クリスマスが今日の寒さの中に
鈴の音の余韻をかすかに残して、さーっといってしまいました。
お昼間にいつものスーパーへ買い物に行ったら、お豆腐のとなりには、何種類ものお正月用かまぼこ、伊達巻、なるとなどが、色とりどりに並べられていました。
お正月の買い物はしなければなりませんが、まだもう少し先にしたい。
クリスマス終わったばかりだもの・・・。
夕べに向かってどんどん寒さが増し、風も吹いてきました。
白い息をわざとはいて、寒さを確認。
マフラーを鼻まで巻いてお出かけしたのは、ジュンマツさんこと松村潤乃輔さんの
今年最後26日のライブです。
会場は、上板橋のグリーンドア。
オーナーが自ら設計建築を手がけたお店は、ライブを聴きながら食事を楽しめる、心地良いレストラン。
ライトも楽器も充分で、素敵なライブが繰りひろげられている様子
ジュンマツさんとは、6月の朗読劇『パーテルさん』で共演しましたが、来年1月の天草ディナーショーで再び共演します!
天草の歴史、伝説を調べ、掘り起こしの民話を作っている青木賢治さんの民話を語ります。
青木さんは、パーテルさん原案者です。
生まれたての民話を語ることは、ストーリーテラーとして本当に喜びであります。
語り継がれている話は、その土地を愛し、人を愛するところから生れます。
民話を語るということは、その心を語ることになります。
日本に生れた私が、日本で生れた民話を語れることは私の存在の意味もまた考える機会となります。
グリーンドアのオーナーが、今年最後になるかしら・・・。
ドキッとする、しかしとても心に突き刺さる言葉をくださいました。
「語りは(言)ごんべんに(吾)と書くでしょう。吾は何たるかをしっかり見つめながら、自分探しをしっかりできる人でないと本当の語りはできない。話すはごんべんに(舌)でしょ。話すにならないようにがんばりなさい」
インドの詩人タゴールの詩集を紹介してくださりながらこう言葉を添えてくださったのです。
実は、タゴールは語りたい、語るべきだと思いながら、難しく今はなかなか取り組めないと思っていたものです。
心の隅に置いていた大事な置物になっていました。
いよいよページをめくる時がきたようです。
背中を押されました。
自分と向き合いながら、一つずつ心に刻んでいきます。
2009年に皆様に届けたいと思います。
私の目標課題目的そして存在意義、ルーツすべてを見直し心にとめて、2009年に臨みます。
さあ、大掃除と餅つきです。
がんばるぞ