~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

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ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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「猫のお茶会」でした。

2011年02月27日 | イベント・語りコンサート・舞台他
今日は、穏やかなお天気で、茶房高円寺書林さんの素敵なイベント
「猫のお茶会」最終日を迎えました。

私のお茶会は、「猫と和みの良い日かな~十猫十話」、小さなおはなし会です。

  

お膝がくっついてしまいそうな距離で、お茶と一緒に和やかなおはなし会になりました。

目の前の男の子は、3歳。
たくさん絵本を持っていきましたが、ついつい、思い入れのある長めの絵本が多いこと!
今日は、この、一番小さなお客様が、最後まで楽しめますようにと思いながら、語ってましたね。
わらべうたや、絵本遊びしながら進み、素語り『こねこのチョコレート』、最後は、オリジナルの歌とともに『ねこのくにのおきゃくさま』でした。
良かったです。最後まで笑顔でいてくれて

絵本は、書店や、幼稚園小学校のいつものおはなし会では、あまり読まないような絵本を紹介しました。
30種類もの猫の姿態が描かれている、画集のような詩的な絵本『ねこ ねこ こねこ』
読み応えありましたね。

猫を愛する人は、心かわいい人かな?
今日は、そう感じました

何かひとつの題材で語る会も楽しいです。
実は、絶対読もう!と思っていた絵本が読めずだったりしましたが、参加者のみなさんのお顔を見ながら選書したので、それが自然だったと思っています。
おはなし会は生まれるものが多いのです。

素敵な猫の本もプレゼントしていただきました
一番最初に、みなさんにも紹介しました。

  

「てぬぐい本」です。わぁ~~

珍しくて、この会にふさわしいもの。
どうもありがとうございました

この会の機会を与えられて、初めて、2月22日が猫の日だと知りました。
来年もあやかって猫絵本会しようかな。
今日、読めなかった絵本も読めるし、お話も怖いのから、切ないのからいっぱいあるし・・・。
それから、かわいい猫耳つけて参加してくれた、今日読んだ絵本『クレメンタインの冬じたく』のオシャレ猫のクレメンタインよりオシャレさんの女の子が猫の絵本を持ってきてくれたあの絵本も、その時は、ぜひ読みたいと思います!!
「魔術師~~」ちゃんといえるように練習しておきますね

今日も、お話ししましたが、私の家で飼っていた三毛猫のたま。
本当に、いい猫だったなぁ、とっても美人さんで。
久しぶりに、その抱っこした感触まで思いだしました。
可愛がっていた猫は、忘れられませんね。
「たまより美人な三毛猫見たことないです!!」
なんて言ってしまいましたね






読売新聞掲載。

2011年02月26日 | おはなし会・語りの会
春一番の強い風が吹きました。
ガレージの隅っこに、見つけました!!

 かわいいたんぽぽです


昨日は、国分寺の小学校へ学校訪問でした。
小学校6年生、3クラス一緒に音楽室で小学校最後のおはなし会でした。

 みんな本当に大きくなったぁ。

ぽかぽか陽気で、特に4階の音楽室は空からの光がまっすぐ入っているように暖かでした。

語るのは、宮沢賢治作『雪渡り』。
雪国の世界とはずいぶん離れた暖かさでしたが、最初に、雪景色が広がるようなわらべ歌をみんなで歌いました。

「雪こんこん~」とクラスごとに歌っていきましたが、
低音の男子の声がなんと響いてるのでしょう!
6年生なのですね。すごく大きくなったのですね。
それでも、私のあとに、輪唱してくれる素直な6年生。
これが、小学校最後の、お話会。

これから、みんなも、銀の雪を渡っていく時があるかもしれません。
そこには、いろいろな出会い、感動があるはずです。
勇気をもって、踏み出してください!
とメッセージを添えました




さて、今日の読売新聞朝刊の地域面に、
学校訪問の記事を掲載していただきました。
子どもたちの笑顔が、背中から伝わってくるような写真も紹介してくださってます。

 

「心と心をつなぐおはなしの世界」
目と目を合わせ、一心に語っていると、ふと、子どもたちの顔が、底抜けに明るくなる瞬間があります。
どんな世界を心に描いているのでしょう。
子どもたちの膨らむ心は果てがないです。
ひとり、ひとり、大切に命を育んでほしいです。


記事にも紹介されていますが、4月10日、国分寺の伝統行事「万葉花まつり」で語ります。
しかも、コスプレ!?します
私もよくわからないのですが、何でも天平時代の格好らしいです。
それを着て、芥川龍之介作『蜘蛛の糸』他を語ります。
お時間ある方は、ぜひ、聞きにきてくださいね






