~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

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ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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8月31日はしみじみ終わる

2008年08月31日 | 日々徒然
今日は8月31日。そう8月最後の日。
私はこの日が何か一年で一番切ない感があるのです。
8月から9月。
日は流れ、月が替わる。それは、当たり前のこと。
でも、今日と明日はまるで違う。
身も心も夏から秋へと、体中の想いが夏に完全に「さよなら」する日です。
がらっと、気分が変わるのです。
楽しかった暑い夏の懐かしさと楽しすぎた反省といろいろ交錯してね。

「暑かったけど、短かったよね・・・夏」
は映画の台詞ですけれど、8月31日の今には、ぴったりな気がします。

あの映画、タイトルと音楽は良かった。ですよね?

今でも「真夏の果実」「希望の轍」は私の中では上位です

いちいち感傷に浸ってはいけませんが、
明日からやっぱり、気持ちは切り替えて、移りゆく自然の流れに心をのせていきたいです。

美しい月を見る夜が回を増すごとに、また、身も心も豊穣の秋を喜び、体中の隅々まで秋が染み渡っていくのでしょう。

子どもたちもいよいよ新学期ですね。
明日から、元気な子どもたちが通学路を歩く姿が見られますね。
それは、とっても嬉しい姿

夏休み最後の夜、楽しい夢を見てね

9月1日の朝はどんな空気でしょ




たまにはね~~

2008年08月31日 | 日々徒然
雨がしとしと、虫が鳴いて、風が冷たい夜もだんだんなれてきました。
おばあちゃんにするめを1枚もらったので・・・

「♪肴は炙ったいかでいい~~」




炙ったいかをさいて、あごにしっかり力を入れて長いこと噛んで噛んで噛む。
噛めば噛むほど、じわりじわり美味しさがひろがります。

土曜の夜、ロックの焼酎、24時間テレビ。
エド・はるみさんを応援しながら
ゆっくり時間を過ごすことにいたしましょ



絵本読み聞かせ講座のお知らせ

2008年08月29日 | おはなし会・語りの会
中央区民カレッジ、まなびのコースで、絵本講座(9月~12月全10回)が日本橋図書館で行われます。
私は、第5回「心と心をつなごうよ~絵本・素話・歌遊び」で講師を務めます。

この講座は、学校や地域で子どもと大人をつなぐボランティア活動をやってみたいと思っている方へ向けての絵本読み聞かせ入門講座です。
中央区の方への1次募集が終了し、中央区民以外の方への再募集が行われます。
募集は、9月3日から受け付けられます。18歳以上の方でどちらにお住まいでも大丈夫です。

再募集の情報は、中央区のHPへ
http://www.city.chuo.lg.jp/kurasi/bunka/syogaigakusyu/chuokuminkarejji/index.html

読み聞かせのための、さまざまな知識やエッセンスが学べる良い機会です。
ぜひ、ご参加ください。

雨つづき

2008年08月28日 | 創作
ふわぁ~~
また雨ですね。しかもどしゃぶりの雨です。
足もとが濡れて、洋服も濡れて、大変。


ざんざん ざんざん降っている
雨が雨が降っている
街を覆い 木々を覆い 屋根を覆い 私を閉じ込める

心配事が山のように溢れてくる
川はひどく荒れて 
なんでもかんでも飲み込んだりしないだろうか
山が胸までふやけて
なんでもかんでも飲み込んだりしないだろうか

本当に何でもかんでも飲み込んだりしないだろうか

破壊しないでおくれ
何も
何所も
何人も

雨よ
怖いんだよ
どれだけ降るのか知らないのだから
降りたいだけ降ったら
静かに消えておくれ



雨による大きな被害がありませんように。

 


新作!

