~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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★7月21日(日)15時開演 愛依の風クラシックお話コンサート♪『アラベスク~魅惑の冒険物語』立川チャボヒバホール★nonowa国立ペーパーウォール「やえちゃんのたのしいよみきかせ」7月28日(日)11:00~(参加無料)★わらべうたの会『わらべの会』第1金曜日家庭支援センターひかり11:15~・第2木曜日恋ヶ窪市民プール11:00*無料どの地域からも参加できます。★愛依の風・たのしい語り塾新規開講!毎月月木金4~6日。★2018年、おはなし会・保育士研修・わらべうた・絵本・素話講座、ご依頼お待ちしております。 全国どこへでも参ります!プログラムや形式などお気軽にご相談ください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

増田書店おはなし会 vol.31

2010年05月31日 | おはなし会・語りの会
昨日の日曜日、風の香りも何処へやら、その冷たさにびっくりしてしまうほど肌寒かったですね。

でも、増田書店の地下は、みんなのハートが笑ってる、楽しいおはなしの時間でぽっかぽかでした

最近は、お父さんの参加が増えて、親子みんなで笑っているのが、私の目に嬉しくて、
ますますたれ目ちゃんになってきてます

時間前に来て、マットに座って、待っていてくれる小さな子どもたちがいたので、わらべ歌を歌ったり、また、「やえちゃんの好きな曲ね」と何曲かリコーダーで吹いていると、
2歳くらいの女の子を抱いているお父さんが、鼻歌のようにメロディを歌ってくれました
嬉しいことですすると、周りのお母さんも、そっとそっととてもきれいな声で・・・。
ゆっくりと優しく時間が流れているようで、自然にそれぞれの場所を見つけて、おはなし会の準備はOK!



「ひ~らいたひ~らいた最初の絵本はな~にかな」で、
『カエルくんのみずたまり』

次の絵本は『旅するベッド』

歌遊びは、みんなで『のきばのこつばめ』。
小さい子ども達の指でつくるこつばめのお口は、本当にちっちゃくてかわいい!

素語りは、『鳥呑み爺』

 歌の入るおはなしは、やわらかさが増していいものです。

お誕生会の前に、もう1冊絵本を読みました。
『たいせつなきみ』

内容も深く、15分の絵本。
小さい子どもたちには、辛抱させてしまったけれど、読んでよかったと思いました。
それぞれの想いの中で、深く受け入れてくれたようです。
おはなし会へは子育て中のお母さんだけでなく、色々な方が参加しています。
みんな人生を一生懸命生きて、がんばってます。
私もです。

会の後、「今日ここへ来て本当に良かったです。私のための絵本に出逢いました」と
告げてくださった方が、何人もいました。
メールもいただきました。
お母さん達の、その涙の雫を胸に刻み、どんな時にも、どこへでも行って、一心におはなしを語り、絵本を読みたいと思いました。
私が出来るのはそれだけですから。


最後は、5,6月生れのお誕生会
 小鳥です。大好きなボタンを使って羽にしてみました。

 2,4,10歳の7人のお友達のお祝いをしました 

私のおはなし会は、この時のためにあるといっていいでしょう。
みんなでハッピーになれるお誕生会は、尊い命のお祝いだもの。
幸せいっぱい降り注ぎますように


次回のおはなし会は、7月25日(日)11:00~です。
子どもも大人もみんなで一緒に、愛依の風にふれてくださいね。
おはなし会で、元気に笑顔で会いましょう


明日は、増田書店おはなし会です!

2010年05月29日 | おはなし会・語りの会
昨日は、木漏れ日がキラキラして、葉っぱが笑っているみたいだったけれど、
 透けている葉っぱの緑、きれいです。

今日は雨。
肌寒いですね。


明日も、雨かな・・・

雨でもいいね
みんな長ぐつはいて、増田書店に遊びにきてね

日曜日の朝、11時からです。
楽しい楽しいおはなし会を開きます

お誕生会は、5、6月生れのお友達。
みんなでお祝いしましょうね!

