~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

オープン参加!!イベント・おはなし会・ワークショップ情報!!

★7月21日(日)15時開演 愛依の風クラシックお話コンサート♪『アラベスク~魅惑の冒険物語』立川チャボヒバホール★nonowa国立ペーパーウォール「やえちゃんのたのしいよみきかせ」7月28日(日)11:00~(参加無料)★わらべうたの会『わらべの会』第1金曜日家庭支援センターひかり11:15~・第2木曜日恋ヶ窪市民プール11:00*無料どの地域からも参加できます。★愛依の風・たのしい語り塾新規開講!毎月月木金4~6日。★2018年、おはなし会・保育士研修・わらべうた・絵本・素話講座、ご依頼お待ちしております。 全国どこへでも参ります!プログラムや形式などお気軽にご相談ください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

ダフォディルコレクション

2010年03月31日 | 日々徒然
なんて可愛らしいのでしょう
素敵な美味しいものをプレゼントしていただきました

パッケージは、明るい春の陽光と、
ふわっと柔らかな春風に水仙の香りが感じられるようなデザインです。
GODIVAさんのチョコレート

 2010 スプリング限定ダフォディルコレクション

小鳥好きの私。目がパチクリです

 ひよこちゃん、立ちました!


見てるだけでも、元気になれちゃいます
チョコレート大好きです。毎日大事に美味しくいただきます。
どうもありがとうございました


私からの、3、4月のお誕生の子どもたちへのプレゼントは、
春らしい桜にしました。

 国立の桜は三分咲きくらいかな。

散歩しても、まだ、寒いのを我慢してる感じです
早く、暖かくなってほしいなぁ。
もう少し薄着して、ルンルン歩きたいです


相原でおはなし会

2010年03月30日 | おはなし会・語りの会
今年度最終のおはなし会は、町田市の「学研教室」相原教室修了式後のお楽しみ会として呼んで頂きました。

学習塾でのお話し会は初めてでしたが、
塾長の、「子どもたちに、良い文章に触れさせてあげたい。芥川の『蜘蛛の糸』を活字ではなく、語りで聞かせてあげたい。一年間がんばった子どもたちへプレゼントです。」との熱いお気持ちを受け、教室の全学年の子どもたち、そして、お母さん方も集まるこの機会でのお話し会になりました。

 

4歳から6年生までの子どもたちが学んでいるこの教室は、とても素朴な寺子屋のような感じでした。
塾長の「国語のプリントを解くのとは違う時間です。」から始まりました。

はじめましてのご挨拶は「春の詩メドレー」
お話は三つ。リクエストの『蜘蛛の糸』を4歳から聞いてもらうために、わらべ歌などもいれて、楽しいプログラムにしました。
日本民話『大工と鬼六』、芥川龍之介作『蜘蛛の糸』、グリム童話『ブレーメンの音楽隊』

4歳の女の子と、5歳の男の子が私の目の前にちょこんと正座していて、じっと私を見て、おはなしに集中していました。
『蜘蛛の糸』の時は、本当に、目の奥の透き通った心が見えるような目をして聴いていました。
この子達がとても落ち着いていたので、私もぐっと集中しました。
子どもたちの呼吸に合わせて語ることができ、10分間の芥川の世界に誘えた顔を見られて本当に良かったと思いました。

最後のブレーメンは、リコーダーや歌を入れて、明るく元気よく語り、ほっと和み、笑い声も聞え楽しそうでした



塾長から、「芥川の世界は、本当に美しかったです。あんなに美しい言葉で書かれた物語を最初から最後まで聴くということは、なかなかありません。私も、読んだだけでは気がつかないことがたくさん見えてきました。とても良かったです。」
と、言葉をいただき、私もとても嬉しかったです

一期一会になるかもしれない出逢いです。
芥川を初めて聴いた子どもたちばかりです。
「良い文章に触れさせたい」
塾長の想いはきっと伝わったと思います。
私の想いも。

会の終了後に、4歳の女の子が、つかつかつかと私のところへ来て
私の顔を真っ直ぐ見て、「すごくおもしろかったです。ありがとうございました。」と私におじぎをしたのです。
女の子の目がとても真剣でしっかりと光っていたのです!
「1時間よーくおはなし聞けたね。楽しい時間になって良かった」と握手をしました。

