~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

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ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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メリークリスマス!

2007年12月25日 | 日々徒然

今日は月もとってもきれいで、静かなクリスマスイブです。

クリスマスは愛と平和を祈る日ですね。

何かひとつでも誰かのために尽くせることがあったら、それは喜びにかわるでしょう。

みんなが健康で穏やかな気持ちで毎日を過ごせることを願います。


今日はハーモニカ奏者トゥーツ・シールマンスの「WHAT A WONDERFUL WORLD」
が心に沁みました。

私のブログを読んでくださっているお母さん方は、今日もきっと暖かな絵本を子どもたちに読み聞かせしていると思います。

そんなお母さん方へ

「若草物語」より 私の大好きな箇所抜粋

子どもたちは角を曲がりながら必ず振り返る、
お母さんがいつも窓のところでにっこりうなずき、手を振ってくれるから。
これがないと、なんとなく、
一日が過ごせないようだった。
子どもたちのご機嫌がどんなでも、
あの優しい顔を一目見れば、
子どもたちは日光のように明るくなった。

久しぶりに「若草物語」など読んでみてはいかがでしょう。
心が柔らかになりました。








 


お知らせ

2007年12月18日 | おはなし会・語りの会

突然で申し訳ありませんが、今月からしばらくの間、

「月宵語りの会」は休止いたします。

ブログで少し書きましたが、父が病気になり、祖母も介護が必要な体なので、
ここは、娘としてできるだけ側で看病したいと思います。

宇都宮は通勤圏内といわれておりますが、やはり通うのはちょっと厳しいです。
随分悩み、とても、残念でさびしいのですが、心と体の良い充電期間だと思い、しばらく故郷に帰ってまいります。

毎月の月宵を楽しみにしていてくださった皆様、
今年もずっと応援してくださってありがとうござます。
風邪などひかないように、よいお年を迎えてください。

ブログは頻繁には更新できませんが、
ストーリーテラーとして絵本を紹介したり、
毎日の散歩道も変わり、田舎の空気をお伝えすることもありますので、時々のぞいてみてくださいね。

地方発信です


月宵でお会いした皆さんのお顔忘れません。物語の世界でつながった、大事な方々。

いろいろなおしゃべりも時々思い出しては、このブログで私の独り言、
愛依の風をお届けします。

どうぞお元気でいてくださいね。

また、お会いできますように。

美月 愛依


いないいないばあ

2007年12月15日 | 絵本ひーらいた
赤ちゃんは、お母さんの「いないいないばあ」が大好き。

赤ちゃんだけでなく、小学生くらいまでは、やっぱり大好き。

「いないいないばあ」と隠れた顔がパッとでる。

最初に飛びこんでくるのは、目、優しい目、次ににこっとした笑顔。

何回でも何回でも、繰り返し子どもたちは、嬉しそうに笑います。

大笑いではなく、なんともにんまりした笑顔。

絵本「いないいないばあ」



絵本「ころころころ」はころころころと言葉はこれだけ。


いろだまがころころころ上ったり、下りたり。
お母さんはいろだまになって、ちょっと大袈裟に読んでみてください。
子どもたちと一緒に。ころころころと心も一緒に転がってみてください。

お母さんの声が大好きな赤ちゃんはお母さんの読み聞かせが一番です。

寒い毎日、温かいひざの上でたくさん絵本読んであげてください。



やっぱり好き

2007年12月13日 | 絵本ひーらいた

今や、お笑いブームですが、私はこれで笑います。
笑える絵本、シュールな絵本。
大人にも大好評なんです。
それは・・・

スズキコージさんの「とさかにごはん

ハン
ジュクさんは あるひ たびに でることに しました
したぎを 3まい よういして リュックに いれ
いれば はぶらし はみがきこ おむすびを つくえの うえに ならべてみると
みるとんくんも リュックに いれて つれてってよ というので・・・
・・・・とさかにごはん・・・ハンジュクさんは・・・・・・」
という具合にテンポよくどこまでもどこまでもつづいていくような絵本です。

