~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

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ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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★7月21日(日)15時開演 愛依の風クラシックお話コンサート♪『アラベスク~魅惑の冒険物語』立川チャボヒバホール★nonowa国立ペーパーウォール「やえちゃんのたのしいよみきかせ」7月28日(日)11:00~(参加無料)★わらべうたの会『わらべの会』第1金曜日家庭支援センターひかり11:15~・第2木曜日恋ヶ窪市民プール11:00*無料どの地域からも参加できます。★愛依の風・たのしい語り塾新規開講!毎月月木金4~6日。★2018年、おはなし会・保育士研修・わらべうた・絵本・素話講座、ご依頼お待ちしております。 全国どこへでも参ります!プログラムや形式などお気軽にご相談ください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

大晦日です。

2009年12月31日 | 日々徒然
風の強い、さむ~い大晦日ですね。

大晦日のお月様。

今年は、お節作りがぎりぎり状態です。
今、一生懸命作っております。

そんなわけで、大掃除もどこへやら。
窓拭きは、全部、娘たちにお願いしました。
私は、ひたすらお料理です。

子供たちは、やっぱり風の子。
どうかな?と覗くと、二人ともこんな落書きみたいなものして大喜び。

   マイケル大好きで、今日はずっと鼻歌歌ってます


2009年、振り返ると、たくさんの子供たちと笑顔いっぱいの年でした。
世界中の子供たちに幸福な時が訪れることを心から願っています。

皆さま、良いお年をお迎えくださいね


2009年語り納め

2009年12月29日 | 日々徒然
今年最後の語りの会は、名栗の里の「山雀亭」にて。
山々に囲まれ、目の前には名栗川、ふっくらとした畑。
静かな山里での語りの会です。
俳人石田郷子さんの俳句の会の皆さんと名栗在住のアーティストの方が集いました。

 全てが手作り。どこもかしこも愛情たっぷりの佇まいです。

夕方5時スタート。星と月がちかちかしていました。

 月宵ひとり語りの時。

空気は澄んで、大きく深呼吸してから山雀亭に入りました。
部屋の中は、じーんとほこほこ暖かいのです。
赤々と炎がゆらぐ、薪ストーブが家中暖めています。

    

木の香と温もりの伝わる、アンティークな雰囲気の中で、素敵な気持ちで語りました。

今日のプログラムは、山里に伝わる民話。
*『大工と鬼六』
*『狐の恩返し』
*『べっかんこ鬼』

部屋の中は静寂で、そして、外の音も静寂で、今年一番の静寂の時の中で心を込めて語りました。

「『べっかんこ鬼』の笹笛の音がとても印象的で、心に残っています。」
と、皆さんの感想をいただき、このお話の切ない純情が伝わったかなと嬉しかったです。

さすがに、今年最後ということで、精神も集中したので、語り終わると心から一年分のほっとしました。


語りの後は、山雀亭忘年会に仲間入りです

 

俳句の会の方々は、朝からお餅つきということで、やわらかい丸餅を囲炉裏で焼いていただきほっぺたが落ちそうになり、掘りたて大根が格別美味しいおでん、青梅の「木の葉」さんのフランスパン、有名な源作印ワインに、チーズ。
忘れられない楽しいひと時になりました

そして、素晴らしいプレゼント
ありがとうございます。
語る時に、セットのように、赤いろうそくを灯した燭台が置いてあり、ずっと、素敵だなあ嬉しいわぁと思っていたのです。
おはなし会に参加してくださった彫塑家の方が、この日の為に作ってくださった燭台だと聞いて感激していたのですが、
私にも同じものを作ってくださっていたのです

 ろうそくがなかったのですが・・・。素敵

今年最後の語りの会は、大好きな、一番心落ち着く山里でのおはなし会で、とても幸せです。
ありがとうございました。


2009年も本当に、様々な土地、所で語ることが出来ました。
たくさんの出会いがありました。
思い出すと、幾重にも、皆さんの笑顔が甦ってきます。

大好きなおはなしでも、泣いたり、挫けたり、笑ったり、喜んだり、色々ありました。
お話を語るということを通して、たくさんの出会い、そして、素敵なことをたくさん発見できました。
健康で元気に語れたことが一番良かったです。
感謝いたします。

2009年、しっかり語り納めができました。
お話を楽しみに聴きにきてくださった皆様ありがとうございました。
愛依の風の活動を応援してくださった皆様本当にありがとうございます。
2010年、また、元気にお話し会でお会いしましょう

やえ



年越し準備

2009年12月27日 | 日々徒然
スーパーへ行くと、クリスマスが散って、あっという間に年越し風に様変わり。
お正月の品々が、ざばーって並んでいます。

焦りますぅ・・・

お節作りの日程を決めないと、
大掃除もしないと、
あれもしなきゃ、これもしなきゃ。
わんさわんさと溢れてきます。

そして、語りの練習も!!