おはなし会で待ってます

文学サロン火曜の会

2010年05月27日 | おはなし会・語りの会
こんな可愛らしい、ブックマークあるのですね。
火曜の会のメンバーさんからプレゼントしていただきました

文庫の上でアリスの世界がうごいてる~~

  

今月の火曜の会のプログラムは、夢か現か幻か・・・というところ。
私の家のうわぁと咲く白薔薇が、風にわさわさ揺れているのをじっと見上げていた時、
なぜか、萩原朔太郎のこの詩が浮かびました。
初夏の香りなのか、散歩道の若葉の香りか、
どこか、昔の思い出の中の香りがするような詩なのです。


「五月の貴公子」 
            萩原朔太郎   
      
若草の上を歩いてゐるとき、
わたしの靴は白い足あとをのこしてゆく、
ほそいすてつきの銀が草でみがかれ、
まるめてぬいだ手ぶくろが宙でをどつて居る、
ああすつぱりといつさいの憂愁をなげだして、
わたしは柔和の羊になりたい、
しっとりとした貴女アナタのくびに手をかけて、
あたらしいあやめおしろいのにほひをかいで居たい、
若草の上をあるいてゐるとき、
わたしは五月の貴公子である。

       『月に吠える』より

そんなこともあり、暫くぶりの朔太郎さんと、詩集のような短編集、川端康成『掌の小説』です。

作品は、
☆萩原朔太郎の短編『夏の帽子』

若い日の苦々しさ・・・。

☆川端康成『掌の小説』より『白い花』『夏の靴』『お信地蔵』『有難う』『竜宮の乙女』『化粧』『雨傘』

一言でいうと、美しく複雑な世界。
いや、艶めかしく奇妙な世界。
どれもこれもとても短い作品なのに、その作品の内に私が入り込んで、傍でじっと眺めているような気さえしてくるのです。
掌の小説から湧き出る露がぴとぴと滴って、それを受けているような感覚になります。
例えば、ここに登場する女性の肌質感さえ、浮き彫りになるのです。
川端さんが20代に書いた作品が多いというけれど、深いというか、怖いというか。


そして、その通りに、メンバーの方は様々な女性論を展開。
最後は、美容体操!?まで発展する賑わいとなりました


火曜の会(国立市)は、毎月第4火曜日、14:00~16:00です。
毎回、文学散歩は、思いがけない発見があり、おもしろいですよ。
ぜひ、お気軽にご参加くださいね


         



心のレストラン

2010年05月24日 | 日々徒然
心のレストランへようこそ!

と、人形劇俳優たいら じょうさんの専用劇場のプレオープン公演に行ってきました

人形劇は小さい頃から大好きで、文楽、八王子車人形、結城座さんの公演もよく足を運んでいますが、たいらさんの公演は4年ほど前の宮沢賢治原作『よだかの★星』から、毎公演楽しみにしています。

たいらさんの人形劇デビューは13歳の時、やはり宮沢賢治原作『どんぐりと山猫』だったとのことで、幼い頃から宮沢賢治を愛するひとりとして、共感する世界でもあります。

最近の公演では、4tトラックで移動するほどの大掛かりなセットの『オズの魔法使い』に驚きと感動、そして、『毛皮のマリー』は二度目になりますが、たいらさんの操る人形の魂が、私に迫ってくるほど凄みを感じました。

さて、たいらさんの専用劇場「THEATER JO」

 そこは、初台駅近くに、30名ほど観覧できる心のレストラン。

たいらさんの息づかい、汗の光もすぐそばに感じるくらいの、そして、お客さんの笑いや楽しさや、喜びも一緒に感じることの出来る温かな素敵な空間でした。

こけらおとし公演は11月。
いろいろな装備も整って、より素敵な空間になってくるそうです。
楽しみです

たいらさんの人形劇は、ひとりで人形達を操る世界です。
(R-15指定)などと、人形劇では見慣れないマークのついている作品や赤ちゃんから楽しめるかわいい人形劇や、心を揺さぶる名作公演と様々です。

今回は、数あるレパートリーの中から、名場面を少しずつ上演。
『サロメの7つのヴェールの踊り』は、たいらさんとサロメが一体になって、なんとも妖艶で美しい。
ヴェールが何度も私の頭上をすり抜け、腕をかするほど近くでした。
大きな会場では体験できません。
こんなに近くで、大きく動きながら圧迫感がないのはどうしてなのでしょう。
たいらさんのしなやかな動きはもちろんですが、人形劇の持つ、独特な世界なのか、舞台にもうひとつの空間が広がるような、他所の国の幻想の世界が広がるのです。


たいらさんの人形劇を観ると、小さい頃、石ころや葉っぱもお人形にして、おままごとをしていた日々を思い出します。
田んぼの広がる私の町には、同年代のお友達もいなくて、妹とよくおままごとしました。
林の中に秘密基地を作って、雨が降っても遊べるように、枝や藁を積んで一生懸命補強してましたね。
毎回つぶれてしまうけれど・・・

