久しぶりのブログの更新です。
今月の薬師詣では柏市の吉祥院です。四年前の二月に訪ねていますが、薬師如来の縁日ではありませんでした。
出かける前、地元の慶林寺に参拝して行きます。ときおりポツポツと雨粒が落ちてくるあいにくの天気です。
北小金から常磐緩行線に乗って三つ目、北柏で降り、柏市立高校行のバスがくるのを待ちます。
乗車十三分。大室バス停で下車。
バスを降りてから十分かけて、吉祥院に着きました。真言宗豊山派の寺院。創建年代は不詳とされています。
境内左側にある薬師堂に参拝します。
本堂です。本尊は不動明王。
今月の薬師詣では地元の慶林寺とこの吉祥院だけで終わりです。帰りもバスに乗りますが、下車した大室バス停から柏駅に向かって歩くと、お寺が二つあるので参詣して行くことにします。
野原の中を縫う径を歩いていたら、キキョウ(桔梗)の群落がありました。
やがて柏ビレジ近隣公園に差しかかりました。東急不動産が開発した一六〇〇世帯という住宅地・柏ビレジの中にある公園です。晴れていれば、さぞ気持ちがいいだろうと思えそうな空間です。
ショートカットはありそうでしたが、迷うといけないので、バスが走っている通り(千葉県道47号線)まで出ました。大洞院入口の標識が見えてきましたが、300メートル以上もある参道があるのですから、まだまだです。
参道左に墓地があり、御堂が建っていました。近づいてみると、薬師庵という札が掲げられてあったので、予期しなかった薬師如来があったのだ、と早合点したら、違っていました。
本堂前には大イチョウ(銀杏)が聳えています。5メートル32センチという幹周りは柏市内では一番太い樹になるそうです。
大洞院本堂。ここも創建年代等は不詳。本尊は阿弥陀如来。
歴住の墓所は本堂前にありました。我が宗派の寺院なので、焼香参拝。
大洞院から先ほど歩いたバス通りに出て八分。香取神社に着きました。創建年代等は不詳とされていますが、文明年間(1469年-87年)の創建という言い伝えがあります。祭神は経津主命。
香取神社のすぐ隣に長泉寺がありました。真言宗豊山派の寺院。ここも創建年代等は不詳とされています。
帰りは近くのバス停から柏駅までバスに乗りましたが、北小金駅へ着いたときには雨はかなり本降りになっていました。
例年になく雨の多い今年の梅雨です。庭の草むしりをして、このホオズキ(酸漿)を地植えにしたいのですが、傘を差して、腰を下ろして、えっちらおっちらするのも業腹なので、晴とはいわず、せめて半日以上は曇という日を待ちたいのですが、七月に入ってから今日八日までのうち、雨が降らなかったのは昨七日だけ。