~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

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ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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星宮神社太々祭り

2009年02月23日 | 故郷便り
日曜日は、実家の方の春祭り「太々」がありました
春の「だいだい」は、小さい時から親しんでいるお祭りです。
今は、毎年参加することはなくなりましたが、
この時期になると、「そろそろだいだいだなぁ」とどこにいても思うのです。

「だいだい」(お祭りの正式名称は未だ知りませんが、みんなこう呼んでいました)は、
朝八時から「太々神楽」が上演されます。
厄落としのお祭りでもあり、舞の最後に厄払いに神楽から撒き物をします。
大変盛り上がり、大人も子どももそれを一番の楽しみにしています

何十種類もの舞は午後三時くらいまでかかります。
私も、最初から観た事はありません。
「だいだい」の日は、それぞれの家で、お餅をついたり、お赤飯を炊いたりして、近所の人々も子どもたちもたくさん集まります


神社から風に乗って聞こえてくる
「ピーピー ピーヒャラ~ トントン」と笛や太鼓が響いて風情があるのを、
のんびり聞きながら、飲んだり食べたりしながら、撒きものの時間をゆっくり待っています


撒き物は最後の「大蛇の舞」のあとです。

   

お囃子がいっそう調子をあげ、クライマックスを迎えます。
その頃には、神楽の周りを大勢の人が囲んで賑やかになります。

 「それ~」っといっせいに撒かれます。

転ばないように気をつけながら、みんな夢中です。
ちょっと怖いです。
昔は、お餅を撒くところが多くて「お餅何個ひろった?」なんて数え合いましたが、最近は、スナック菓子や、カップめんが多いです。

でも、子どもたちは大喜びです。
みんなで、見せ合いっこ。笑顔です。
やめられない、とまらないって感じ

  

それぞれのお菓子を交換し合って楽しそうです
お祭りの後は、みんなの心が近くなって和気藹々とした空気が心地良いです。
笛や太鼓の音も、懐かしの記憶にインプットされます

それにしても子どもが少なくなったように思います。
昔は、出店も並んで賑やかでしたが、ひとつもありませんでした。
少し淋しかったです。

「だいだい」も終わり、町の人の顔も明るくほっとした様子で
畑や田んぼに新しい春の風が吹きぬけたのを感じました







お正月三が日

2009年01月04日 | 故郷便り
お正月三が日は、故郷、宇都宮でゆっくり過ごしました。
体の芯からしびれるような寒いお正月を想像していましたが、
とても穏やかな暖かなお正月でした

  陽射しもまぶしかったです。

皆様も、良いお正月をお過ごしのことと思います。

今年のお節も、かまぼこ以外は全て手作りしました


私は小さい頃からお節が大好きでした。
餅つきが終わると、母が、コトコトおせちを作り始めました。
少しずつ出来上がりが机に並べられていくのを見るのもワクワクしました。

小学生の頃は、父が、新年の挨拶をした後、おめでたづくしの品を詰めた、一の重の一つ一つを説明をしてからいただきました。
「数の子は、子孫繁栄を願う縁起物、田作りは五穀豊穣を願って、黒豆は1年中、まめに働き、まめに暮らせるように、昆布巻きは喜ぶに通じて、栗きんとんは黄金色で富を得る縁起物・・・。」などと。

今は、母が、煮物や、お正月のご馳走を揃えてくれ、私がお節を担当します。
私が説明するのですが、こうしてああしてと、どれだけ丁寧に作ったかなど、ついつい説明をプラスしちゃいます。
きれいに完食してもらい「美味しい」と言ってもらえ、嬉しさは倍増でした

2日の朝からは、父はもう松の木にいました
 今年も「父in庭」の写真が多くなりそうです。

合間にお正月なので家族写真などを撮りましたが、
その場で画像をチェック。
 去年は目の前に父の手術を控えていてこんな笑顔なかったなぁ

子供たちも大勢で、世界が広がります
お姉ちゃん組は、ちっちゃい子のお世話姿もかわいいです。
 「お雑煮おいしい?」「んまい!」

輪になって腕相撲。
 女の子パワーに圧倒されちゃうよ~~。

かけがえのないこども時代。
安心して遊び、学び、ゆっくり成長していくのを温かく見守るのが私たち大人にできること。
守らなきゃと強く思う一コマでもあります
笑顔と一緒に嬉しくはしゃぐ声は一番よい響きに聞えます。