4歳の子に芥川を語ったのは初めてでした。
心を注いで全力で語ることの大切さをまた、しみじみ感じました。
子どもたちに伝えられなければきっと、誰にも伝わらないと、そう思いました。

子どもたちから学ぶことが本当にとても多いです。

しかし、『蜘蛛の糸』は不思議な力があるなぁ。
筋や解釈ではない、人の心をとらえる魅力があるようです。
日本人の心をとらえる桜の花のよう。

罪人も、地獄も、針の山も、血の池もでてくるけれど、
やはり美しい言葉の織り成す世界に魅かれるのでしょうか。
天才の魔力でしょうね。


増田書店おはなし会(30)

2010年03月28日 | おはなし会・語りの会
今日の増田書店には、1歳から小学校3年生までのお友達が参加してくれました

1歳2歳の子供たちも、最後まで、しっかりおはなし会に参加していました。
なので、今日も、お母さん方もゆっくり楽しめる、みんなのおはなし会にふさわしい温かい会になりました

ちょっと寒い日でしたが、春をいっぱい感じて欲しいプログラムにしました。

春の詩メドレー「みんなとコラボ!」

♪「ラバーズコンチェルト」アルト笛で二重奏。
『めがさめた』工藤直子
♪「春がきた」
『くまさん』まどみちお
♪「春の小川」
子どもたちもお母さん方もきれいに歌ってくれました

 花ちゃんのお母さんにリコーダーを吹いてもらいました

絵本『はなをくんくん』
絵本『わたしのワンピース』

 みんなの知っている黄色いお花たくさん教えてくれました!

 出てきたのは、かぼちゃの種!

みんなで「お寺のおっしょうさんがかぼちゃの種をまきました!」の東京タワーバージョンでじゃんけん遊びをしました

素話は、『ブレーメンの音楽隊』
女の子は、みんな握手の時に「洋服、ブレーメンだね」と洋服のロバたちを撫でてくれました
さすが、女子。ちゃんとチェックしてくれてるのね

お誕生会は、8歳と10歳の女の子のお祝いをしました
「おめでとう。楽しいことがたくさんありますように。元気にいつも笑顔で過ごせますように。」

次回は、5月30日(日)11:00~です。
爽やかな若葉の季節になっていますね。
また、元気に会いましょう

お知らせ:「増田書店おはなし会」

2010年03月28日 | お知らせ
本日、11:00~増田書店おはなし会です!

30回になりました
5年間続けてこられたこととても嬉しく思います。

今日は、ちょっとスペシャルでお届けします。
歌と絵本。歌と語り。みんなと一緒に歌いながら作るおはなし会にします

ご家族みんなで来てくださいね。
楽しい日曜日を増田書店から始めましょう!

お誕生会は、3月4月のお友達です。
みんなでお祝いしましょう

おはなし会でみなさんに会えるのを楽しみにしています


お問い合わせいただいたみなさま、告知が遅くなりましてごめんなさい。
絵本のリクエスト・ご質問もどうぞお気軽にしてくださいね

文学サロン 火曜の会 vol.3

2010年03月24日 | おはなし会・語りの会
小学校の卒業式予行のために、3年生は2時間で終了。
娘にとっては、午前中からお友達と遊べるスペシャルデー。
前からの約束で、お昼をみんなで一緒に食べて遊ぶ日。
お昼のメニューも、メモ書きで渡され指定されてしまいました

みんな集まると、いきなり鬼ごっこ。
とにかく遊びたいのね。
そして、お昼。揚げたてフライドポテトがやっぱり人気
「めちゃめちゃおいしい!」などと言われ、
「あら、そんなこと言われたら、めちゃめちゃ嬉しい!」と返しました
それから、テーブルを囲んで、まあ、見事なガールズトーク。
愉快で賑やかでかわいいです

お腹がいっぱいになると、早速始めたのが、百人一首
授業でも一段から八段まで段授与の方式でがんばっているところです。
読み手を変え、メンバーを変え、グループ対抗戦。

 みんな真剣な顔つきで、なかなか白熱していました!




さて、こちらは、火曜の会。
文学サロンはこんな様子。

 クレオパトラのお人形が素敵。すごい存在感なのです。

今回の作品は、芥川龍之介作『藪の中』
「真相は藪の中」の語源となったともいう作品。

火曜の会の皆さんは、どう読んだでしょう。

盗人多襄丸、女、巫女を通しての男の食い違う証言。
「誰が殺したのか?」ではなく「自分が殺した」と言う証言。
果たして真相は。

私が、皆さんに投げかけたのは、「それぞれの気持ちががらっと切り替わる時の、目の光を見てください。それぞれの目の奥の心はどんな想いでしょう。ちょっと考えてみましょうか」という問いでした。

そこから、色々に話が発展していきました
様々に枝分かれした持論の展開は楽しい限り。

ひとりの黙読もそれは、とても意義あることですが、こうして、様々な意見を交換し合いながら、最後は、笑いに転じて終了と上手くつながる会は、本当に楽しい時間です

文学散歩、次回は、4月27日(火)です。
暫くは、短編をご紹介していきますが、今、夏目漱石『三四郎』をどう読んでいくかちょっと考えています。
火曜の会は、一回だけでも参加できます。
お気軽にご参加くださいね




あおぞらにうめぼし

2010年03月22日 | 日々徒然
風が強く、空気も冷たい日もありますが、あちこちで、春の花が咲きほころんでいる様子に、気分もウキウキしてくるこの頃。
冬の間、日中も電気が必要なくらい日当たりに乏しい我が家も、部屋の中に明るい陽光が差しこめてきて、自然光で過ごす幸せを感じては、気分良好です


機嫌が良い証拠でしょうが・・・。
娘たちの鼻歌も増してきたような気がします。
ひょうきん者の下の娘は、何かしながらも、よく歌っています
「おっせよ~おっせよ~さむいでおせよ~」なんて、順繰りにわらべ歌も歌いながら、なんだかんだ遊びを見つけては歌っています。
それを聞いて、私もつい、つられてしまうのです

娘が絵を描きながら、

「あおぞ~らの うめぼしに~ パパ~が祈る時~
 トンボ~とカエル~が 結婚 結婚した~
 だから、トンボガエリなのだ~
 これで いいのだ~
 これで いいのだ~
 これで いいのだ~
 これで いいのだ~
 元祖天才バカボンのパパだから、パパなのだ~~」

と歌いだしました。

思わず、「これでいいのだ~」から、一緒に歌ってしまいました

そして、「青空に梅干し?もう一回歌って!」と、リクエストしてしまいました。
私が知っている歌詞は、そうじゃなかった気がしますが、でも、なんだかとても楽しくて、
「どこで覚えたの?」と聞くと、クラスの男の子が毎日歌っているそうです。

天才バカボンかぁ。知ってる知ってる
「41歳の春だから~元祖天才バカボンのパパ~だから~」という歌詞も浮かび、私もその年なんだなぁと思ったら、すごく可笑しくて、開き直った気持ちで、もっと歌いたくなって、
それから3回くらい、娘と顔を合わせながら、「おおぞ~らの~うめぼしに~」と、大きな声で歌ってしまいました

この歌の歌詞は、妙ちきりんでおかしいけれど、ほのぼのして、愉快。
「これでいいのだ~これでいいのだ~」とこんな風に、アニメの歌など娘と一緒に歌うのも、元気が出ていいですね
ストレス解消かな?

子どもたちから、いつも、たくさんの遊びを教えてもらってます。
不意にくるので、楽しい休息になるわけです。
ストレス解消法を見つけるのは、なかなか大変ですが、
私の場合、ストレスは未然に防げているような感じです。
子どもたちは、遊びの天才ですから。
ひと休みには、この天才たちと遊ぶに限る!ですね
たまっている仕事にぐーっとなっている時、程よく中断させてくれますから。

まっ、それでいつも遊びすぎてしまい、結局夜中に持ち越しも多くなっているのですがね
どうして、書く仕事は、夜中になってしまうのでしょう。
原稿締め切りにも余裕をいただいているはずなのに・・・。
最近は、ずっと、新聞配達のバイクの音を聞いています。

もうすぐ春休み。
少しだけ、朝、ゆっくりできるかしら・・・。








 

家庭支援センターおはなし会

2010年03月20日 | 絵本とわらべうたの会
寒桜が青空に映えていました!



