、走行中全く関係無しに時折エンジンブルブル症状を抱えている1993y式の320E君。。。
診断機による検査でも不調発生時には「シリンダー1番5番着火不良」だとかの故障メッセージが出て来る。。。
この車、イグニッションコイルもメインハーネスも新品である。。。
勿論、サープレッサーも点火プラグもである。。。
そうすると、、、行き着く先はHFMモジュールやね。。。
で、、、早速HFMモジュール取り外しの上で分解作業。。。
先ずは基盤目視点検。。。
イグナイターのメインアース端子の半田が割れて脱落しとった。。。
流石❗️エゴ半田。。。😓
更には。。。
イグニッションの一次側電源のON-OFFを行うパワートランジスタの基盤との接続部分の半田が腐食して割れていた。。。
よって、点火イグナイター部分はマストとして基盤接続端子の半田を全て打ち替え。。。
コレにて復活した筈。。。テストは後日。。。
To Be Continued........
この低品質の半田には困ったものですね・・・。202のパワーシートが動かなくなって原因探ったらリレーの半田クラックが原因だったこともありますので、長い間対策されてなかったのでしょうか?
この時代の毒な国の半田は国がエコに先走り過ぎて通常の半田に含まれる鉛成分などを単に取り除いた成分になっています。
鉛成分は基盤等に溶着後、半田溶着点にある程度の伸縮性を持たせてくれます。又、溶着後の溶着点の酸化も防止してくれます。
が、、、鉛成分を主にヤニとなる成分も取り除かれた毒国のこの時代のエコ半田は溶融点も一定しないし、溶着後の伸縮性は無いし、酸化は激しいしで基盤のみならず溶着点の接触不良を招く鬼門に成り下がりました。。。
対してJAPAN製の半田は「自動車規格」に則って車載の過酷な条件(高温多湿振動)をクリア出来る性能を持ち世界一の高品質を保っています。
特にJAPANメーカーの千住金属製の車載規格クリアの高性能半田は世界の電機メーカーの需要となってます。
未だにEUもUSAもJAPANの高品質半田の技術には追い付けないと言う位のJAPANの誇りの1アイテムと言えますね。。。YKKのファスナーと同じ位。。。🤗