2008年08月27日 | おはなし会・語りの会
今日は、陽射しがまぶしかったですね

秋冬のおはなし会、コンサートに向けてのプログラム作り、新作の脚本に取りかかっています。

語りの新作はインドの昔話「ランパンパン」


仲の良いクロドりの夫婦のお話です。
このクロドリの亭主はとってもいい声の持ち主。
ある日、その美しい鳴き声を聞いた王様は
どうしても手に入れたくなり、家来に命じて捕まえさせました。
ところが連れて行かれてしまったのは、鳴き声の主と間違えられたクロドリの女房でした。
クロドリは決心します。
女房を王様から取り返すために、勇敢に旅にでます。
さて、行く手にはどんなことが待ち受けているのか・・・。

語りと音楽の楽しい脚本にします。
皆さんの前で語れる日ももうすぐです。
楽しみにしていてくださいね

『おおるり』

2008年08月26日 | 本の紹介いろいろ
今日も雨でしたね。
鳥の鳴き声も聞こえません。

久しぶりに三浦哲郎を読みました。
彼の作品は好きです。
読んだのは、『おおるり』(講談社文芸文庫『拳銃と十五の短編』所収)です。
読み返しです。これは切ない作品です。ほろっと泣けてきます。

「おおるり」の囀る声を聞いた事がありますか?
高くて、本当にソプラノ歌手みたいにどこまでも響くような素敵な声です。
野池で出逢ったigashiraparkさんの撮ったオオルリ


この作品は、「おおるり」を飼っている消防屯所で勤める男が、市民病院の入院患者の付添の女の願いをきく所から展開していく物語。
「おおるりの声をもっとよく聞けないものか」という女の願いの果ては・・・。
登場人物の淡い心の交わりに響く「おおるり」の美しい声。

小鳥はただ鳴くだけ。何も知らず。
人は想う。喜びの時も悲しみの時も、また、病の時も死の時も。
知らずに小鳥の声に救われる。
私の好きな鳥のでてくる話は、小鳥の美しい声が切なく響くのです。
作品の優しさと静寂がきしきしと胸に響くのです。

ブルーな日に「青い鳥」の物語はささやかな良い時間をくれました。






あんまり涼しい夜だから

2008年08月26日 | 創作
こんなことも唇からこぼれてきます・・・。

「夏の暮れ」    

こおろぎが鳴いてる
冷たい雨雫に葉っぱが震えてる
こんなに肌がひんやりこ

温かいお風呂に浸かりたい
指先がふやけるくらい
湯気がいっぱいたちこめる中で

あっついお燗
あっつい秋刀魚の塩焼き
あっついけんちん汁

冷たいものはもうよろしい
皮膚のほてりも冷めてきて
体が秋に向かっている

ぎらぎら陽射し滴る汗も
遠のいていく
消えていく

風鈴のきれいな音も
もう遠慮しなくちゃいけないね
つまんないねぇ

夏の終わりは
だんだんにがないね
それは、あんまりさびしいねぇ

                典子








手作りがんもどき

2008年08月25日 | クッキング
食べ物記事が続きますが・・・。

お天気が悪いと、やっぱりテンションが下がり気味
八月の冷たい雨は、あんまり好きじゃないです。

手作りに没頭すると、アドレナリンがでるのか、ポッポッと体が温かくなってきます。
それは、なんとも心地良い感じ~~。

「枝豆と黒ごまのがんもどき」作ってみました。
 手作りすると、揚げたてのアツアツをしょうが醤油でいただくのと、冷ましてから煮含めるのと二度楽しめます

フードプロセッサーを使うとあっという間です。
もちろんすり鉢でも上手に作れます。

 形がなくなるまで摺りつぶすように。 

 ゆでた枝豆と黒ごま、塩少量を加え、混ぜます。

 丸く成型して、小麦粉をまんべんなくまぶしつけ、揚げます。

とっても簡単ですので、どうぞ作ってみてくださいね。
栄養も満点です

ブルーベリーがいっぱい

2008年08月24日 | クッキング
びっくりするくらい、たくさんたくさんフレッシュブルーベリーいただきました

先ずは、そのまま、手のひらにのせてほおばる贅沢な食べ方でいただきました。
口の中にとっても爽やかな甘さと、ブルーベリーのプチュッ感いっぱい広がって、最高に美味しい