皆様も、年末、大忙しですよね。
子供の頃のように♪「もう、いくつねると お正月~」なんては言ってられませんが、
今年最後の日々を、惜しむようにじっくり大事に過ごしたい気持ちでいっぱいです。

明日は、忘年会で、久しぶりにお酒を飲みます
今年を振り返りながら、わいわい語り合いたいです

皆様、年末、疲れすぎないように、お気をつけくださいね





生きがいセンターひかりおはなし会 Vol.20

2009年12月25日 | おはなし会・語りの会
「メリークリスマス!」も、もう最後ですね。
あっという間に、月日は過ぎますね。
早すぎる・・・。

センターの方からクリスマスプレゼントをいただきました。
ありがとうございます

 センターの職員の方手作りのコサージュです

生きがいセンターの皆さんも今日が今年最後の締めくくり。
「きよしこの夜」はばっちり歌えます!とのこと、ソプラノとアルトに分かれて、1回できれいに歌えました

そして、私の会でお馴染みの、わらべうた「でんでらりゅうば」と「数え歌・たいのこたいのこ」をゆっくり手をつけ歌をつけました。
これで、定期のお話し会の皆さん全員に広めちゃいました。
来年からは、スピードアップ!
益々元気になりますね

今日のおはなしは、クリスマスでしたが、この会の皆さんには、民話で締めくくりました。
『こだぬきのおんがえし』、さねとうあきら作創作民話『べっかんこおに』
さねとうさんの民話は、人情味いっぱいで、どこか切なくて、泣けちゃうのです。
以前おはなしした『おこんじょうるり』も、皆さんとても好きだと言っていたので、今年最後は、約30分の長めのお話ですが、『べっかんこおに』にしました。

実は、私のレパートリーは鬼の話が多いのです。
山里のお話が好きなこともありますが、小さい頃、浜田広助さんの『泣いた赤鬼』
を読んで以来、「鬼は、怖いけれど、優しい鬼もいるんだなぁ」という気持ちが、
心に宿ってしまったのです。
そして、ひとりぼっちの鬼はかわいそう。鬼の切なさ、痛いなぁ・・・。
と、いつの間にか、鬼の話を多く語るようになりました。

民話の中には、人と動物などの、異類間の情愛が描かれるものが多いですが、そこに切なくなるほどの純粋性を見るのは、私たちが、一番大切にしなくてはいけない人に生れて持つ温かな感情、人と人は思いやりで繋がるもの、ということを根っこに伝えられているからだと思います。

「思いやり」
大切な気持ちなのに、どこかに置き忘れてつっぱしてしまうことが多いです。
助けてもらった人に、本当の心が伝わらない、そんな時があります。
大切な人への感謝の気持ちが、かえって空回りなんてこともしばしばありました。
学ばなくちゃいけないことがたくさんあります。


残すお話会もあと1回。28日の名栗の山里でのお話会。
大事な想いをいっぱい込めて、愛のある語りがしたいです。


たくさんのクリスマスカード、クリスマスメールとても嬉しいです。
ありがとうございました。大切に受けとめました
今年も本当にあとわずかです。
寒いですから、体調崩されないようにお気を付けくださいね。
また、お会いできますのを楽しみにしております。

やえ

もみの木クリスマスケーキ

2009年12月25日 | 日々徒然
イブはおうちでクリスマスパーティ

今年のクリスマスケーキは、工作風。
天板で焼いたスポンジを星の形にくり抜いて、段々重ねにしました。

もみの木クリスマスケーキです。

そして、今日のメインはこれです
娘たちのリクエストでチョコレートフォンデュ。
CMで見て、すごくおいしそうで、どうしても食べたい!とのことでした。

あま~いけど、やっぱりチョコがけは美味しい


今年のローストチキンは、大振りの骨付きもも肉にしました。
みんな1本ずつ。
下の娘も、よく食べるようになったし、
姉の方は、私の倍!?くらい食べちゃいますし・・・

