~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

オープン参加!!イベント・おはなし会・ワークショップ情報!!

★7月21日(日)15時開演 愛依の風クラシックお話コンサート♪『アラベスク~魅惑の冒険物語』立川チャボヒバホール★nonowa国立ペーパーウォール「やえちゃんのたのしいよみきかせ」7月28日(日)11:00~(参加無料)★わらべうたの会『わらべの会』第1金曜日家庭支援センターひかり11:15~・第2木曜日恋ヶ窪市民プール11:00*無料どの地域からも参加できます。★愛依の風・たのしい語り塾新規開講!毎月月木金4~6日。★2018年、おはなし会・保育士研修・わらべうた・絵本・素話講座、ご依頼お待ちしております。 全国どこへでも参ります!プログラムや形式などお気軽にご相談ください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

増田書店おはなし会(29)

2010年01月31日 | おはなし会・語りの会
今日はお天気もよく、大勢の子どもたちがおはなし会に参加してくれました

 1歳から小学校5年生までちょうど40人の参加でした。

縦割りのクラスのようでした。
小さな子も、お兄さん、お姉さんに混じってしっかり座っていました。

始まりの歌から、前回のわらべうた♪「でんでらりゅうば」を歌いました。
小さな子達も、とんとん楽しいそうに手振りしていました

 子どもも大人も一緒に声をだして楽しみました

「絵本ひーらいた」
最初の絵本は『わにわにのおふろ』

 わにわには、おふろが大好きです。

「クイズ絵本」は「こっきのえほん」

 「メキシコ!」「イタリア!」「ブラジル!」「スイス!」・・・次から次と。

みんなすぐ答えちