昨日夏至の日は、お声をかけていただき、文学者、美術家、執筆家さんなどが集う、詩の勉強会に参加させていただきました。
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テキストは長田弘の作品。
その本を手にしたことで、久しぶりにグルダのバッハを聴いたり、焼酎を切子グラスで飲んだりもしました。すぐ感化されちゃいます。切子はお気に入りだけれど、奥にしまいきりだったので良かった(^^)
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コロナ禍で、時間の使い方が激変しましたが、私にとって新たに生まれた時間に、詩を読む時間ができました。
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2年くらい前から講座で詩語りが始まって、それを機に加速し、この1年ちょっとは色んな詩人や文学者の詩を相当読んできました。
そんな中でお声をかけていただいたので、すっと心が向きました。
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ちょうど夏至の南中の最中にも、その日をその時を慈しむ心を皆等しく持ちながらのメンバーさん達で、実は心の内ですごく喜んでました。
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色々お話を聞きました。ひとつの詩からまた新たな詩が生まれるような皆さんの言葉は、いちいちなるほど!と胸ときめく話ばかりでした。
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ただ感じるままでなく、長田さん自身についても言及し、さらに読書案内になり、読みたくなってうずうずする本も紹介していただけました。
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本を読む時間は、新しい場所に行くようなものでもあるので、近道を教えてもらった気分です。ラッキーなことがたくさんあって、嬉しい時間でした。次回も楽しみです♪
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そして今日は久しぶりの歌で録音。語るように歌ってくれればいいと言われても、新しいメロディだと力も入るものでして。
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でも合間にピアニストの方がドビュシー『亜麻色の髪の乙女』を弾いてくれた時、昨日の勉強会の感覚と同じものが突然降りてきました。
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その音色が、その方の人生が見えるような音色に聴こえ、私にも「なつかしい時間」が蘇ってきました。
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「歌いたいように歌って、だんだん合わせますから」と、私は目に浮かぶ景色やそこで見た人たちの浮かんだ笑顔、そして届けたい人を思い歌いました。
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キーは私の声にピタッとあって、歌ってるのか語ってるのかわからないくらいになりました。
でも最後まで歌ったら、詩を語ってる感じと似てました。
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私の歌になったねと言ってもらえ、良かったです。
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人生の先輩は、本当に良きことを教えてくれます。ありがたいです。
子どもたちからも先輩方からも学ぶことがいっぱいです。
感謝の毎日です。
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