たいらさんの心のレストランで栄養たっぷり補強されました!
お人形も、セットもない私のおはなし会ですが、今週も心を込めて語ってまいります

火曜の会はじめ、学校訪問も、小学校、中学校とまわります。
大きなおはなしの花束を持っていきますので、楽しみにしていてくださいね










家庭支援センターひかり「わらべの会」

2010年05月22日 | 絵本とわらべうたの会
5月の家庭支援センターひかりのおはなし会は、GWの休館日と重なり、1回お休みでしたので1ヶ月ぶりでした

1ヶ月経つと、赤ちゃん達は、ものすごい成長です。
体格はもちろん、寝返りからお座り、お座りからあんよ。
そして、ことばです!

先月、私を見ると、にこっと笑顔を見せてくれるようになった赤ちゃんたちが、
手をまっすぐ私に向けて、ご挨拶してくれているように、声を出してました。
「おはよう。大きくなったね」と手をきゅっと握ると、とっても嬉しそうに手をパチパチ。

初めのご挨拶のわらべ歌では、「1さい!」と指で人差し指をピンとして答えてくれる女の子もいました

みんな元気。いいお顔です

 5ヶ月くらいまでの赤ちゃんは、前の方にねんねしながら
 月例順に自然に輪が広がります

おしめ替えや、お風呂で、お散歩で、ひょいと歌えるようなわらべ歌や数え歌をたくさん歌いました。

「からすかずのこにしんのこ おしりをねらってかっぱのこ!」

「こ~こはとうちゃんにんどころ こ~こはかあちゃんにんどころ~~~」

「のきばのこつばめぴーちくち~ ぱーちくち~」


お家でも、お母さんが、自由に節をつけて、たくさん歌ってくださいね

次回は、掛け合いのできる、わらべうたの遊び歌を歌います。
6月2日(水)11:00~です。
かわいい赤ちゃんたちに会えるのを楽しみにしています









五月のおはなし会

2010年05月20日 | おはなし会・語りの会
今日は、雨が降ったり止んだり、雷が鳴ったり、荒れてましたね。
おはなし会の日は、本当に、空模様が気になります。
いつも、良い天気になるよう祈っているのですが・・・。

玄関先の白薔薇も、うつむき顔。
靴に絡むほど、花びらがいっぱい落ちていました。


生きがいセンターでは、月・木クラスのおはなし会。
部屋に入ると、中央に一直線。
色鮮やかなお花がきれいに飾られていました



お庭に咲いている、芍薬、薔薇、菖蒲、アイリスを持ってきてくださったのです。
お花があると、気分が華やぎます。
大事に育てられたお花に込められた優しさを感じます。


今日の作品は、山本周五郎作『内蔵允留守』。
火・金クラスの方には、先月聴いてもらいましたが、
時代劇風に、MCを3回入れて、ドラマを観てもらう様に語りました。
時間は、45分。
最後は、皆さんから「おもしろかった~。どんどん引き込まれちゃったわ~」と拍手をいただけました

好きな場面の話で大いに盛り上がりました!
「決闘の場面がかっこよかったわぁ」
「老人が内蔵允だなんて最後まで気づかなかったぁ」
「こんな近くにこんな近くにいたなんて、ねぇ」
と、次から次へと、楽しそうにお話してくれました


そして、嬉しいことに、前回から参加されたご婦人からこんな言葉をいただきました。
「本当に楽しかったです。読んで、理解するっていうのは、もうなかなかできなくなって・・。ちょっと病気もしましてね・・・。でも、おはなししてもらうと、あとからあとから情景が浮かんで、耳で聴く事が、こんなにゆったりとして、楽しいなんて、初めての経験でした。次回も楽しみにしています。」

戸の外に出た私を追って、胸の前で手を合わながら、その言葉を伝えてくれたのです。
本当に嬉しかったです。
良いひと時になって、本当に良かったです。

お天気は悪かったけれど、愛依の風、良い風が吹いたようです








体力消耗です・・・。

2010年05月17日 | 日々徒然
腕、首、背中、胸・・・。
情けないほどの筋肉痛です

昨日は、とっても爽やかな晴れでしたので、ちょっと遠くの公園までミニドライブ。
県立と市立の二つの公園が隣接している、相模原の緑豊かな公園まで。
午前中は、森のフィールドアスレチックや、ふれあい動物広場で遊び、午後は、雑木林を散策という予定でした。
予定は実行したものの、体力の限界を久しぶりに味わった、楽しい!?休日になりました

 

園内に入ると、高台になっており、広々と緑と花の景観が気持ちよく、動物ふれあい広場では、アライグマの手を洗う様子が可愛いくて、しばらく観察してました。

 おりこうさん!