こうして、みーんなが集まるお正月を迎えられるのは本当に幸せなことです

父から、祖父が亡くなるまで何十年も法華経の解読に取り組んでいた話(比叡山からもその功績を認められ、なにやら偉い名をつけていただいたそうです)や、父の修行僧時代の話を聞いたりしました。
こうして、父の隣に座り、時々そんな話をゆっくり聞くのが好きです。
自分につながっている想いが伝わってくるように思うのです。
父から思いもかけず、語りへの応援メッセージをもらいました。
「自分の想いを素直に感じて、素直に考え素直に語ること。飾らず、誰の真似もせず、自分の語りをすること。」

難しいけれどもそれしかないと思えることばでした。
私の想う、心と心をつなぐおはなしの世界。
お話し会という奇跡のような出会いを大切に、ひとつひとつ真心をもって語っていきたいです。

さて、三が日最終日は三日とろろで締めくくり。
父が作った山芋を、父が洗い皮をむき、母がかき、出汁で味付けしてくれました。

 これを食べて、いざ仕事始め!

2009年、世の中は混沌としています。
忙しくて、ややこしくて、「お話なんて聞いてられない!現実は甘くないのよ」と思う人たちもたくさんいると思います。

でも、人の愛がいっぱい詰まった物語は、心が潤うエッセンスであることは間違いないです。
「フフッ」っと小さく笑ってもらえるそんな時間を一瞬でも届けたいです。
心は、きっとそれ以上に喜んでいると信じています。

お話し会で元気にお会いしましょう。待っています


いざ、もちつき!②

2008年12月29日 | 故郷便り
28日、今年の餅つきは朝から快晴でも、風が強~い。

餅つきの始めは、まず、紅白幕を張るところからです

  もち米を蒸しあげたら準備完了です。

餅つきは、分業かつ流れ作業で順序良くやらなければなりません。
火担当、蒸し担当、つき担当、こね取り担当、成型担当・・・。
みんな、父の指示で動きます。
去年は、父が病気で餅つきができませんでした。
父がいないと何も行事ごとはできなくなってしまいます。

でも、今年の餅つきは、今までとはちょっと違ってました。
みんなが、父から手順や見極めを学びとろうという気構えがあるようでした。
私も、然り。

餅つきというのは、この辺りの田舎では、受け継がなくてはいけない行事で、お祝い事やお祭りには欠かせない大切なものなのです。
家族が力を合わせる行事のひとつです

妹たちから、「お姉ちゃんはこね取りできるようにならなきゃ。長女なんだから」・・・
きれいなお餅ををつくのに重大な、しかも、かなり重労働の任務をいいつかりました
こね取りって本当に難しいのです。
お餅が熱いうちにベストな状態でつきあがるのに、工夫が必要です。
今回も何度かやってみましたが、やはり、父にバトンタッチになります。
父から丸をもらえるこね取りは、まだまだ先のようです・・・。

  餅の弾力にまけてしまうのです 中腰もつっつっ辛い

  のし餅は均一に伸ばすのが難しいです。
どんどん冷めてしまうのでスピーディにしなければばりません。 

 お供え用。きれいに作ってね。おしゃべりしすぎ

  途中のお楽しみ。

つきたてお餅は飛び上がるほど美味しい
あんころもち、大根おろしもち、きなこもち、納豆もち。あっという間にペロリ。
 
午前中四臼、午後四臼合計八臼。
これで、お正月が迎えられます~~

寒い中、楽しかったけど、やっぱり大変で、最後の三本締めで結ぶ時は、もう暗くなっちゃいました
火加減が悪くて、蒸かしのタイミングが合わず、一臼一臼のインターバルが長くなり、時間がかかってしまいました。
でも、火を囲みながら、父母と姉妹たちと今年を振り返る色々な話ができ、こうして、みんなで餅つきができるのは、やはり健康だからと、日頃の心得のやはり父の話が説得力がありました。
私も来年の目標に、今更ながらも、『健康第一。早寝早起き、腹八分目』をしっかり掲げたいと思います。

さあ、次はおせち作りです。
でも、その前にまだまだ大掃除。
窓拭きも床拭きに、ピカピカぞうきんというのを先ほど買ってきましたが、
本当にピカピカになるのかな?