さざなみ文庫勉強会

2011年02月25日 | おはなし会・語りの会
木曜日、さざなみ文庫の持ち寄りランチと勉強会がありました。

私は、毎度のことながらリクエストもあり、おいなりさん。
そして、大根とにんじんのなますを作りました



私は、なますを作るとき、かつらむきしてから千切りし、さっぱりとした甘酢で味付けしてます。
こうすると、味の含みがよく、あと、もう一品という時に手早くてよいのです。
今の時期の大根は、また、一段とおいしくなるような気がします。
好評でした


さて、今回の勉強会のテーマは、『古事記』です。
メンバーは、20~80代までバラエティ豊かな顔ぶれでした。

火曜の会のメンバーさん、音楽家、服飾デザイナー、保育士、民話を研究している大学院生二人も参加してくれ、おもしろい時間になりました。

『古事記』といえば、日本最古の歴史書。
そして、荒唐無稽なファンタジー、はたまた、日本のこころの原点などと言っても過言ではないと思います。

『古事記』を読むのも大変、ごちゃごちゃまとめずらい書物というイメージがありますが、この、『古事記』に登場する神々は多くの神社で祭神としてまつられ、私たちの身近にあって、さまざまな形式で口承伝承されてきました。

近頃は、パワースポットとして、足を運ぶ方も大勢いると思いますが、
私たちの生活の中に、営みの歴史の中に、宿っているものであるとも時々、ふと思います。
子宝の神、安産の神、知恵の神、縁結びの神、五穀の神・・・、数知れない幸福の神々。
信仰者でなくとも、清められる思いがあります。

また、メンバーの方は、お能の謡や仕舞をお稽古している方も多く、
もちろん私も、「古代のおはなし」として、『イザナギとイザナミ』『アマノイワト』『因幡の白兎』『海幸彦・山幸彦』『ヤマタノオロチ』など語る機会も多く、古事記は何と言っても、神々の名前が溢れてものすごいので、それぞれのお話をパズルの一片として、組み合わせられるように、こうして時々『古事記』を取り上げて勉強しています。

会は、それぞれの持ってきた資料を解説したり、時には、DVD鑑賞することもあります。
勉強すると、つながりが明るくなってきて興味深く感じられます。
伊勢神宮、出雲大社、白兎海岸などは、やはり一度訪れてみたいです。

最後に、『因幡の白兎』を語って終わりました。


2,3月によく『古事記』を取り上げてるなぁと、自分で思いますが、私自身の体内リズムの表れかもしれません。

この時期に、私の育った町の星の宮神社の「代々」という春のお祭りがあります。

朝から笛の音が響き、奉納舞と、献上物の撒きもの小さなころから毎年楽しみにしていた行事。
春の風、空を感じてくると、この音がどこからか聞こえてきます。

なんでも、今年は、2月27日が「代々」。
父がしきりの当番なのだそうです。それは、まぁ、大変だわ。
がんばってくださいね。




夜は、久しぶりに、東京芸術劇場へお芝居を見に行きました。
野田秀樹作・演出『南へ』
大噴火、地震、天皇、日本人、いろいろなキーワードが躍動的な舞台で飛び交ったのですが、『古事記』が入っていた私。題材は違うのだけれど、なぜか絡み合い噛み合う。。
楽しさが倍増しました
偶然ですが、非常に幸せなことでした。

藤木孝さんには魅せられ、蒼井優ちゃん、妻夫木くんも好演。
大好きなチョウソンハさん。よかった~~



文学サロン火曜の会 vol.12

2011年02月23日 | おはなし会・語りの会
今日も暖かい一日でしたね

ふわぁ~っと、いい香りしませんか?

 

桜葉2枚で包んである、こちらは、和菓子の紀伊国屋さんの桜餅です。

今年初めていただきました

桜葉の塩加減、あっさりとしたあんこ。
一足早く、春の風を感じるような美味しさです


美味しい桜餅とお茶をいただいて、火曜の会は、今日も、夏目漱石『こころ』二回目です。

13~23章まで読みました。
「恋は罪悪ですか?」と私が先生に聞いたところから始まりますが、
徐々に、先生の言葉によって、「罪悪感」という重石が積まれていっています。