第3金曜日11:00~は家庭支援センターひかりおはなし会です!
5ヶ月の赤ちゃんから参加してくれました
お母さん方が、優しい笑顔と声で歌ってくれたので、赤ちゃんたちはずっとご機嫌でした。

 わらべ歌でベビーマッサージ。

「めんめんすーすー~たけのこめだした~いもむしごろごろ~たけんこがはえた~」などで、赤ちゃんの顔や身体をさすります。
赤ちゃんは嬉しそうにお母さんの目を見てニコニコ顔でした

6ヶ月の頃から参加してくれた1歳7ヶ月の男の子は、私が歌うと、もうすっかり次の動きをわかっていて、私の膝にポンと座り、みんなにお見本を見せてくれていました。

 「おすわりや~す いすどっせ~」

でも、、この春にご主人の転勤が決まり、随分遠いところへお引越し。
先週、お別れの記念写真を撮ったのです。
引越し支度で忙しい中、会いに来てくれたのです。
毎回元気な顔を見せてくれ、ハイハイ、あんよ、1歳のお誕生、と思い出せることがいっぱいあります。
私に慣れてきたとはいっても、こうして、膝に座って歌ったのは初めてです。
最後だと知っているのかしら。
かわいい笑顔で、何度も私のところへやってきました
やっぱりとっても寂しいですね。
春は、別れの季節。実感でした。

地域に根ざした活動をしていると、長い付き合いになる子どもたちもいれば(先日、大学合格の報告をしてくれた子達もいます!)こうして、本当に小さい頃のひと時の出会いもあります。
でも、私の心は、いつも出逢った子どもたちの幸福を願う気持ちでいっぱいです。
この小さい会の触れ合いの中での温かい感覚が、人と人との結びつきを覚え、人から人への真の優しさになって巡っていくと信じています。

4月から、また新しい赤ちゃんが参加してくれるでしょう。
親子で、楽しいひと時を、分かちあいましょう。

次回は、4月7日(水)11:00~です。
お待ちしています





生きがいセンターひかりおはなし会 Vol.23

2010年03月19日 | 高齢者の会
壁のスケッチ画は毎月変わります。
季節のお花の絵は、部屋を明るく彩ってくれます.
今日は、月木クラスの皆さんです!

 私の目の前に飾られていたお花です。

私は、この絵を見るのが楽しみなのです
やわらかい、きれいな色の絵。
この会も、もう2年のお付き合い。
どなたの絵かも当てられます。
「わぁ~、すごい」などと、びっくりされますが、
私からみれば、この絵のお花が、描いた方の笑顔に見えてきます。
不思議な力がつきました
おはなしひとつ語るごとに、いろいろなおしゃべりに発展しましたからね。
目と目を合わせ、語らうことで、心は近くなるものです。
高齢者の方の会は、人の歴史を大切に本当に大事にすることだと思っています。


 さて、今日の季節の歌は、『春の小川』『どじょっこふなっこ』

お話は、リクエストの太宰治作『雪の夜の話』と志賀直哉作『小僧の神様』
文豪の短編ふたつ。
初めは、昔話や民話から始めましたが、そのころより、ぐんと脳も心も開いているのが分ります。
今では、面白い場面はくすくす笑い、おやと思う場面はへぇなどと声を出して、
作品に入ってくれています。
とても嬉しく、楽しいです


お年寄りも、子どもたちも、弱い立場にあります。
社会のストレスが、刃のように襲ってくることもあります。
けれど、すばらしい知恵袋、そして、明日に前進するパワフルな力を持っています。
それは、社会を潤す力です。
私は、そばでこうして、仲良く生きていきたいです。
この時間を大切にしていきたいです





Songs make Us Happy!