皆さんも今頃は大掃除真っ只中でしょうか?
寒いですから、風邪などひかないようにほどほどにしてくださいね

おまけ。

 悔しいけど重すぎる~~ 

腰が入ってないぞ~~と掛け声が。

腕が筋肉痛です。まさか、四十肩まさかまさか。
窓拭きに支障が





いざ、もちつき!①

2008年12月28日 | 故郷便り
田舎の年越しの準備は力仕事の連続です
しかも、寒ーい北風吹く中を、ほぼ一日中外、冷たい水を使いながらの作業ばかりです
手は、感覚がなくなるほど冷たくなり、膨れ上がってしまいます。
コートもマフラーも帽子も外せなくて、もこもこ状態です。
もっともっと寒い北国の方には、なんのなんのそれしきと言われそうですが、
栃木の冬は関東の中ではピカイチ寒いのです

さて、メインイベントの「餅つき」。
今年は28日、数は8臼つきます
毎度のことですが、お正月のお供え用、のしもち、豆餅、のり餅、それらを実家と姉妹分、お世話になった方への配布分。
1臼は、三升なので、なんと、24升分です
この、もち米とぎがなんといっても大変です。
前日に三姉妹が集まり、担当ですが・・・。
8臼分かぁ・・・

でもでも、やるしかない

 一回三升ずつ。姉妹技!二人とぎ。

しっかりとがないと、美味しいお餅にならないので責任重大。
大事なのはほんと気合です
最後はもう腕が腕が腕が・・・折れそ~~でした

冷たい水が手につきささるようで、体もしびれるほど寒いと思っているところへ、
父が畑の倉庫から薪ストーブを持ってきてくれ、火を入れてくれました
足の先が凍りそうで、ガチガチ震えてくると、時々火に当たりに行きます。
手がじんじんとなり、かえって痛さもひびいてくるようでしたが、顔がほっこりなるのでやっぱり火があると嬉しいです
ゆらゆら燃える炎の色に、火ってありがたいなぁとしみじみと思いました。

母は、ここで炊き出しのけんちん汁を作ってくれていて、いい匂いやぐつぐつ煮ている音にも励まされてがんばりました!

準備OK!

 水に一晩ひたして明日へつづく・・・。


ふるさとの

2008年11月24日 | 故郷便り
  「ふるさとの山に向ひて 言ふことなし
        ふるさとの山はありがたきかな」  石川 啄木

澄み切った青空が続きました。
連休なので、土曜日から宇都宮に帰ってきました。

久しぶりに畑へ行きました。
向こうに男体山が見えます。
空気が澄んでいて、山々が見え、お日様を真っ直ぐ受ける畑に立つと、
ここが、私の故郷なんだなぁと、黒い土を踏みしめながらしみじみ思います。

父は、毎日畑に出て、野菜を作っています。(趣味の域はとうに超えています)
今日は、ずっと、薪割りをしています。
腰をかがめて、山のような角棒を長さを揃えて、几帳面に切っています。
父の仕事はいつもながら、とても丁寧です。

知らぬ間に、畑に小屋ができていました。
道具置きと休憩所ですね。
もちろん父が作ったものです。
感心すると同時に、また一つ父の基地が誕生したかという笑みがでます。
作業に必要な全てを形作る父を見ていると、じっくりと良い仕事ができるための父の仕事の流儀のようなものが見えてきます。

 小屋のストーブで焼き芋を作ってくれました

  ひろーびろとした畑の真ん中で焼きいも食べるのおいしいね


おやつに食べようと、庭で柿もぎをしました。
もう随分もいだそうですが、たわわに実っています。よく鳥に食べられなかったなぁ。
父曰く「今年は成りすぎ」なんですって。