じっくり漬け込んで、250℃のオーブンで20分ほど焼くと、ベストな焼き加減。
お醤油ベースのつけだれで焦げやすいので、途中で、ホイルを被せて焼きますが、少々の焦げは、かえって美味しいですね。
と、ちょっと食べすぎました


さて、ここ連続して、午前中はおはなし会。
いよいよ25日ジャストの生きがいセンターで、クリスマスのお話も最後です。
喉が、ちょっとがさがさしてきましたが、クリスマスはまた、一段と、お話を届けたい気持ちがつのります。

クリスマスも最後だから、生きがいセンターの皆さんは歌が大好きですし、
クリスマスソングもいっぱい歌っちゃいましょうね


ランランラン ランランラン

クリスマスイブ

2009年12月24日 | 日々徒然
日付が変わって24日になりました。
クリスマスイブですね

誰かに、クリスマスプレゼントは買いましたか?
それとも作りましたか?

皆さんの心のこもった贈り物はなんでしょうね。
私もこの休日は、あちらこちらへ、クリスマスプレゼントを探しにお出かけでした


プレゼントしたい。
喜んでくれるかな どうかな?

大きいものがいいかな
小さいものがいいかな?

きらきらしてるものがいいかな
ふわふわしてるものがいいかな?

ずっと残るものがいいかな? 
すっと、溶けてなくなっちゃうものがいいかな?

迷っちゃうな
?がいっぱい

でも、見つけたい
私からの、スペシャルなもの

そんな想いで巡っていました。

大好きな人、大切な人に
贈り物を選ぶ時間はばら色の時間でした(デラと同じ気持ち・・・)。
(デラって?の人、私の語っている『賢者の贈りもの』読んでくださいね
わくわく嬉しい時間

素敵なクリスマスイブを過ごしてくださいね
ハートを温かくして、優しい時間を過ごしてください

メリークリスマス!





クリスマス週

2009年12月22日 | 日々徒然
国立のツリー 

寒い日が続いております。
夜のお散歩には、厳しい寒さですね。

クリスマスへのロマンティクな気持ちは、どこか遠くに行ってしまってるけれど、
明日から、クリスマスツアー。
あちこちの幼稚園、小学校、施設を巡るクリスマス訪問です!

大人の会では、『賢者の贈りもの』『すずの兵隊』『美女と野獣』
子ども達の会では『くるみわり人形』『こびとのくつや』『ヘンゼルとグレーテル』を語ります。

クリスマスは愛と喜びを分かちあう日。
私からの贈り物は、昔からずっと愛されている物語です。
ピアノやリコーダと共に、今年のクリスマスバージョンでお送りします
楽しみに待っていてくださいね


『メリークリスマス!』

愛してるものをたくさん言ってみる
言い始めたら限がない
私の心にある、愛しているものは
記憶にないものもいっぱいあるもの

たくさんの愛を受け継ぎ
つないできたこの命に宿るものは
ひとこと言葉で現せば
それは、千の命よりもっとたくさん
私まで、途絶えなかった命の
なんと大事に守られたことか

自分が在る事、これは奇跡。
時は止まらずに
今日の今日まで、この命の奇跡は続いている

クリスマス。
待つ間は愛するものを想い
到来の日は、愛を伝えよう
愛しいものを大切に思うことは、
命の歴史を大切にすること

愛しいものをたくさん見つけよう
たくさんの命の分だけ想いがあるから
想いがあふれるはずだから
素直に愛を見つけよう

クリスマスはプレゼントの日
みんなが「愛」の日

あなたのために「メリークリスマス!」


2009.12.22 by 典子










家庭支援センタークリスマス会

2009年12月19日 | おはなし会・語りの会
今年8回目の、家庭支援センターのクリスマス会は、100組以上の親子が集って、大変賑やかになりました
午後は、小学生もたくさん参加してくれ、クリスマスソングの歌声の大きさが倍増でした

ハンドベル♪「もろびとこぞりて」でスタート
ダンスは、『サンタが街にやってくる』『ウィー・ウィッシュ・ユー・アーメリークリスマス『赤鼻のトナカイ』『あわてんぼうのサンタクロース』『ジングルベル』

そして、大型絵本!