2010年03月16日 | 日々徒然
今日は、朝は雨だろうと思っていましたが、お天気になりました

娘の中学校の合唱祭がありました。
スローガンは「Songs make Us Happy!」
学年ごとに金賞・銀賞の発表があり、それを目指して「課題曲」「自由曲」を歌います。
娘は一年生、初参加です。
三年生は高校入試が終り、卒業式を三日後に控えての合唱祭。

思い起こせば、昨年の秋10月。
インフルエンザが大流行。相次ぐ学級閉鎖。
合唱祭も三日後に迫った日に、延期(期日未定)が発表されたのでした

秋、全校生徒が張り切って、熱く燃えていました。
娘のクラスも旗を作って、朝、昼、放課後とよく練習している様子でした。
延期の知らせに、突然、風船がしぼんでしまったようでした。
三学期、学期末テストが終わって、新たに合唱祭への気持ちを立て直すのにどのクラスも、苦労があったようでした。

でも、月日はただ過ぎてはいませんでした!
クラスは、友と心をひとつにパワーアップされ、より豊かな響きとなって溢れ出ました

一年生は、素直に、互いの声を聞きあいながら、これからの明るい道を切り拓いていくようなテーマの曲を歌っていました。
課題曲の『夢の世界を』が道標です。

二年生は、より声に厚みが増して響き渡りました。
今の自分と向き合っていくようなもの、平和への願いをテーマにしたものを選曲していました。
課題曲、谷川俊太郎『春に』の詩にあるように、
「この気持ちはなんだろう」と心にこみあげるいくつもの感情を、
ぼくの内なるもどかしさと前進するエネルギーの複雑な心の揺れを歌っていました。

三年生の歌声は、私は涙がでるほど感動しました。
三学年の部の前に、「卒業記念コンサート」があり、『マイバラード』『旅立ちの日に』『この地球のどこかで』『大地讃頌』の4曲を5クラス全体合唱で聴かせてくれました。
合唱ってすごい力だなぁと胸を打たれ、まっすぐ指揮者を見て、真剣に歌う三年生全体から、大きな美しいオーラが出ていました
本当に素晴らしかったです

今年は、諸般の事情で、「自由曲」のみの発表でしたが、どのクラスも生命の尊さ、慈愛、希望、創造に満ちた深いテーマの選曲でした。
ひとつひとつ詩の意味が立ち、メロディに心をのせた、説得力があり、そして、透明で大らかな歌声にじんとしました

1年生から3年生へのこの短い3年間の成長は、精神も身体も、溢れるエネルギーも
何倍にも大きくなることを圧倒的な歌声で知ったのでした。
3年生の素晴らしさは、本当に感動の拍手です

また、選択授業音楽の合唱、音楽部合唱団の発表もあり、こちらには、鍛錬の美しさと調和に感動でした
合唱って心を突き抜けるような、ものすごい表現法なんだなぁと感激でした。
NHK合唱コンクールの課題曲「Yell」は、何度かあちこちで聞きましたが、今日の「Yell」よかったぁ~

最後の審査結果の発表は、やはり、大いに盛り上がりましたね
娘のクラスも、一年生銀賞でした
娘は、自由曲のピアノ伴奏者でしたが、
昨日の夜、「明日は、早く起きて、30分ピアノ弾いてからでるね。金賞とりたい!」と、真面目な顔で今日に備えていました。
昨年の今頃、小学校の卒業式を迎え、
その舞台で、「中学生になったら、いろいろなことに挑戦したいです」と、
初めて、自分の意思ある言葉を聞いた、あの娘の顔を思い出し、
力を尽くして臨む学びと、クラスのみんなで心をひとつに歌うことから生れた、友との絆を喜ばしく嬉しく思いました。

合唱は、温かい血潮の塊。岩をも動かす力がある
私は、肌でそう感じました

全員合唱の『COSMOS』(ミマス)は私も大きな声で歌いました
娘と何十回も歌ったので、若い人たちの声に力をもらいながら歌いました

「~時の流れに 生れたものなら
  ひとり残らず 幸せになれるはず
  みんな生命を燃やすんだ
  星のように 蛍のように
  
  光の声が天高くきこえる
  僕らはひとつ みんなみんな
  光の声が天高くきこえる
  君も星だよ みんなみんな 」 




 