  大好物の柿。たくさんいただいちゃいました。
枝をわざとつけてもらって・・・玄関にか~ざろう

また、また、トランクいっぱいに野菜をう~んといただいてしまいました。
23日は、「勤労感謝の日」でしたが、本当に父に感謝です。
毎日の、畑仕事は、本当に大変です。
私は、無駄にしないように、美味しく料理し、しっかり食べ、栄養を充分蓄えて、みんなに元気な良いおはなし会をしてかえさなくてはいけません。

そうそう、畑にまた、かわいい新芽がでていました

スナップえんどうと  こちらはそらまめです。  

父の畑は、次から次へと命の素が湧いてきます。
家族への愛がなければできません。
感謝です。

手術からまもなく1年。
驚異的な回復を見せる父がいます。

静かに平和にこの年をしめくくりたい。
願いと祈りをこめて。

母の味

2008年10月13日 | 故郷便り
連休に新米をいただきに宇都宮の実家に帰りました。
三姉妹がまた久しぶりに集まりました。

母は、大抵台所で、「あら、お帰り」と前掛け姿で迎えてくれます。
そして、姉妹が揃うと、最初のことばはいつも、「さあ、今日の夕飯何にしようねぇ」です。
私たちは、決まって「何でもいい。お母さんの味で、いつもの感じ」といいます。
すると母は、「あるもんでいいね。みんなで食べれば美味しいから。じゃ、ちょっと畑で菜っ葉とねぎとって来るわ」
「あ、ごはんの時ね、美味しいの作ったのがあるのよ~~。」と何かひとつ、後のお楽しみを残して、かごを持って畑に行きます。

私たちはというと、子どもの頃のように、母が「典ちゃん、夕ちゃん、有希ちゃん、はい、お膳にもってって」といわれるのを待ちながら、母の動きを邪魔しないように横にいたり、背中を見ながら始終母に話しかけてます。
手伝うのは、精々野菜の皮むきくらいです。
母流、目分量の味付けに感心しながらちょこちょこ味見役をしながら待ってます。

田舎の献立は、テーブルいっぱいに何皿もの季節の料理が並びます。
季節の魚の煮付けや、野菜の煮物、里芋たっぷりのけんちん汁、ほうれん草のお浸し、ぬか漬け、塩漬け。
大根の間引き菜とさんまの煮浸しはとっても美味しかったです。
母の言っていた極上ごはんの友、「唐辛子味噌」には感激!

夜、おふろの後に、姉妹でおしゃべりしていると、
「これ、美味しいよ」と母が、梅酒ロックを持ってきてくれました。
姉妹トークをしている間中、台所から良い香りが漂ってました。
「明日の朝、お稲荷さん作るね、ごはん美味しいからね。」と、油揚げを煮てくれていたのです。
母のお稲荷さんは大好物です。油揚げの甘さ加減も酢飯の酢加減も母の味。

朝、母と一緒に作りました。
 人数が多いのでたくさんです。

お土産に野菜や、母ご自慢の唐辛子味噌をいただいたので、夕食は常夜鍋。
 

味噌を使って、ちょっと豚肉ともやし炒めを作ってみたところがとってもグッドです。


最後に白いご飯にちょっと味噌をのせていただきました。
 美味しくてほっほっと笑ってしまいます。
これは、ぜひ伝授してもらわなければ!

実家に帰ると、ご飯作りだけは母に完全に甘えてしまいます。
母の味は、私を育んでくれた美味しい味。
何時でも思い出せるけれど、決して同じようには作れません。
母の料理が一番好きです。

朝から

2008年09月22日 | 故郷便り
一生懸命お墓掃除をしました。
ほうき、バケツ、雑巾、スポンジ、歯ブラシを使って、「よーし磨くぞ!」
という気持ち。
真上の桑の木からはらはら、はらはらと桑の葉が落ちてきます。
水垢やうっすらと苔は、ブラシで根気良く落とし、文字の彫ってあるところも、今日は念入りにしました。