『みんなで一緒にハッピークリスマス!』

  



最後は、サンタさんがプレゼントしてくれたカスタネットで、みんなでジングルベル

赤ちゃんから中学生、そして、お父さん、お母さん、おばあちゃんみ~んな笑顔で楽しいクリスマス会になりました。

センターの皆さん、飾りつけや、マット、細かな設営、愛情いっぱいのご協力ありがとうございました。


みなさんは、どんなクリスマスを過ごされるのでしょうか?



良いクリスマスを迎えてくださいね


蔵前幼稚園でおはなし会

2009年12月17日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
蔵前駅からすぐのところ、創立90周年!!を迎えた蔵前幼稚園でおはなし会をしてきました。

  

一学年は約80人。年少さんから年長さんまでだと240人くらいですね。
最初は、全学年がホールで待っていてくれました

まずは、はじめましてのご挨拶。
インフルエンザの子は、ひとりもなし!みんなとっても元気でした
全学年一緒の最初の語りはもちろん『おだんごぱん』

お話しの歌に合わせて、すばらしい手拍子kaeru_en3/}
みんなとってもリズム感がいいのにびっくり
ホールを見回すと、大小たくさんのたいこ、マリンバ、鉄琴、木琴が並んでいて、日頃から、音楽をいっぱい楽しんでいる幼稚園なのがよ~くわかりました。
初めての『おだんごぱん』でびしっと、手拍子も、手振りも出来たのは、初めてでした
嬉しさいっぱい、そして、感激でした

その後は、年少さんから学年ごとに分かれて、それぞれのプログラムで30分ずつのお話し会でした。

語り:『おだんごぱん』『小さな赤いセーター』
絵本:『せんろはつづく』『たまごにいちゃん』『てぶくろ』『くりすますのおくりもの』『三びきのくま』『大工と鬼六』『つきよのくじら』『モチモチの木』
わらべうた、歌遊び:「でんでらりゅうば」「線路はつづくよ」「まつぼっくり」

今までたくさんの幼稚園でおはなししてきましたが、今日は、はじめての嬉しい言葉がありました。
絵本を読んだ後に、「もう1回最初から読んで」はありますが、
私が終りの歌を歌って、ご挨拶をすると、何人かの子ども達の「もう1回はじめからやって!!」
と、言葉が飛んできました
そして、ハイタッチ
みんな楽しそうです。笑顔がいっぱいでした

みんなにクリスマスプレゼントができました
楽しいクリスマス過ごしてくださいね。
また、いつかみんなに会えるのを楽しみにしています


講演会「りぷりんと・中央区 定例会」

2009年12月15日 | 講座・研修会(保育士研修等)
今日は、子供たちへの読み聞かせを中心にボランティア活動されている、今年5年目を迎えられた会員数50名ほどのシニアの会「りぷりんと・中央区」の毎月の定例会講演会でお話しさせて頂きました。

会場は、人形町駅近くの日本橋図書館ホール。10:00~11:15。

    

師走の人形町の街並みは、クリスマスの賑わしさより、すっきりと、新年の準備がすすめられていました。

日本橋図書館は、以前、絵本講座をさせていただいたホールでしたので、会場に入ると、懐かしい心地がしました。
明るくてよく声も響いて、雰囲気良い会場です。

さて、リプリントの皆さんには、とても感心することばかりでした。
まずは、読み聞かせのための、勉強会や反省会を含め、約8項目ほど議題をのせたしっかりレジュメを作成して毎月定例会を開いているパワーは素晴らしいの一言です。
毎月、特別講師を招いて、講演会を開くということは、本当にすごいことだと思います。
子供たちとよい絵本との架け橋になろうとする情熱がどの方からも強く伝わるのは、その若々しい目の力かもしれません。
誰もが、元気で積極的に参加していました。

最初の声のためのエクササイズも、発声も、一人ひとりの声がきちんと聞こえてくるような元気さがあり、会場が、一気に活気付きました。
「ここは、本当に元気な会だわ~」と何度も頷いていたのですが、それが一番大事なことですね。

前半にお話したことで、一番メインなことは、「素直に想いのまま自然に語る」ということです。
自分の愛読書(絵本)から、絵本への想いを再確認し、大好きな理由の要素を挙げ
その感性を楽しみながら、自然な姿で語ること。
絵本の読み方も、選び方も、心をこめた温かい声にも、自然に反映されていることです。
だから、悩まない!
ふと、目に飛び込んでくる絵本、手に取った絵本こそ、自分の感性にはピタッと合っているものかもしれません。