そして、森の中の、20基40種類のフィールドアスレチックへ。
この辺にまつわる『でいだらぼっち』(大きな山を動かす大男)の民話をもとに作られたコースだそうです。
子どもたちは、元気ハツラツ。私もがんばろーとスタートしましたが・・・。

  

ほとんど、ロープをのぼる、ネットをわたる、丸太の壁をのぼって反対側へおりるの運動なのですが、これが、簡単そうに見え、徐々にきつくなってくるんです。

斜めの丸太にかかっている下向きのロープや、「藤づるのぼり」とつけられたロープのぼりは、胸や腕がしびれそうになるし、落ちないように、ロープを足や手で押さえたりで、どんどん力が入らなくなって、やがて、ロープを握る力もない感じに。

とうとうコースの半分、 垂直の丸太の壁をロープで降りるところで、掌を摩擦で真っ赤にしてずり落ちたのを最後に、私は、途中リタイアしてしまいました。
筋力、体力なさ過ぎ~~

最後まで、コースを回れる体力はほしいですね。
緑の中、風もそよそよ気持ちよかったのですが、ヘトヘトになりました

気分を変えて

 お隣の公園は、雑木林がひろがり、森林浴気分が味わえます。

芝生広場もあり、「ジャックと豆の木」のステンドグラスが芯の『森の展望台』は、ムーミン谷みたい。
お姉ちゃんも妹と一緒になって駆け上り、喜んで手を振ってました

 

最後に、再びふれあい動物広場へ。
ポニーに乗れて、嬉しそう。

 100円の乗馬券はうれしい!

体力は消耗しますが、アスレチックは楽しい。
夏は、水上ものやりたいですね。

今日から、ダンベルを3キロから5キロにしよ。
大型絵本もこれでラクラクOK!
一石二鳥というもの!?




薔薇咲いてきました!

2010年05月15日 | 日々徒然
良いお天気になりました

 白薔薇の名前は「新雪」です。

毎年、剪定だけで、育ちをただただ見守っているだけなのに、
蕾をいっぱいつけて、次から次へと、大輪の花を咲かせてくれます

 蕾がいっぱいで嬉しい

この薔薇咲く時期は、犬のお散歩などで、通る人も足を止めてくれまして、
「蕾がいっぱいね。」
「今年も、楽しませてもらうわね。」
などと、声をかけてもらっています。
気の利いたベンチでも用意して、お茶でもしていただきたいと、いつも考えているのですが・・・。
そのためには、もう少し、目で楽しんでいただける、花の種類を増やさなきゃなぁと先は長い話です


さて、グリム童話の中でも大好きな『いばら姫』。
『ねむり姫』ともいわれますね。
毎年、5月のおはなし会で語りますが、今年は、どちらで語りましょうか。
森の中のファンタジーは、子どもたちはもちろんのこと、大人の方でも充分楽しめるものです。

田舎育ちの私、森の中の不思議は、子どものころから、身を以って体験していることがいっぱいです。
いつも、会で、おはなししてますけどね
肝心の物語より、私の思い出話が長くなっちゃう時もたくさんありますが、どれもこれも語ればストーリーになります。
おはなしは、今に繋がって、語ると生きてきます。
毎回実感します。

宮沢賢治の森や林のおはなしも、素朴で、人と動物の温かくユーモアがあって大好きですが、ヨーロッパのお話は、どこかぞくぞくする怖さもあります。
それは、日本の怪談とは少し違って、魔力とか、魔法とか、神秘とか、伝説とか、不思議の怖さです。
怖い話も、美しく、魅力的で、楽しいのです。
もちろん、ユーモアたっぷりのおどけた話や、陽気で明るい話もたくさんあります。
みんなみんな、子どもたちに注がれた愛情いっぱいのお話です

これから夏にかけて、グリム童話たくさん語ってまいります!