お墓というと、なんとなく怖いような、暗いような気がしますが、ここは、私が慣れているところで、景色も良いし、なかなか気分は清々しいのです。
というのも、祖父が50年以上住職をしていた宝林寺(現在は同い年の従兄弟が住職)の境内なのであります。

父が滋賀の祖父の墓をこちらに移したので、両方の祖父のお墓参りが一遍にできてしまうのです。

お寺の栗の木が見えます。ここの栗は小粒でとっても甘いのです。
掃除も終わりの頃は、「栗がいっぱいだ。栗拾いして帰ろ」と楽しいことを考えていました

ここからの田んぼの景色はずっと変わりません。
 もうすぐ新米ができます。栃木米は美味しいですよ!


姿川です。
 この土手でよく本を読んでいました。

雨もなんとかもち、よかった。
久しぶりお墓掃除。とてもいい気持ちになりました
実家の庭に咲いていた赤紫、白、黄色の菊をいっぱい供えました。
きれい、きれい

ご先祖様は大事です。
やっぱり、お寺の孫かな~~。

お彼岸で

2008年09月21日 | 故郷便り
お墓参りするため、宇都宮に来ています。
明日、日曜日の朝にお参りしようと思います。

「仏様を大事にすること。」は小さい時からの父のことば。
帰ってくると、真っ先に仏壇に手を合わせます。
しないと父に怒られるから・・・昔は。
今は、やっぱりしないと落ち着きません。

小さい時は、ただ手を合わせていただけのように思いますが、今は、手を合わせると、自分まで繋がってきた命の尊さを感謝したりします。
そういう気持ちは、自然に生まれてきました。
年のせいかな。

「心を美しくしなさい。すべてのことに感謝しなさい。」
祖父の言葉です。
心には留めているのですが、なかなか・・・・・。

毎日、いろいろな感情が起こります。
嬉しい事、楽しい事、反対に悲しい事、憂鬱な事もあります。
でも、今日一日生かされている事には本当に感謝します。
命があれば、明日がありますものね。
明日があれば希望があります。
人の優しさに触れる事があるかもしれない。
人に優しくしてあげる事があるかもしれない。

明日は、母と一緒におはぎを作ります。

でも、大変もう、丑三つ時
帰る初日はいつも、母といろーんな話をして、ついつい長風呂になってしまいます。
まず、小豆を煮ないといけないので早起きしなくちゃいけません。
起きられるかな。

おやすみなさーい。

みんな笑顔

2008年09月08日 | 故郷便り
父の誕生会は、
前回大好評だった、火鉢で鮎焼きをしながらのガーデンパーティ

 みんなで、クッキーにデコペンで模様を書き、いよいよ飾りつけです。

 大きなケーキ完成!みんなでデコレーションしました 

 「ハッピーバースデーじいちゃん!」

 さるすべりの木にみんなで登って記念撮影。

父が「折れない!絶対大丈夫」と言っても、見ている方は、折れやしないかと冷や冷やでした


みんな笑顔。
父がとても嬉しそうで、そんな顔を見ているのが今は、一番安堵感を覚えます。
幸せの時間は、心が無邪気になった時、ふいにやってくるものです。
誕生を祝う、この、父の命が輝く日、子どもたちの笑顔いっぱいの中で祝える喜びが、父を笑顔にさせています。
とても無邪気な笑顔に・・・。
人の笑顔は光ですね。まっすぐ、私の心を貫き、力を与えてくれます。
人は誰でも、光の矢を放ち、また受けることができるもの。
それは、真に救われます。


おまけのなす!
 母ご自慢のなすの塩漬けです。

父が「丸ごと食べるのが美味いぞ」というのでお上品な食べ方ではないですが、
丸ごといただきました!

よーく漬かっていて、歯ごたえもお味も最高でした


食・食・食!