吉野梅郷へ

2010年03月14日 | 散策日記
青空広がる、とっても暖かな一日でしたね。
今日は、たーくさん歩きました
吉野梅郷散策便りです。

 お弁当を持って、電車で青梅の吉野梅郷へ梅めぐりに出かけました

最寄り駅は青梅駅の二つ先の日向和田駅。
でも、乗り換えの待ち時間30分。
「お天気だから歩いていこう!」と、歩くことにしたのです。

途中で都指定有形民族文化財「旧稲葉家住宅」を見学。

  江戸時代後期の建築。立派です。江戸の香りがしました

 歩く途中にも、目を楽しませてくれる梅林があちらこちらに。

子供たちも、歌いながらずんずん歩いて気持ちよさそうでした。
45分くらい歩くと、日向和田駅が見えてきました。

ちょうど梅まつりも開催され、梅郷へ続く道は歩行者天国になっていて、とても賑やかでした。

ミツマタもちょうど見頃でした

 梅に負けないくらい、いい香りで迎えてくれました

お昼は、「梅花園」。
梅は低いところに花が咲いて、目線で楽しめる嬉しさがあります

 赤、白、ピンク、周りを梅で囲まれているようです。

お囃子も聞えて、笛の音の響きがいい感じでした



梅の公園の方へ、子どもたちはスタンプ押しながらのんびり散策。

  スタンプポイント「青梅きもの博物館」のしだれ梅。

天沢院の階段を上って、絶景ポイントからの梅の公園。

 

吉野梅郷には、約2万5千本の梅があるそうです。
まだ、蕾も多く、暫く楽しめそうですね。
穏やかな早春のお花見は、心に良い香りを運んでくれますね

おまけ
梅の公園前の手作りまんじゅう。おすすめです

 蒸かしたて大きな「よもぎまんじゅう」。

よもぎの良い香りに、つぶあん
もうひと歩きの力が湧いてきちゃうようです。
とっても美味しかったです



 

朝の読み聞かせ

2010年03月12日 | おはなし会・語りの会
今日は、青空がきれいなお天気でした

朝の8:30から、3年生の娘のクラスへ読み聞かせに行ってきました。
娘の小学校では、月に2回、金曜日の朝の10分間に、お母さん方による読み聞かせをしています。
私も1学期に1回は参加しています。

わらべうたをみんなで1曲歌ってから、福音館書店の絵本『長ぐつをはいたねこ』を読みました。
ペローのおはなしで有名ですが、こちらの絵本は、ハンス・フィッシャーが、読み語りしやすい絵物語に仕立ててあります。
時間は、テンポよく読んで、10分きっかりくらいです。
3年生になると、ストーリーを追う力がついているので、機知に富んだユーモアのある作品はとても楽しめるものです。

お母さん方からよく質問されることは、ちょうど3年生くらいからの読み聞かせの選書についてです。
基本は、お母さんが気にいっているもの、思い出があるものが一番ですが、時間の目安で8分~10分位のものを選ぶのもひとつです。
読んでもらう時間の満足も実はあるのです。
5分以下で読み終わってしまうと、少し物足りなさが残るようです。

知恵や勇気をだして事を解決していく話。
他所の国を意識するような異文化の話。
友達、家族などを題材にしたものもいいですね。
自立心旺盛な時、絵本も、その流れにのせていくのもいいでしょうね。

読み聞かせのある小学校のお母さん!
ぜひ、参加して、どんどん読んであげて下さいね。
子どもたちは楽しみに待っています



中学生への読書案内初めの一歩

2010年03月11日 | おはなし会・語りの会
今日は、中学一年生へ、授業の中で、読書案内たるものをさせていただきました。
といっても、中身は、私自身の中一の読書体験と毎度書いていますが、
「やっぱり芥川から」ということで、私の学校訪問の定番ですが、『蜘蛛の糸』『杜子春』『魔術』を語りました。

「「芥川龍之介」を知っていますか?」と生徒に聞くと、
全員知っていました。
「「芥川の作品を3つ以上読んだことがある人はいますか?」と聞くと、
3クラスまわりましたが、どのクラスも手を挙げてくれたのは5人以下でした。
これは、薦め甲斐があると、「今日、3つの作品を紹介しますね」という展開です。

語る前に少しだけお話ししました。
最初に、芥川龍之介の、よく出回っている写真を見せながら、
「私は、芥川龍之介という名前がまず大好きなんです。かっこいいでしょ?坂本龍馬が大好きだから、龍つながりかな。」
そして、「それから、この、物知りそうな顔が好きなの。なかなかハンサムでしょ?志賀直哉とかも好きなんだけどね」
そして、「今日語るおはなしは、いろんな場面がでてくるけれど、劇的ですっごく面白い。どのお話がみんな、気にいるかしらね?また後でお話しましょう。」
と始めました。