今日は、雨。朝からゆっくり色々作ってます。
ブルーベリーのお菓子を2種作りました
この間ブログで紹介した、チーズケーキとフレッシュブルーベリースコーン。

 スコーンは、あっという間に作れてしまうおやつですが、そのほろっとして、さくっとするような軽い食感が大好きです。
何か入れ込むときは、ドライフルーツを使いますが、今日はフレッシュで。
ちょっと扱い方が難しかったです。練り方はもうひと工夫だったかな。
でも、美味しいさには満足です

スコーンの作り方
分量:国産小麦粉200g、BP小さじ1、無塩バター100g、砂糖大さじ1弱、塩少量、牛乳150cc(今回多すぎました。100ccでいいです)
 バターと粉をサラサラに混ぜます。カートを使うとべた付かずスムーズにできます。
その他の材料を加え練ります。やや粉っぽさが残るくらいがいいです。
今回は牛乳が多すぎました。ちょっとべたつきました。

 麺棒で1.5センチくらいの厚さにのばします。

 型でくり抜き、200℃のオーブンで15分くらい焼きます。

アフタヌーンティーっぽいお菓子ですね。

外は、冷たい雨の音がしています。
夏の暑さをかき消してるみたいです。

肌寒くて、夏の終わりが近づいている感じがします。
暑い記憶が薄らいで、ちょっとさびしい。

でも、ちがうかな・・・?
残暑厳しくなる前の、空のひと休みなのかも・・・。

夏が旬

2008年08月24日 | 日々徒然
今、日本かぼちゃの露地ものがでています。
冬至にかぼちゃといいますから、冬のイメージがあると思いますが、
収穫は今、夏です。
日本かぼちゃは、ねっとりして、少し水っぽい感じです。
ちょっとだけ煮方に注意すると、美味しくほっくり仕上がります。
 煮る時は水分は少なめに。味付けは、最後。

収穫してから、栄養素も増してどんどん美味しくなるかばちゃ。
お菓子にも料理にも合う食材、緑黄野菜の代表選手。
たくさん食べて、大地の恵みビタミン補給しましょうね。

伊豆巡り③

2008年08月22日 | 日々徒然
朝から、陽射しが強かったです。
白田温泉の山間にある、手作りガラス工房「上田工芸」さんへ。
ガラス制作の体験をしました。

色ガラスを自由に切って、好きな形や、絵柄にするドイツ式と、ベネチアガラスをベースガラスに貼り付けるイタリア式ができます。

私はイタリア式にしました。
ベースの形を選んだら、その上へ大小、絵柄も様々なベネチアガラスを置いていき固定させます。
簡単なようですけど、ものすごくたくさんある中からイメージ通りのガラスを探すのが大変でした。
後は、焼いてもらい、手元に届くのは2週間先です。

どんな感じに出来上がるんだろう、楽しみー

あっという間の伊豆巡りでした。
今度は中伊豆かな・・・。

伊豆巡り②

2008年08月22日 | 日々徒然
二日めは、海!
伊豆三大美浜で知られる弓ヶ浜に行きました。
ここは、遠浅の海岸で、弓なりに白砂の浜がずっとつづいています。
波もとっても穏やかです。
小魚たちが泳いでいるのを目で見られるくらい水の透明感も高いです。
風がゴーゴー鳴って、波がぐしゃっと崩れるようになるまで遊んじゃいました

それから、青野川沿いの静かな温泉街、下賀茂温泉へ。
お宿は、掛け流し温泉の「河内屋」です。
露天風呂から、きれいな星空を見ることができました


朝、青野川沿いを散歩しました。


下賀茂温泉の湯煙があちこちたっています。
本当にいいお湯でした

伊豆巡り①

2008年08月21日 | 日々徒然
今年も伊豆へ行きました。
初日は一碧湖方面。
一碧湖畔は静かな別荘地が広がっていて、今回は、この地区の貸し別荘、「リラックスガーデン」のログハウスで寛ぎのひと時。
 ここは、3年前に所沢から引っ越してきたというオーナー夫妻が、一日限定1組ということで、始められました。