後半は、実際のおはなしを通して、おはなし会に集う子ども達の心の平和をもう一度心に刻んで、お話しの世界を一緒に楽しみました

・今日の語り『おだんごぱん』『大工と鬼六』
・読んだ絵本『いつもちこくのおとこのこ ジョン・パトリック・ノーマンマクヘネシー』『月夜のみみずく』
・紹介した絵本『三びきのくま』『モチモチの木』

講演会が終り、その後も熱いおしゃべりがありました。
皆さん、読みたいもの、語りたいものがいっぱいのご様子。

「自信を持って、明るく元気に、あなたらしく!」

製作中!

2009年12月13日 | 創作
クリスマスの大型絵本、製作中です。
毎日毎日、夜もふけてからちょこちょこ作業。

センターの方や、おはなし会に参加してくれたお母さんも細かな作業を手伝ってくださり、感謝感激です!

6場面の最後のページ。



文字のない絵本なので、おはなしするみんなに合わせて自由自在に膨らませます!
いろいろな仕掛けもありますよ。

家庭支援センターのクリスマス会に登場します!
楽しみにしていてくださいね


                   

ジングルジングル展♪

2009年12月10日 | お知らせ
昨年もご紹介しましたが、ただ今、国立のナクシーさんで、ジングルジングル展開催中!
可愛いくて、素敵な手作りのクリスマス雑貨や小物がいっぱいです。
展示即売されています

「愛依の風」でも、カード類の素敵なイラストを描いてくれている、N・KUMITAさんも出品されています
ストラップや、コサージュ、カードと、色彩にこだわった素敵な作品ばかりです
私も、昨年のシングル展で購入したストラップから新作に変えました!

 レイのお人形風。お守りになるんです

ジングルジングル展は25日まで開催されます
クリスマスオーナメントも個性的で素敵です。

ナクシーさんは、
国立さくら通りを立川方面へお散歩すると、見つかります
ぜひ、お出かけくださいね

火曜語りの会 Vol.33

2009年12月08日 | おはなし会・語りの会
今年最後の火曜の会は、樋口一葉『にごりえ』で締めくくりました。
時間は、合間に補足を入れながら、1時間半ほどでした。

樋口一葉。
『たけくらべ』『にごりえ』『大つごもり』など名作を残し、24歳で逝ってしまった明治の女流文学第一人者です。

あの、まっすぐ前を、しかっと見据える目が印象的なお顔は、皆さんもよくご存知でしょう。

私は、今になって、よく一葉を読んでいます。
それは、私自身が抱えている問題意識を浮き彫りにし、考えさせてくれる時間を与えてくれる作家であり、作品だからです。

この『にごりえ』は、冒頭は粋な感じで、実にかっこいいのですが、それ以後は、とても語り難いものでもあります。
地の文と会話の文が一緒になっているばかりでなく、全体が落語のように会話の掛け合いで繋でいるので、しっかりしていないと、登場人物が曖昧になって見失ってしまいそうになります。
それでも、昔の音のリズムは、流れるように活き活きとしていて、八つの場面も舞台がしっかり分けられて描かれているので、人物の置かれている状況は時の経過も合わせて分りやすいものです。

さて、あとは、「菊の井」のお力の一生を、生身の女性の心の奥から滲み出てくるような、もどかしい想いをどう語っていくのかということです。
今回は、お力の表面的な悲劇だけではない、心の内の叫び、怒りにも似た感情や、どこか、実の姿を生きていない、お力の真の訴えを秘めて語りたいと念じながら語りすすめました。

会のメンバーの皆さんの感想は様々でしたが、お力に入れ込み落ちぶれた源七とお力の関係はどのような真であったかの話で盛り上がりました。

「なんだか、カルメンみたいね」の一言に、カルメンの最後とお力の最後を重ね合わせ、大いに沸きました

話が弾む中に、いつも思うのは、文学には答えがないところがいいですね。
日常にあっては話もしない文学論を、ああだこうだと夢中で話ができるおもしろい時。
これは、不思議な時間です。