みんな、よく、私の目を見ていて、ひとつひとつ良いリアクションしてくれたので、私も明るい気持ちで元気に語ることが出来ました。

私が、芥川を薦める理由は、本当にこれだけと言ってよいくらいです。
ストーリーが面白く、登場人物がバラエティで個性的。
短編小説で集中していっきに読めてしまい、読み始めれば、ほとんどの作品を中学生のうちに読めてしまうでしょう。
ドラマティックなすっきり整った文面をたくさん読むことで、読書をしたという達成感も湧きます。

私自身もそうでした。芥川の次は、江戸川乱歩、夏目漱石、志賀直哉、中島敦なども中学生で、一度ざっと読んでいました。
もちろん、童話なら宮沢賢治ですが。

読書は、楽しいことだと今は、自信を持っていえるのです。
今、40過ぎてもう一度読んでいくと、奥に眠っている感情が浮き出てきて、最初に読んだ時の感覚も甦ってくるし、また、新しい発見も出てきます。
気にいっている言葉などは、つくづく自分の中に入っていて、しみじみとさせてくれたり、激励してくれることさえあります。
本を読んだ時間は、豊かな心の肥やしになっていることを実感します。

自分の時間を楽しむひとつに読書があることはいいことです。
きっと楽しく喜ばしい時間になるはずです。
未だに私も、世の中のことも、知らないことばかりですが、新しい発見を読書で見つけると、本当に気分はいいです。

今日の中学生にリクエストカードを配ったのですが、ほとんど全員が書いてくれました。
「芥川は、面白いと思いました。また、他のお話してください。」「次は江戸川乱歩を語ってください」などなど。
やっぱり嬉しいです。

今日のこの時間は、私もとても嬉しい時間になり感謝です。
「中学一年生への読書の薦め」
私の課題のひとつにして、これからしっかり取り組んでいきたいと思います。





生きがいセンターひかりおはなし会 Vol.22

2010年03月11日 | おはなし会・語りの会
今日は、生きがいセンターのお話し会でしたが、初めて水曜日クラスへ参りました。
前の時間は脳トレの時間で、絵合わせや、数字や図形のクイズなど楽しそうにしていました。



初顔合わせなので、いくつか質問などしました。
「小さい頃は、どんな絵本を読まれましたか?」と聞くと、
男性からも女性からもすぐに、ぽんぽんと答えが返ってきました。
「グリム童話や、イソップですよ。よく読みました」と。
私はちょっとびっくりして、もう一度聞き返してしまったのです。
「グリムですか?絵は描かれてたのですか?」と興味深いのが先でした。
すると、「グリムは、不思議な感じがして楽しかったわ。白雪姫やなんかねぇ。絵は、ちゃんと多色刷りでしたよ」と教えてくれました。
そして、私が幼稚園で読んでいたキンダーブックについてもたくさん話がでました。
ここにいる、70代80代の皆さんのほとんどが読んでいるのです。
日本の絵本の歴史に感心してしまいました

グリムでこんなに盛り上がるとは思っていなかったので、私も嬉しくなって、
今日の予定には入れてなかったのですが、最初は『ブレーメンの音楽隊』から始めました

みなさん「子どものころに戻ったようだわ。話しは忘れちゃってたけどね。グリム童話読みたくなったわ~」と本当に無邪気な笑顔でお話してくれました

それから、絵本『八郎』太宰治『雪の夜の話』とつづけました。
絵本もひとりひとり手に取り、じっくり見入っていました。

実は、私は、高齢者の会ではグリム童話がこんなにも喜んでもらえるとは思っていなかったのです。
日本民話か人情小説、落語話か笑い話と思っていたのです。
ファンタジーやメルヘンのおとぎの世界は、心の奥深くに、子どもの頃の不思議な喜びの世界として残るものなんだなと改めて感じました。

次は『白雪姫』と約束したのですが、ぜひ、その機会が訪れることを願っています


鎌倉の鶴岡八幡宮の大銀杏が悲しくも倒れてしまいました。
たくさんの人の歴史や想いが深く刻まれているように思います。
あの立派な姿を最後にこの目で見たのは、昨年のお花見でした。
本当にすごいなぁとしげしげと見上げたのが甦ります。