ことば遊びのような絵本なのですが、とぼけていて、どことなく哀愁漂い、鈴木さんのど迫力あるタッチが最高にマッチしている大好きな絵本。

面白いです。
お話会では、私は、これをかなりのスピードで何周も最低3回は繰り返し読みます。

子どもも大人もきょとんとして最後は大笑いです。
こんな絵本もたまにはいいです。

みるとんくんと一緒に旅したいなぁ。
たらばがにも見事なんです。

読んでみてくださいね。
絶対笑っちゃいます。



羊毛ボールで

2007年12月12日 | 日々徒然

色とりどりの羊毛ボールでクリスマスツリー。

柔らかくてあったかい感じです。

まんまるがとっても可愛いのでお気に入りの定番になりました。

冬の色んな小物にもぴったりで、アクセサリーにもリースにつけてもバックのチェーンにもぴったりです。


今日は、銀杏拾いをしました。

でも、特有の匂いが鼻についてねー。

実は、あんまり好きじゃないのですが、拾うのは好きです。

今年は、栗拾いができなかったので、銀杏拾い。

銀杏は、封筒にいれて、レンジで2分ほどチンすれば、上手に殻がわれます。

おつまみや、お料理にちょっと使って、アクセントにいかがでしょう。


ふしぎな花

2007年12月08日 | 日々徒然

ニョキニョキ生えてくる不思議な花

これ、サボテンです。おまかせアートで楽しんでいます

お水も肥料もほしがりません。
明るいところが好きで、時々「元気?」と声をかけるだけ。
あちらこちらからどんどん顔を出します。

かわいい。

もう少し素敵な鉢置き台がないとかわいそうですね。
レンガとスチールで何か工夫しようと思っています。

カニシャボテンの大きいのもあります。花が咲くと見事です。

でも、鉢物は、環境の変化に敏感ですよね。
前に、場所をちょっと移したら、あっという間に花が落ちたことがあります。
それ以来、鉢物は観賞用としても、家の中でも移動はさせられません。
花が哀しそうに落ちていくのを見たくないから。
バタバタと落ちて無残なのです。
「悪いことしたなぁ」とすごく落ち込みます。

絶対乱暴にしないことです。

話しかけるのはいいですね。
お花が笑った!と思うこと、体をくねらせること本当にあるんです。

見たのです!

ほんの少しの水だけで育つサボテン。
付き合ってみるとおもしろいです。


灯り

2007年12月07日 | 日々徒然
和紙で灯りの玉を作ってみました。

風船を使ってできると教わり、何回か失敗しましたが、
ようやく丸くなりました。

この薄灯り気にいっています。

ランプが好きで、よくアンティークのお店の素敵なシェードを眺めたり、ステンドグラスのお店を覗いたりしています。

自分の好きな灯り加減てあると思うのですが、
昼間の柔らかな自然光に包まれている部屋が陰り、ひとつふたつランプをつけていくのがいいです。

和紙はいいですね。程よい厚みと薄みが混ざり合って優しい色になります。

近くに、万年少年、たそがれ男の60歳の仲良しさんがいます。
流木、木の皮、竹、和紙で素敵なランプを作ります。
どの部屋にもしっくりと置かれ、その色も穏やかで優しいのです。

この手作りのランプに影響されて、私も作り始めました。
キャンドルは時々作るのですが、ランプ作りはまだまだです。

灯りは生活の潤い。
四季彩を表すようなランプ作ってみたいです。

それにしても、このへんてこ丸。
小さいの大きいのがごーろごろ。
合わせたらアートになるかしら・・・。

心と散歩

2007年12月06日 | 創作

心ちゃん、今、何見てる?何思う?
君の横顔は いつもきれいだね

散歩して、こうして季節を共にして
一緒に歩いたじゃないか
いろんな話をしたじゃないか
何を覚えてる? 