先生がこの「罪悪感」に生涯を委ねてしまった軌跡をひとつひとつ、ゆっくりとたどっているところです。

今は、奥さんの「こころ」を感じます。


続きはまた、来月です。

「やっぱり、長編はおもしろいわ」と、

皆さんも、このゆっくり読み進める形がお気に入りだそうです。


それにしても、漢字が難しい。
辞書でのチェックも大変勉強になります。
知的さ優美さが、行間ににじみ出てます。
味わう文学です。まさに。



生きがいセンターお話し会

2011年02月21日 | 高齢者の会
今日は、暖かい日でしたね

生きがいセンターの中も、暖房入らず。

午前中に描いたという絵手紙のお雛様が微笑んで、お部屋の明るさが増していました



最初の季節の歌は、「早春賦」を歌いました。
「春は名のみの~~♪」です。

そして今日は、リクエストがありました
今、話題の、99歳の詩人、柴田トヨさんの詩集『くじけないで』を朗読しました。

ひとつひとつゆっくり読み、皆さんの口から、感想がこぼれたときには、止まって、みんなで語り合いながら進めていき、ほぼ全部の詩を読みました。

涙がこぼれた方もあって、

「亡くなった主人との思い出が浮かんできますね。。もう20年以上も前のことですけれど・・・」と。

涙を拭いながら、半分微笑んで話してくれました。


「こどもと手をつないで  あなたの帰りを  待った駅」

から始まる「思い出」Ⅱという詩のあとには、

「当時上野辺りに住んでいて、上野駅までよく子どもと迎えに行ってましたねぇ。今まで忘れていたけれど、今思い出しました。。」と。

とてもはにかんだ顔をして、「忘れていたのに、今、思い出しました」を繰り返していました。

それぞれの大切な思い出を重ねながら、
99歳の柴田さんの心を救う言葉に耳を傾けていました。

柴田さんの大切にしてきた思い出と普段の心柄が言葉を生み出し、とてもいい詩になったのですね。
柴田さんは、私の故郷、宇都宮で一人暮らしをされているそうです。

100歳のお誕生日の詩を楽しみにしています




八重洲ブックセンターおはなし会 vol.7

2011年02月20日 | おはなし会・語りの会
2月19日は、とっても嬉しい日

雪が雨に変わって水もぬるみ、春の気配が動き出し、植物の発芽を促す頃の
雨水の日。
そして、お雛様を飾って、娘の誕生日をお祝いする日です~


その前に、

八重洲ブックセンターのおはなし会でした



つぶらなお目目の赤ちゃんが、にっこりいいお顔してくれたので、
赤ちゃんがご機嫌になるようにわらべ歌から始めました

お父さんに抱っこされて、最後まで聞いてくれていた赤ちゃん。
わらべ歌もおはなしもじっと耳を澄まして、とっても落ち着いていたので、1歳のお誕生のころかなと思っていたら、なんと4ヶ月の赤ちゃんでした
お母さんも、やさしい笑顔で赤ちゃんに歌いかけていて、3人の姿がとっても微笑ましかったです

おばあちゃんと参加してくれた年長さんの男の子も、
わらべ歌の手遊びの時、
「赤ちゃんに教えてあげたいから、お見本になってくれる?」
と言うと、照れながら、腕を出してくれて
「チュッチュクチュ」と二本指で、上り下りさせてくれました。
どうもありがとう

八重洲ブックセンターで、いい時間が過ごせたかしら?
書店の店長さんも、レジの奥の方から温かい眼差しを送ってくれています。
親子でぜひ、参加してくださいね。
赤ちゃんから大歓迎です

次回は、3月19日(土)14:00~です。
お待ちしています





さて、長女のお誕生日
早いものです。14歳になりました。
本当に健康でたくましく!?育って嬉しい限りです

お祝いメニューのリクエストは、いちごタルトと手まり寿司。

  ちょっとおひなさんのメニューみたいですが。。

タルト生地の残りで、クッキーも焼いてお飾りに



妹もがんばって難しい文字入れをしてくれました。
お料理も手伝ってくれました。
毎日、くっついては、「足がぶつかった!!」くらいでケンカしてるけれど、
朝から、「なんか今日、私も嬉しい」を連発してました。
姉妹の絆かな。


平和な日に感謝です。

わらべの会便り

2011年02月18日 | 絵本とわらべうたの会
今日は、風が強かったですね~~

ベビーカーで来てくれた赤ちゃんもお母さんもちょっと大変だったでしょう。
初めての参加の2ヶ月の赤ちゃんもいました。
本当に、よく来てくださいました。
嬉しいですね。赤ちゃんがいっぱいで