私が生きるよりもっとずっとずっと、そこにに在ると思っていたのに、まさか倒れるなんて・・・。
テレビの映像を見たときは絶句しました。
人知れず、ぎしぎしと、そしてものすごい音をたてて倒れていったのを想像すると、ただただ胸の痛みが残ります。

八幡宮の境内が寂しくなりますね。





和の家「櫻井」お話し会

2010年03月10日 | 高齢者の会
今日は、雪降る寒い日になりました。
三寒四温といいますが、もう、春の足音が聞こえてくるようになってからの、この雪。
寒い日のほうがまだまだ多く、体も快適を保つのは本当に大変です。

第二火曜日午後は、和の家「櫻井」でのお話し会。
雪も、どんどん強くなって、「積もるのかな~」と心配になってくる頃に、和の家に到着しました。
皆さん、いつものようにお揃いで、今日は、ストーブの周りに席を作って待っていてくれました。

 この一台のストーブだけでとっても暖かく、ちょっとびっくりでした。

外の雪に対抗するように、春を呼ぶ歌、『花』をみんなで3番までしっかり歌いました
私は、楽譜を見せていただきましたが、皆さんは、今月の歌として、何度か歌っているそうで、歌詞を見ないできれいに歌っていました

わらべ歌を歌いながら、
今日のおはなしは、『つる女房』と『ゆきんこ十二郎』
雪景色の残る、春まだ浅い季節の、人情味のあるおはなしです。

三時のおやつは、皆さんと楽しくいただきました。

 素朴なおやつが美味しい

今日は、お誕生日を迎えられた方がいて、みんなで「ハッピーバースデー」を歌いました。
嬉しそうに微笑んでいました

窓からの雪は、ざくざくと音が聞こえるようにまっすぐ落ちていました。
こんな寒い日に、やっぱり、穏やかな笑顔に会えることがとても嬉しいです。
車椅子の方や、歩行介助が必要な方もいますが、こうして一緒に座って輪になれるひと時に感謝しながら、
「今日も来て良かった」と自分にそっとつぶやくのでした







ひまわり幼稚園へ

2010年03月08日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
今日は、府中のひまわり幼稚園でおはなし会がありました。
年長さんは、最後です。
年長さんのお母さん方も一緒にみんなで楽しいひと時を過ごしました

最初に、10:30から30分間は、年少・中組さん。

 3回目なので準備バッチリで迎えてくれました。

私が歌うと、みんなすぐに口ずさんでくれるので、初めての曲でも、呼吸を合わせて、ばっちり歌えてしまうのです。
とっても不思議で、嬉しい感覚です。

わらべうた、お手玉遊びを入れながら、
絵本『しりとりのだいすきなおうさま』『もったいないばあさん』、
素話は『世界で一番きれいな声』。

エアせっせっせーのよいよいよい!は大盛り上がりでした

さて、年長さんです。

 おはなし聴きたい!というみんなの強い目に私も力が湧いてきます

先生方から、「子どもたち、やえちゃんの『おだんごぱん』が大好きになって、歌も覚えてます。」というお話を聞き、
今日は、お母さん方が参加してくれているので、最初に、「お母さんに『おだんごぱん』プレゼントしよう。歌は、みんなね。一緒に語ろうね」と、子どもたちとコラボしました

歌はもう、本当に素晴らしかったです
私の語りに、子どもたちの明るい歌声が響くのです!
まるで、リハーサルをして、お母さん方に聞かせたように息もぴったり。
タイミングもテンポも振り付けもバッチリで、とても感激しました
この『おだんごぱん』をこんなにも大好きになってくれたんだなぁと、嬉しすぎて、初めから胸がふるふるきてしまいました

お手玉は、わらべ歌「たけんこがはえた」で遊びました。
前回から、きっとみんなたくさん練習したのですね。
とっても上手になっていて、さらに手の甲のせや、つかみどりする技までがんばりました

素話は『ブレーメンの音楽隊』。
20分のオリジナルで語りました。
最後の絵本は『ねこのくにのおきゃくさま』。
明るい未来に向けて、勇気と友情のお話にしました。

もうすぐ、卒園ですね。
そして、桜咲く頃には、
夢と希望に心を大きく膨らませた、元気いっぱいの新一年生です。

かけがえのない、その命を、きらきら輝かせてね。
みんな仲良し。笑顔でファイト