君の歩幅は、君のリズムは
この私の 心刻む音になった
こうして毎日 休息と微笑の時間になる

明日も 歩こう 
街の音も 風の音も聞きながら

コ・コ・ロ コ・コ・ロ
何度でも 呼ぶよ
耳をピンとして
まっすぐに 君は 飛び込んでくるから

コ・コ・ロ コ・コ・ロ
何度でも 呼ぶよ
しっぽをふって
まっすぐに 君は 嬉しい顔を見せてくれるから

明日も 歩こう 
素敵な宝物が 探せるからね 


(2007.12 作:愛依)



 



 


愛されお菓子

2007年12月05日 | クッキング

ココアで作る簡単クッキー
ちょっとほろ苦い大人味です。

クッキーは大好きです
特に、甘さ控えめの型ぬきクッキーが好きです。
お土産にもよく作ります。形のいいのを包んだら、残りはおやつです。
私は、いつも大きめの型で作ります。やっぱり大きい方が嬉しいですものね

高校生くらいからお菓子はよく作るようになりましたが、その時参考にしていたお菓子の本は、故森村桂さんの本です。
「天国に一番近い島」の作者でもあります。この映画を観た時、私もニューカレドニアに行ってみたいと思いましたが、さすがにそれは難しい。森村さんが軽井沢にティールームをオープンしたという話を聞き、大学生になって最初の連休にお店に行きました。
お店の名前は、「アリスの丘」ティールーム。
森村さんの創作焼き菓子がとてもおいしいのです。
お店に初めて行った時、そこに森村さんがニコニコしていらっしゃいました。
なんとお話している間に美味しいクッキーの作り方と配合を教えてくれたのです。
それから、もっとクッキー作りにはまりました。
先生が亡くなられた時はショックでした。もう3年になるかなぁ。

クッキーってお菓子の中のお菓子だと思うのです。
大袈裟だけれど、クッキーはみんなに愛されてるお菓子ですよね。
嫌いな人なんていないと思います。
素朴でいろいろバリエーションがあって、見た目が可愛い。そして、どんな飲み物にも相性が良い。

クリスマスには、ジンジャークッキーかな。ハードに作ってツリーに飾るのがいいですね。
今年は「くるみ割り人形」のツリーのようにしてみようかな。
「枝という枝には色とりどりのお菓子が結びつけられていて・・・」

型抜きで楽しくおいしいクッキー作ってみてください。
きっと誰かに贈りたくなります。
素敵にラッピングして、カードを添えて。
クリスマスにいかがでしょう。



私らしく・・・とは

2007年12月04日 | 日々徒然

押入れを整理していたら、綴り箱の片隅に色々なものが出てきました。
開けるまで忘れていましたが大事にとっておいたようです。

高校2年生の担任の先生からの手紙がありました。大学生の頃、私は、何かで悩み、どうやら先生に手紙を書きその返事を送ってくれたものです。
その手紙の最後に「私は今の君も大好きです。君らしく生きてください。」とありました。
先生は元気にしてらっしゃるでしょうか。

もう一つ、大学で東京に出てきた時、父が半紙に「典子(本名です)らしくがんばれ」と書いてありました。

二つの中には、「私らしく」と書いてあります。この時は20歳前でしょうか。
どんな私だったかな。あの時大事にしていたものはなんだったのだろう。
私にはわからないことが、わかっていたのでしょうか。私らしくっていったい。
この時に、「私らしくって何ですか」と質問すればよかった。今も尚わからないのだから。

私の母は琵琶湖近くで育った人で、その辺りの風習も大事にしていました。関東ではあまりしないようですが、私は十三参りをしました。嵐山の法輪寺にお参りをし、渡月橋を後ろを振り返らずに渡りきるのです。
この時、法輪寺には半紙に墨で一文字好きな文字、言葉を書いて自分の代わりに置いてくるということもしました。十三歳にはちょっと照れくさい慣わしです。
私が、その時、自分なりに思いを込めて書いた字は「心」でした。
とても純粋な気持ちだったと思います。澄んだ空気を静かに吸って少し緊張して書いたのを覚えています。