センターに入ると、素敵な吊るし雛が飾ってありました

 

地域の方の手作りの吊るし雛。
ひとつひとつ、由来や願いがこめられています。

5ヶ月~10ヶ月くらいの赤ちゃんが多かったかな。
リズムやわらべ歌に合わせてにっこにこ。
おすわりしながら、体を左右に振ってノリノリでした

 ごろんしても、キックでリズム!強い強い

わらべ歌の子守唄で、
「おやゆびねんね さしゆびも なかゆび べにゆび こゆび みな ねんねしな ねんねしな~」と、何度かゆっくり歌っていると、

あらら。。 かわいい~~。寝ちゃったんです。

二人とも気持ちよさそう

みんなで、子守唄歌ってあげましょうって、この赤ちゃんたちに眼差しを送って歌いました。
優しい大合唱。
赤ちゃんは、す~やすや。

赤ちゃんの寝顔は本当に天使のようですね。
愛がいっぱい降り注がれますように。


次回は、3月2日(水)11:15~です。
お待ちしています


明日土曜日は、恵比寿八重洲ブックセンターで二時からおはなし会です!
遊びに来てくださいね





雪合戦の名残り

2011年02月16日 | おはなし会・語りの会
雪どけ、早かったですね。

お日様が眩しく暖かくなってきましたね。
あちらこちらで、屋根から、がさがさどっと雪が落ちてる音がします。
雪かきの音も。
でも、まだ、私の靴は、ぐずぐずいって乾いてませ~ん

昨日、立川の小学校へ学校訪問に行きました。
おはなし会は、1、2時間目に3年生。
グリム童話『ラプンツェル』モンゴル民話『モンゴルの白い馬』宮沢賢治『雪わたり』を語り、楽しくにぎやかに終わったのですが、休み時間にこどもたちと雪合戦をすることに!!
「やえちゃん、一緒に雪合戦やろう」ってかわいい笑顔で言われちゃうと断れません。。

でも、やりだすと楽しいんです
鬼ごっこしながらの雪合戦で、もう、ぜいぜいでしたけどね。
体は、ぽっかぽっかで、大声出してはしゃいで、すっごく楽しかったのですが、あれ、靴が!!
びっしょり。もっと考えなくちゃ~~って感じです。
足の平は、きーんとつっめたいのなんの。

見ると、みんなもそうでした。
教室に入って、裸足になったんだろうなぁ


これから、午後は、にじいろ文庫の今年度最後のおはなし会です。

『こねこのチョコレート』語ってきます

すごい雪です!!

2011年02月14日 | 日々徒然
びっくりしちゃいました~~

夕方から車で出かけましたが、こんなに降るとは思ってませんでした
やっぱり雨降ってきたなぁって感じで。。

9時過ぎの帰宅は、途中、大粒の雪がどんどん降ってきて、ワイパーもキュウキュウ音が鳴り始め、怖々車を走らせてきました。
すごい、ホワイトバレンタインになってしまいましたね。

明日の朝は、きっと大変。

皆さまも、お気をつけくださいね

でも、東京に、こんな雪が降り始めると、「春が近づいてる」って、心が言ってます






友チョコ作り

2011年02月13日 | 日々徒然
まだ、部屋にチョコの甘い匂いが漂ってます。

今日、娘達は、熱心に友チョコ作りに励んでいました

明日、バレンタインデーの友チョコ交換会がさぞ楽しみなことでしょうね

姉は、定番、失敗なし簡単チョコブラウニーに、チョコサブレにお絵描きしてラッピング。



妹は、ハートのチョコサブレをガナッシュクリームでサンドし、お絵描きしてラッピング。



手をチョコだらけにしながら頑張って作ってました。
「友」ってストレートね。
いい字よね

ブラウニーの端っこやら、型崩れサブレをいただきましたら、あら、美味しい

去年より、上手になってます。
良かったね


私、おかげ様で、27日「猫のお茶会」の素語りの、
『こねこのチョコレート』
充分イメージトレーニングできました。
台所貸し切られ状態、約半日だもんね~~。
鼻にも目にも耳にも、チョコチョコチョコって感じです。