明治の若い女性の文学が、ここで、見事に咲いています
今日は一葉花が。
咲いた花は、今日のお菓子と一緒にお持ち帰りです

文学を愛する時間は自分の記憶を辿る時間のようにも感じます。
今もなお、輝ける命を持ち続けている作品を語る時、私もその命を大事に生きようと思います。

さて、火曜の会へ、お問い合わせをいただいた皆様に、
火曜の会から、嬉しいニュースがあります

新年から、新たに形を変えて、自由参加していただける会になります。
詳細は、後日、お知らせします。
小説・随筆などの文芸作品に絞り、広く語る会になります。(日本文学・外国文学)
作家のお話や、時代背景も交えたリポート付です。
単発でも連続でも、どうぞ、お気軽にご参加ください
お問い合わせも、メールで(左記参照)どんどんどうぞ

そして会は、気分も新たに、週を変更し、毎月第4火曜日になります
次回は、1月26日(火)です。

文学を一緒に楽しみましょう

オペラシティコンサート

2009年12月06日 | 日々徒然
塚本香央里さんのヴァイオリンコンサートです
東京オペラシティへ行きました。

早速、目に飛びこんできたのは、大きなクリスマスツリー

今年は、ツリーにこんな可愛いハートがあって、

 そこをタッチすると、 

ツリーの鐘がなり、クリスマスソングが流れます

夜は、きらきら輝くツリーに



今日は暖かくて、コンサートの後、暫く眺めてました

プログラムは、大好きな曲を含む、情熱とロマンティックに富んだ豊かな内容でした

*クララ・シューマン:3つのロマンス
*ブラームス:ヴァイオリンソナタ第1番『雨の歌』
*J.Sバッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティーナ第3番
*ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品
*サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
アンコール:グノー:アヴェ・マリア

このブラームスのソナタ、塚本さんが悩める高校時代に出会った曲で、人生の拠り所のような曲というだけあって、その歴史を感じさせるような響きでした。
ピアノ伴奏の下平晶子さんとの息もぴったりでしたが、べーゼンドルファーの深々
とした音が、塚本さんの逞しさと優しさを兼ね備えた響きにとても合っていると思いました。

私は、ヴァイオリンといえば、ツィゴイネルワイゼン!なのです。
様々なヴァイオリニストが織りなす変幻自在な妙技を聴くことをとても楽しみにしています。
塚本さんはどのような演奏をするのだろうかと、ラストを飾るその曲を待っている感もあったのですが、初めて聴いたドヴォルザークの4つのロマンティックな小品は、思いがけず心に刻まれる素敵な曲でした。
物語性があるように聴こえて、4つの曲がそれぞれ、とても詩的で、感情が揺さぶられる哀歌に聴こえ、とても美しくロマンティックな曲でした。

クリスマスシーズンに聴く「アヴェ・マリア」はこの上なく優しく響きました。
やはり、祈りの曲ですね。
心は、人と人によって傷つくものですが、でも、人によって癒されるものだなぁと、慈悲深い愛の響きに感謝したいそんな素敵なコンサートでした


クラッシックは、音の粒が光になるなぁ。
星空を眺めながら、「ユーモレスク」を口ずさんでいました
気分がいいと鼻歌がでますよね


リポートです!

2009年12月05日 | 日々徒然
家庭支援センターのクリスマス会は、毎年たくさんの親子の参加で、フロワーもいっぱいになるそうです。
今年で、6回目と聞きました

4月からここで、「赤ちゃんからのおはなし会」を開いておりますが、その頃、お母さんの抱っこひもから、顔を覗かせていた赤ちゃんたちも、おすわりができるようになったり、ハイハイができるようになったり、あんよができるようになったり、本当に嬉しいことに遭遇する機会が増え、命そのものの尊さを真に実感している毎日です。

クリスマス会に初めて参加する親子も多いと思いますが、職員のみなさん、ダンスパフォーマンスのみなさん、それぞれのパートでいろいろ準備してくださっていますよ

もちろん、私も、大型絵本作りに励んでいます!
電飾内蔵絵本です!楽しみにしていてくださいね


ダンス練習中のお部屋にお邪魔してパチリ。



踊れない私も、思わず、リズムをとってまねっこしちゃいました。
踊るのはとっても楽しいです

クリスマス会は、
18日(金)11:00~、15:30~の二回です。

15:30~は、小学校生の皆さんも参加可能ですが、
必ず、一旦帰宅して、ランドセルを置いてから来てくださいね

センターに、保護者がいる場合は学校帰りにそのまま参加も大丈夫だそうです。

クリスマス会でみんなに会えるのを楽しみにしています