今日二十七日は私の月誕生日。
本当の誕生日は七月二十七日なのですが、いつか私がこの世にお別れを告げたとき、その命日に弔ってくれる人はだれもいないので、いつのことであったか定かではないのですが、二十七日の月誕生日を自分の月命日と考え、この日には私の干支の守本尊である阿弥陀如来を本尊としてお祀りしてくださっている東漸寺にお参りすることに決めたのです。
お寺の前を走るのは旧水戸街道。いつもの年とは違って、門前にはコロナ禍による、大晦日や初詣の行事の変更を伝える看板が出ていましたが……。
境内に入ると、すでに提灯が提げられていました。
観音堂にも幔幕が張り巡らされています。
手水鉢を囲む竹も真新しい。
本堂に参拝して、阿弥陀様にこのひと月(先月の月誕生日から)無事で過ごさせていただいたことを感謝し、心ばかりのお賽銭を……。
本堂右手の墓所にある歴住の卵塔にも参拝。
鐘楼塔下には篝火の台と薪が用意されて、出番を待っています。
なぜ公民館などを訪ねるのかというと、かつてここには薬師如来を祀る東福寺という寺があったと考えられているからで、記念碑とか、もしかしたら薬師如来にまつわる何かが残されているのではないか、と考えたからです。
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