米粉のシフォンケーキ

2010年05月14日 | クッキング
最近米粉でいろいろ作ってみています。
お団子や白玉が大好きなので、どうしても、お米の粉というと、和菓子のイメージなのですが、ちょっと試作しました

 形を支えきれないくらい!ほわほわすぎみたい。。

こんなにほわほわなの!ってびっくりしちゃうくらい柔らかいです。
口どけも優しくて、軽い軽い。
しっかり焼いたのですが、回りもふわふわです。
なんだかとっても不思議。

17センチのシフォン型で作りましたが、あまりの軽い食感に、ぱくっぱくっと一気に食べてしまいそう

週末は、ロールケーキも作ってみようと思います。
こんなにやわらかく仕上がるなら、巻くの大変なのかなぁ。
それとも、くるくる簡単にいくのかなぁ。
まず、作ってみないとわからないですね。


古代から、いろいろなものを粉にして、食してきた私たちなのですが、
粉っていろいろに変化して美味しくなって、それでも、粉本来の主張があって、
本当に、おもしろい食材です。

粉物にまたまた魅力を感じ、しばらくはまりそうです








和のいえお話し会

2010年05月11日 | おはなし会・語りの会
肌寒い一日でしたね。

どうしたことでしょう。晴れ女の私なのに・・・。
なぜか、和のいえ『櫻井』のお話し会は、もう4ヶ月も雨続き

でも、一歩踏み込むと、そこには、ほっこり暖かな懐かしい空間が広がっています。
おはなしの会のメンバーさんの穏やかな時間の流れの中に、ひょいと加わる感じです。



リコーダーで、『いとしのクレメンタイン』を吹くと、
頭で拍子をとりながら、メロディを口ずさんでいる方もちらちら。
みんなで日本版の『雪山賛歌』を歌いました

おはなしは、日本民話『食わず女房』『鬼の面とお福の面』。

『食わず女房』は、怖いやまんばから、菖蒲が身を守ってくれ、
『鬼の面とお福の面』は、怖い山賊から、鬼の面が身を守ってくれるおはなし。

そして、おはなし会が終わる頃、雨がやみました。
これもいつもと同じ。

民話などは、季節に合ったおはなしをしたいと思っていますが、
雨降りだと、気温が違ったり、庭の景色が違ったり、微妙なずれを感じます。
何より、部屋に入る、光加減が違います。

来月は、緑に輝く庭を眺めながら、6月のお話をしたいです





時は楽しい五月

2010年05月08日 | 日々徒然
気持ちの良い、とても爽やかな風が吹いていますね

緑の小道を歩いてきました
木陰でうとうとしたくなります。

五月の風は薫ります。
初夏の風でしょうね。
私の髪に、体に絡んだ風も、良い風。


五月の色は、何色でしょう。
誕生日月の五月が大好きです

堀口氏の言うとおり。
「空のいろさえ陽気です」

詩人はやっぱりすてきだわぁ。
詩を口ずさむだけで、私の上の空の色まで塗り替えちゃうんだから。


   「五月」

  五月のいろはこむらさき
  されば藤さきあやめさき
  桐の花さへさきぬめり
  世を偽りのこむらさき

(堀口大學詩集より)


そして、私が五月のCDと決めているのは、

シューマンの『詩人の恋』
シューマンがハイネの詩に作曲した歌曲です。

恋心が風に光り、薫り、そよぐようなメロディ。
甘すぎず、それでも胸キュンなんです
感傷的な秋ではなく、この青葉若葉の五月に聴きたいのです

私のCDは、マティアス・ゲルネ(バリトン)
      ヴラディミール・アシュケナージ(ピアノ)

おすすめです!

お祭りの後に

2010年05月07日 | 故郷便り
GWの、夏日のような暑さと、イベント続きの賑やかさが残像になっていますが、今日は、ひと休みの雨。
私も、ホッと一息ついて、静かに過ごしています。

上野の絵本フェスタの後、そのまま車で、実家の宇都宮まで行きました。
ひと足先に遊びに行っていた子どもたちのお迎えです。

私も久しぶりの宇都宮ですが、待っていてくれた景色は、緑色のたんぼ!

 気持ちの良い風が吹いていました

でも、日光線が高架になって、ちょっと景色が変わってしまいました。
2両か3両の風情のある電車の通り道が削られてちょっと残念。

お孫君がいるので、立派な五月人形が飾られていました。

 さすがに力強いですね。


父に「ただいま」を言うと、すぐ、返ってきた言葉は、「明るいうちにクマガイソウ見てみ」でした。

 美しい 

何年か前に、数本のクマガイソウを分けていただいて、大事に大事に育てていたのです。
それが、随分増え、ふっくらとした唇弁と、特徴のある扇型の葉をきれいに広げて、妖精のように咲いていました