かわいいお話です。
ぜひ、聴きにきてくださいね












ゆ~きは白い、白いは雪だるま

2011年02月12日 | 日々徒然
雪が降る日は、さすがに寒いです
私は、ぶるぶるです。

でも、子ども達は、「ちょっと外で、遊んでくるね~~」と、
雪遊びにはしゃいでます。

窓越しにがやがやすると思ったら、

 「あらら、かわいい雪だるまちゃんね」

鼻歌歌って、ウッドデッキを白く彩った雪を、掻き分けたり、積んで固めたりして遊んでる子ども達を窓越しに見るのも、なかなか嬉しいものですね


でもでも、冷えきった冷たい手を、
嬉しそうに、わたしの頬や首筋にあてるのやめてよね~~。




雪、やんじゃった。。

2011年02月09日 | 日々徒然
朝、きーんと寒くて、はらはらと大粒の雪が降り落ちるのを見て、雪国でない呑気さに呆れるのですが、白い冬をようやく肌に感じた気持ちで、冷たい窓に手の平をあて、暫く眺めていました。

久しぶりのお気に入りのCMのごとく、浮かんできた詩は、
大好きな高村光太郎の「冬の詩」

ついつぶやいてしまいました。

  冬だ、冬だ、何処もかも冬だ
  見わたすかぎり冬だ
  再び僕に会ひに来た硬骨な冬
  冬よ、冬よ
  躍れ、叫べ、僕の手を握れ~



実は、昨日、中学1年生に冬の詩人ともいえる高村光太郎の詩を語ったところでした。
昨年も呼んで頂いた小金井の中学校です。
『道程』『冬が来た』、『智恵子抄』からも3つ、私も教科書で触れてきた詩を紹介しました。

もちろん、『冬の詩』も。
今日、雪が降ってちょっと口ずさんだ子もいるかなぁ。。

とても有名な光太郎のブロンズ「手」の写真も紹介しながら、漲る生命力の強さ、厳しい自然と向き合う力、優しさ、智恵子との深い愛の絆と、時間押せ押せで賢治同様熱く語ってしまいました。

最後は、どうも、光太郎と賢治と一緒になって語ってしまうんですよねぇ

「寒い冬、大いに、沢山、真剣に勉強してください」と締めました

受験シーズンですから、中1生には、ほどよく聞えたかな。


中学生には、この時期は、語り作品の前に、高村光太郎の詩を朗読します。
『道程』や『冬の詩』は素語りします。

生徒と一緒に繰り返した『冬の詩』(四、五)です。




冬だ、冬だ、何処もかも冬だ
高台も冬だ
馬車馬のやうに勉強する学生よ
がむしゃらに学問と角力《すまう》をとれ
負けるな、どんどんと卒業しろ
インキ壺をぶらさげた小倉の袴をはいた若者よ
めそめそした青年の憂鬱病にとりつかれるな
マニュアリストとなるな
胸を張らし、大地をふみつけて歩け
大地の力を体感しろ
汝の全身を波だたせろ
つきぬけ、やり通せ
何を措《お》いても生《いのち》を得よ、たった一つの生を得よ
他人よりも自分だ、社会よりも自己だ、外よりも内だ
それを攻めろ、そして信じ切れ
孤独に深入りせよ
自然を忘れるな、自然をたのめ
自然に根ざした孤独はとりもなほさず万人に通ずる道だ
孤独を恐れるな、万人に、わからせようとするな、第二義に生きるな
根のない感激に耽《ふけ》る事を止めよ
素より衆人の口を無視しろ
比較を好む評判記をわらへ
ああ、そして人間を感じろ
愛に生きよ、愛に育て
冬の峻烈の愛を思へ、裸の愛を見よ
平和のみ愛の相《すがた》ではない
平和と慰安とは卑屈者の糧だ
ほろりとするのを人間味と考へるな
それは循俗味《じゆんぞくみ》だ
氷のやうに意力のはちきる自然さを味《あぢは》へ
いい世界をつくれ
人間を押し上げろ
未来を生かせ
人類のまだ若い事を知れ
ああ、風に吹かれる小学の生徒よ
伸びよ、育てよ
魂をきたへろ、肉をきたへろ
   冬の寒さに肌をさらせ
冬は未来を包み、未来をはぐくむ
冬よ、冬よ
躍れ、叫べ、とどろかせ



冬だ、冬だ、何処もかも冬だ
見渡すかぎり冬だ
その中を僕はゆく
たった一人で――


私も、冬、コタツにいて、なまけ心が酷いと、語りの発声練習だ!と声をだします。


さて、やっぱり天気予報通り。
あっという間に、小鳥の声、そして、まぶしい光が降り注いできましたね。

空気はすっきりいい感じです。

玉川上水沿い散歩してきます










『猫のお茶会』へどうぞ。イベントのお知らせです!

