第4火曜日は、火曜の会。
午前中、すこぶる良い天気だったので、家のあちこちの窓を全開して空気の総入れ替え。
ストレッチなどして体を動かしたまでは良かったですが、
窓全開を忘れて、発声練習
隣の壁から自分の声がして、慌てて窓締めました
時々やってしまいます、近所迷惑・・・。
さて、火曜の会ですが、
横浜から参加してくれているNさんがお風邪でお休みとのこと、
今月から川端康成シリーズで、『伊豆の踊子』の予定でしたが、
「みんな揃っている方がいいですね~~」と、プログラム変更。
学校訪問の話から、ぜひ、学校プログラムを一度ということになりまして、
語りの授業を再現しました。
なんとなく照れました。
でも、しっかり語りもたまには聞いていただきたいと思い、
余計な邪念は捨て、ピュア―な気持ちで語りました。
2時間の中で、いろいろ語りました。
日本昔話、創作話、宮沢賢治作品、
なんか夢中で語ってしまいました。
日本各地に伝わる「へっこきあねさま」をいろいろバージョンで語りましたが、
大笑いしてくださった。
すっごい屁の音がこの口から飛び出しました~~~
私の故郷下野版も語りました
火曜の会の皆さんは、
文学好きで、そして、何よりも、これからの子どもたちの未来、そして教育について、その想いを熱心に語られる方ばかりです。
その中で、はっとして、胸にぐっとはいってきた言葉が二つありました。
「若き日に薔薇を摘め」
「長所を伸ばし、短所はさわらず 堂々と生きましょう」
この言葉を与えられ、いろいろ話していきながら、
私は、未来を担う子どもたちへ、何ができるだろうとまた考え始めました。
そうしているうちに、あの、ブータン国王の福島の子どもたちを励ました感動のスピーチを思い出しました。
苦しみの中にある子どもたちに、希望の光を灯し、そして、深い愛を向けられた言葉でした。
「みなさんは、龍をみたことがありますか?
私はあります。
龍は、一人ひとりの心の中にいます。
私たちは“人格”という名の龍を持っています。
龍は私たち、みんなの心の中にいて“経験”を食べて成長します。
だから、年を重ね、経験を積むほどその龍は強くなるのです。
そして、感情をコントロールして生きていくことが大切です。
みなさんも 自分の龍を大きく素晴らしく、大切に育ててください」
この言葉は、紙に書いて留めておきます。
火曜の会の最後も、賢治の「雨ニモマケズ」を一緒に語りました。
胸に噛みしめた深い言葉に出会った時を忘れないように、
私も、心に残していきたい。
そして、子どもたちにそのことを語り続けたい。
火曜の会では、いつも自分を振り返り、いろいろなことを学びます。
本当に感謝したいです。
末永く続けていきましょう。
おいしい柏餅、ごちそうさまでした