父は、このクマガイソウが大好き。
娘たちも、あとで、「じいちゃんね、あのクマガイソウが一番好きなんだって」っと言っていましたから、娘たちも、明るい日陰に父と並んでしゃがみながら、じっと地面に咲く珍しい美しい花を見ては、父の話に耳を澄ましていたのかなと思います。

エビネも年々増えてます。

 静かな静かな父の庭に癒されます。

連休最終日で、子どもたちは、明日から学校ということで私は日帰り。
もう少しゆっくりしたかったけれど、母の作ってくれた美味しいものをお土産に束の間の休息を楽しみました

 にしんと炊いたたけのこ。

たけのこの切り方がダイナミックな田舎の煮物。
年々大きくなってるかな・・・
でも、すっごく美味しい

宇都宮の帰り道は、「げこげこげこげこ」蛙の大合唱でした

最高の響き!
お土産にプラス!
「耳に残るは蛙の歌声」


みんな晴れ晴れ!

2010年05月06日 | イベント・語りコンサート・舞台他
今年のゴールデンウィークは、29日から連続7日間の晴天つづき
50年間で初の快挙、新記録だそうです!

そして、とっても暑かったですね~~

上野の森絵本フェスタも、連日大盛り上がりでした
絵本・児童書2割引、作家さんのサイン会、おはなし会と、嬉しいことが山盛りでしたね

私も、3日間、緑いっぱい、みなさんの笑顔いっぱいの中で、楽しくお話会をすることが出来ました



開放的な野外のお話し会は、パワー全開になって、絵本やおはなしも私から力いっぱい飛び出していく感じで大好きです

でも、連日12:00からのスタートで、一番暑い時でしたね。
テントの外の方は大変だったと思います。
ギラギラ日差しを浴びながらも、最後まで本当にありがとうございました。
私も汗びっしょりでした

『おだんごぱん』を大好きになってくれた女の子が、連続で参加してくれて、 かわいい笑顔で、一緒におはなしの中の「おだんごぱん」を歌ってくれたのは、本当に嬉しかったですね

「おだんごぱん」がころころころころがって、すとんと子どもたちの心に落っこちたんですね。よかった

5日は、大人気『たまごにいちゃん』の作者、あきやまただしさんがサイン会を開いてくれました。
絵本に、その子キャラのたまごにいちゃんを描いてもらって、みんな嬉しそうでしたね。

私もすずき出版編集長と一緒に、あきやまさんとパチリ

あきやまさん、どことなく「たまごにいちゃん」に似てる・・・かな

上野の森絵本フェスタは素晴らしいイベントです
ずっとずっと続いてほしいです。

この絵本フェスタで「たからもの絵本」きっと、見つかったことでしょう。
絵本やおはなしの世界が、みんなの心を温かく優しく、そして元気にしてくれますように



上野絵本フェスタはじまりました!

2010年05月04日 | イベント・語りコンサート・舞台他
青空広がり、お日様キラキラ上野の森絵本フェスタ、最高のお天気に恵まれて、気持ちよく始まりました!

どの出版社のテントも大賑わいでした。
絵本がずらっと並んで、ワクワクです

お話し会にも、小さな子どもたちから、おじいちゃん、おばあちゃんまでたくさん参加してくれて嬉しいです

 大型絵本で楽しんだり
 手遊びで楽しんだり  おはなしで楽しんだり


おはなし会に回っている、私のホームであります、多摩地区のお父さんお母さん、
遠いところ来てくださって、ありがとうございます。
親しみのある、可愛い子どもたちの笑顔に出逢えて、とても嬉しかったです

お話できない方もいましたが、しっかりお顔は見えていました!
次に会えるのを楽しみにしています

明日も、12:00~おはなし会です!
場所は、噴水前のステージです!(中央、奥の方です)
大型絵本に、『おだんごぱん』!
ぜひ、聴きにきてくださいね

お天気がよく、暑いくらいです。
日傘や、帽子も忘れずにお気をつけくださいね




上野の森絵本フェスタ!

2010年05月02日 | お知らせ
お天気もよく、楽しいGWをお過ごしでしょう

上野公園動物園前広場で、上野の森絵本フェスタが始まります!

イベントステージで、私も3,4,5日12:00~すずき出版さんのステージに立ちます
大型絵本を読んだり、手遊びしたり、私のレパートリーのおはなしの中でも大人気の『おだんごぱん』も語ります


風薫る5月。
緑鮮やかでとっても気持ちいいですよ

ぜひ、遊びに来てくださいね

皆さんにお会いできるのを楽しみにしています