年を重ねるに従って、はかりしれない「心」の良心、真心、は、深いところに存在して、表面の邪心にとらわれる日々もあります。

何度か訪れる転機に自分の良心と向かい合ってそれに従うことができる素直さを持っていたいと、それを全うできない自分の情けなさに腹が立つこともあります。

小学校のおはなし会に行った時、5年生の教室の前にお習字がずらっと並んでいました。そこには「美しい心」と書いてありました。

心は優しい心に、美しい心に、育ってほしいが原点なのですよね。
心は磨かなければ、尽くさなければ、配らなければ育たないものなのでしょう。

大事なときに何を選択するのかも心ひとつ。
私らしいとはなんでしょう。たくさんの方に出会い、経験をし、学ぶことも、教えられることもあった今、この自分が進む道はどこへ向かうのか考える年になってきました。

と、綴り箱を開けたばっかりに浦島花子のように昔に返って純粋だったン十年前を思い出してみてしまいました。

12月ですからね。自分を省みるのもありでしょう。


今はもう、昔遊び?

2007年12月04日 | 日々徒然

今でも、ほとんど毎日遊んでます。
お手玉、けん玉、独楽まわし。

今はもう、昔遊び?といわれてしまうのかしら・・・。
ちょっと一息つくときに、料理の合間に、ちょっと。

わらべ歌にあわせて、お手玉ほい。両手で2こ、3こ、片手で2こ、3こ。4こ失敗。
けん玉、ほい。1,2,3,大皿小皿真ん中に。玉持ってひょい。1回転。
最後は、独楽よ。独楽に紐をきゅっと巻きつけて、しゅっしゅっしゅーっと!仕上げは手の上それ!回れよ回れ。紐を渡して、跳ねさせキャッチ!

私のストレス解消遊びです。
小さい頃からずっと遊んでいます。お手玉は母が作ってくれていました。古布とあずきで。けん玉は、赤い玉が傷だらけです。独楽まわしは父は名人のようです。

子どもたちのおはなし会でも、みんなに遊んでほしいので、時々披露し遊び伝えしてきました。「ゲーム機よりずっとずっと楽しいよ」と言いながら。体や感覚に受け継いだものは案外自然にできるものです。

こんな遊びはみんな父から教わりました。女三姉妹でしたが、よく父と遊びました。

お正月前頃から、凧を作ってくれたり、「本物の鳥の羽で作るのが一番だ」と言いながら、羽子板の羽も鳥の羽でこしらえてくれていました。高くうちあげて、ゆっくりくるくるくると回りながら落ちてくる羽の出来栄えを見ては「ようし、これで上手にできるぞ」と満足そうな微笑を浮かべている顔も浮かんできます。

そんな父が病気になってしまいました。


父は、今頃の時期から、沢庵用に大根を干したり、白菜を漬けたり、干し柿の柿を吊るしたり、うまし柿を作ったり。遊びの途中に縁側のつるし柿を食べるのも楽しみでした。
この冬は、軒下はがらんと寂しいままかもしれません。

病気は気の病なの?元気の気。気力の気。みんなの気持ちをあわせれば
お父さんの病気良くなるかなぁ。




 


あどけない空の話

2007年12月01日 | 日々徒然

私の部屋の窓から見える空

今日の空模様はこのふわっとした綿菓子のような雲がなかなかいいです。
でも、ちっさくて、電線がびーんとはっていて、やっぱりよくないかな。

「智恵子は東京には空がないという」は高村光太郎の「あどけない話」の詩のはじまりで有名です。

このあどけない空の話は私の中にもいつも思うことです。

故郷の山々、田畑、流れる川を見ながら見上げる空は、広くてきれいです。
いつもいつもよみがえります。
空を見ながらいろいろなことを考えました。大きく息を吸い込んで、大きな声で話しました。
ここでは、「あぁ、今日はいい天気だな」と独り言です。

何か息を潜めるような感じもあります。少しの音も騒音になるかと本当に近所を気にします。
歌声も、ちょっとハーモニカやリコーダーを吹くのも、ピアノでも。
周りに気をつけて、ご近所の迷惑にならないように。

仕方のないことです。家が密集しているのですから。

田舎は、回覧板をまわすのが、結構大変でした。歩いて5分かかったから。
寒い日に母に「回覧お願いね」なんて頼まれると「えぇーーー。」としかめ面。
良いお返事をしたことがなかったかも知れません。

空に近いところ行きたいですね。