4月29日から始まりましたTYPES公演シェイクスピア『夏の夜の夢』。
5月3日千秋楽、たくさんのお客様の温かい拍手の中、全9公演無事に終演を迎えることができました。
GWの真っ只中ではありましたが、遠方からもご来場いただきました皆様、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
私も初芝居初舞台で、ただこの1ヶ月の稽古の最高を目指し、その励んだ稽古に従い心から公演に打ち込みました。たくさんの嬉しく励みになるお言葉ありがとうございます。
公演感想などを。
長文になっちゃいましたε-(´∀`; )
初舞台ですのでお許しを。
初舞台は本当に様々な初体験がありました。心も体も頭もてんてこ舞い。本番までの稽古日数の少なさには不安もありました。
しかし、それでも信じられる、演出家のご指導、ここに出会った座組の方々のアドバイス、そして台詞稽古に没頭した時間、耳に従い観察し反省し反復した時間。
いつも語っている大好きな賢治の言葉も時折私を支えてくれました。
めげそうになった時、ふと、空から降ってきました。
ゴーシュの中のカッコウの言葉。
そして雨ニモマケズです。
よく見聞きしわかりそして忘れず。
通し稽古に入ってもまだ頭で台詞を言ってる感覚でした。詰まりました。リズムも崩しました。
ところが、本番舞台の直前勇気が湧いてきました。
仲間の顔が見えてきました。耳がすべての音をキャッチし始めました。
照明さん音響さんの眼差しが見えてきました。
そして観に行くよとお声をかけてくださった皆様の気持ちが胸に刺さりました。
ドキューン!!(^∇^)
私はストーリーテラーとしても舞台に立ちたいと思いました。この素晴らしい古典の名作を、観にきてくださった皆様に
豊かに伝えよう、ワクワクキラキラ心楽しい時間を過ごしていただこう、私は職人クインス。喜劇的滑稽劇まで、いざ!!
公演の幕が上がりました。初日はさすがにガチガチ緊張しました(^ ^)
しかし、ひとつひとつ、舞台が始まり、軽やかに楽しい気持ちがどんどん身体中に充満してきました。躍動感と喜びも感じました。場面を受け取りながらページをめくっていくような仕掛け絵本のような楽しさを感じました。
そして5日目、9公演千秋楽は、ただ感謝と共にありました。
初舞台、様々な出会いと経験を本当にありがとうございます。
打ち上げ後、舞台もバラされ、通い慣れた扉を抜けた時、ふわっと風が吹きました。1ヶ月前の風ではありませんでした。胸がキュンとしました。涙がじわっと目にきました。
この素晴らしい日々を確かに胸に刻み、また新たな想像の世界へ一歩踏み出そう。演出家の新本さん、共演者の皆さん、舞台を支えてくださった関係者の皆様、アプローズありがとうございました
。いつかまたね(^ ^)
このスタジオアプローズでの公演が皆様のGWの楽しいひと時となりましたら大変嬉しく思います。
また、笑顔でお会いできることを楽しみに、私の『夏の夜の夢』最終ご報告とさせていただきます(^∇^)
それでは、愛依の風にのって、いざ!!