2008年08月18日 | 故郷便り
父が「子供たちが喜ぶから、流しそうめんやろう!」と。
せっせとそうめん台をこしらえてくれました。

長い竹をつなげて、水を流し、いざ

 大喜びの子ども達  子どもたちにまじって、大人が、はしゃいでしまった・・・。

それから、父の釣った鮎を串に刺して焼いてくれました。
 わぁっ。やまめもいる~~。

 これまたすっごく美味しい


こんなわけで、実家では、毎日大いに食べました。
母と、おはぎを作ったり、ご飯は毎回山盛り。
体がずしっと重くなってるのがわかります。

怖いなぁ・・・


帰りにお土産の梅干しを(父作)たくさんもらいました。
自信作だそうです。
梅干しは体にいいですからね。
ひとつひとつ味わって食べたいと思います。

母のさよならは、「今度来る時は、柿がおいしいわ。」でした。
私の顔みたら、食べることばかり。
そう、昔っから・・・。

父の庭

2008年08月18日 | 故郷便り
お盆中実家には、姉妹とその家族が徐々に集まり、チビッコたちもいっぱいで賑やかになりました。

「ただいま」と帰ると、やはり父は、汗でぐっしょりになりながら、門脇の植樹作業をしていました。
ショベルカーを自由自在に操って石の移動中。
それはもう、驚いてしまいますが、こんな大仕事をたった一人で黙々としている姿には本当に感心してしまいます。

父の庭は、父の心を映し出しています。石と苔の庭です。どこから見ても落ち着くものです。

少し父の庭を紹介したいと思います。
  

庭のシンボル台杉。
 これは、私の成長をずっと見守ってくれているこの庭で一番古い樹です。

大きなさるすべり。
 薄桃色の花がほわっふさっと風に揺れます。

御影石の敷石。
 玉竜との絵が美しい。

杉苔が貼られています。
 四十雀の親子が時折遊びにきます。

玄関からの眺め。
 石は勘だけを頼りに置いていったそうです。一石入魂!?

父が、「朝、庭に水を撒いている時が一番幸せだな」としみじみ申しておりました。
庭のところどころに鉄砲百合が植えてあります。蕾がふっくらしていました。
「もう少しすると花が開いて、緑の中に白くぽっと浮かびあがって、それがなんともきれいなんだよなぁ」と目を細めて話していました。

私も時折、この庭を縁側から静かに眺めました。
父の静かな心を感じました。

この庭の完成はまだまだずっと先。
父の歴史と同じだけ息吹を与え続けられていくはずです。


おまけ

見上げてみたら軒下にとっくり蜂の巣。
 これはすばらしい芸術品


お盆は、本当に暑かった。

2007年08月20日 | 故郷便り

ものすごく暑かったですね。お盆は。
私は、栃木におりました。よーく遊びました。子どものようにはしゃぎました。

「やな」ご存知ですか?那珂川のやなに”あゆ”食べにいきました。炉端で串刺しあゆの塩焼きです。
1人前4尾。ペロッとたいらげました。

川遊び楽しいですね。でも、流されないように注意です。くれぐれも。

次の日は、キャンプにバーべキュー。花火大会です。
飯盒炊飯でご飯炊きました。炭火で上手に炊けました。
次の日の朝、残しておいた絶妙な加減のおこげをおにぎりにしてパクッ。
おいしくてあごが落ちそう(チビッコたちの名セリフ)でした。

その次の日は、黒川のふれあいプール。
スライダー、流れるプール。暑い日は水遊びにかぎる!
猛烈な暑さの中、思いっきり遊びましたが、もう汗が吹き出して流れて、こんなに汗をかいたことは、今まで生きてきて最高レベル。3日連続でかき氷食べてしまいました。レモン味おすすめです。

暑くても、食欲はまったく落ちませんでした。
とれたての野菜のおいしいこと

では、私の母レシピ、夏のおすすめお汁

 みょうがの卵とじ

1、煮干だしとしょうゆで濃い目に汁をつくる。
2、汁を沸騰させたところに、みょうが(たてに4等分)をたっぷりといれ,ひと煮たちさ せる。
3、溶き卵をいれて、3秒待つ。ふわっとしたら、菜ばしで、軽くひと混ぜしてできあがり。
*分量はお好みで。お子様用に少しみりんをいれてもおいしいです。

みょうが大好きです。
「夏の汗 おいしくさせる みょうが汁」  愛依