2011年02月05日 | お知らせ
楽しいイベントのお知らせです!!
猫大好きな方には、特に嬉しいイベントですよ

茶房 高円寺書林さんの、その名も「猫のお茶会」です



古本・新書と共に、可愛い雑貨、懐かしの雑貨とカフェの素敵なお店。
愉快な発見あり、ゆっくり和み寛げる、BOOK&CAFE高円寺書林

最終日の2月27日(日)14:00~おはなし会です
猫満載。ねこねこねこです。初めての猫オンリーのおはなし会です

『猫で和みの良い日かな~十猫十話』



絵本、素話、わらべうたを織り交ぜて、10作品。
猫が登場する、猫の可愛さ、愉快さ、癒したっぷりの、猫を心で感じる和みの時間を、ご一緒に、お茶を飲みながらゆっくり過ごしましょう。
また、パーソナル猫話にも花を咲かせましょう。
ぜひ、お散歩がてらおでかけください。

もちろん、子どもから大人の方までどなたでも楽しんでいただけます!

参加費は、大人1000円(1ドリンク付き)子ども無料(お飲み物代のみ)になっております。
BOOKCAFEですので、お席は最大20席です。
お早めにご予約ください。

ご予約は、lalala-sottovoce@jcom.home.ne.jp(やえ)までお願いします。


猫のいる生活。
猫の絵本、猫のおはなし、猫のわらべうた。
和みますよ~

皆さんのご参加、お待ちしています



節分

2011年02月03日 | お知らせ
節分、そして立春の響き、いいですねぇ
心がウキウキしてきて嬉しい感じです。

玄関にいわしの頭をつけたひいらぎを飾り、かんぴょうや油揚げを煮て、いつもより具沢山の太巻きを作り、豆まきをする。

冬の寒さで滞っていた体にも、邪気を払った新鮮な空気を送り込むようで清々しいです。


娘たちも、元気に豆まきをし、「恵方巻き、今年は南南東だよね」と言って、かぶりついて1本完食してました

 「今年は、全部食べるぞ!」

太巻きは七福神に因んで七種類。
定番のかんぴょう、卵、三つ葉の他、あげ煮、でんぶ、にんじん、紅しょうがを入れました

 極太です~~。


今では、すっかり節分の行事食になった恵方巻きですが、
私は、亡くなった滋賀の祖母によく作ってもらっていました。
聞くところによると、恵方巻き発祥の地は諸説あるようですが、滋賀県もそのひとつらしいです。
祖母から、恵方巻きと教わったわけではありませんが、季節行事の際には、必ず太巻きがありました。

だから、母もその通り、節分と限ったわけではないのですが、
やはり、季節行事には太巻きを作っていました。

「恵方を向いて、無言で食べる」風習は、私の経験ではなかったですが、
私が言わずとも、娘達が喜んで実践しているので、
私としては、切らずに1本丸々食べてくれたら、楽チンかつ完食してくれてうれしいわって感じでいます。


さて、立春ですね
みんなのところに良い春が来ますように







わらべの会便り

2011年02月02日 | 絵本とわらべうたの会
今日は、赤ちゃんいっぱい「わらべの会」でした



1歳を過ぎた赤ちゃんは、ほとんどの子が、私の方を向いてお座りをし、私の歌に合わせて、手をたたき、そして、お尻を跳ね上げながらリズムをとって「あーあー」と歌っています。

そのリズムは、ポンポンポンポンと、とっても良いリズム
体全体でリズムを感じることがすごく上手な赤ちゃん達。

こうなると、もう、なかなかお母さんのお膝の上には納まっていません。
「いないいないばあ」と遊んだ時などは、隠れた顔が出るのがおもしろいのでしょう。
私の顔とほとんどくっついちゃうくらいお顔を近づけて観察してます。
その真剣なつぶらなお目目は、吸い込まれそうに輝いています。

そうして、絵本で隠して、「ばあ」とすると、
目が合うたびに、にこ~っと笑って手をたたくのですから、本当にかわいいです

この会では、お母さんが赤ちゃんとしっかり目を合わせて、ゆっくり歌うようなわらべ歌、赤ちゃんの体に触れながら、手当てのようにするわらべ歌、
おまじない、子守唄など歌っています。

お母さんの息づかいを感じる距離は、赤ちゃんにとって最大に安心感をもたらしてくれます。
成長と共に、少しずつ距離は、自然と離れていくものですから、どうぞ無理をして離さないでくださいね。

ゆっくりゆっくりでいいですね


次回は、2月18日(金)11:15~です
一緒に、楽しくわらべ歌うたいましょう