 釣り好きのご主人は、所沢から3時間以上かけて伊豆へ足を運ぶよりもと、良き近き釣り場を求めて。
また、奥様はガーデニング。毎年作っている沢庵用大根を200本は干せるだろうと思い、この土地を選んだとか・・・。

ログハウスは木の木目がとってもきれいで落ち着きます。 ロッキングチェアでゆ~らゆら。
ダイニングキッチン、畳の和室、ロフト付きの絵本の中の木のお家のようです。
お庭のグリーンも花々も色とりどりでメルヘンチック。

夕食は庭でバーベキューにしました。 空には満点の星空!を期待していましたが、
この日は涼しくてお空は雲いっぱいで、お星様は隠れていました。

朝、一碧湖沿いに森の中をお散歩。 1時間くらい歩くにはちょうどよいロケーションです。

 オーナー夫妻の愛犬はレオ君。
笑顔が優しいお二人にも気持ちがより和みます。

緑の風をいっぱいに吸いました。
栃の木がわさわさして、大きな実をぽとんぽとん落としていました。

つづく・・・

食・食・食!

2008年08月18日 | 故郷便り
父が「子供たちが喜ぶから、流しそうめんやろう!」と。
せっせとそうめん台をこしらえてくれました。

長い竹をつなげて、水を流し、いざ

 大喜びの子ども達  子どもたちにまじって、大人が、はしゃいでしまった・・・。

それから、父の釣った鮎を串に刺して焼いてくれました。
 わぁっ。やまめもいる~~。

 これまたすっごく美味しい


こんなわけで、実家では、毎日大いに食べました。
母と、おはぎを作ったり、ご飯は毎回山盛り。
体がずしっと重くなってるのがわかります。

怖いなぁ・・・


帰りにお土産の梅干しを(父作)たくさんもらいました。
自信作だそうです。
梅干しは体にいいですからね。
ひとつひとつ味わって食べたいと思います。

母のさよならは、「今度来る時は、柿がおいしいわ。」でした。
私の顔みたら、食べることばかり。
そう、昔っから・・・。

父の庭

2008年08月18日 | 故郷便り
お盆中実家には、姉妹とその家族が徐々に集まり、チビッコたちもいっぱいで賑やかになりました。

「ただいま」と帰ると、やはり父は、汗でぐっしょりになりながら、門脇の植樹作業をしていました。
ショベルカーを自由自在に操って石の移動中。
それはもう、驚いてしまいますが、こんな大仕事をたった一人で黙々としている姿には本当に感心してしまいます。

父の庭は、父の心を映し出しています。石と苔の庭です。どこから見ても落ち着くものです。

少し父の庭を紹介したいと思います。
  

庭のシンボル台杉。
 これは、私の成長をずっと見守ってくれているこの庭で一番古い樹です。

大きなさるすべり。
 薄桃色の花がほわっふさっと風に揺れます。

御影石の敷石。
 玉竜との絵が美しい。

杉苔が貼られています。
 四十雀の親子が時折遊びにきます。

玄関からの眺め。
 石は勘だけを頼りに置いていったそうです。一石入魂!?

父が、「朝、庭に水を撒いている時が一番幸せだな」としみじみ申しておりました。
庭のところどころに鉄砲百合が植えてあります。蕾がふっくらしていました。
「もう少しすると花が開いて、緑の中に白くぽっと浮かびあがって、それがなんともきれいなんだよなぁ」と目を細めて話していました。

私も時折、この庭を縁側から静かに眺めました。
父の静かな心を感じました。

この庭の完成はまだまだずっと先。
父の歴史と同じだけ息吹を与え続けられていくはずです。


おまけ

見上げてみたら軒下にとっくり蜂の巣。
 これはすばらしい芸術品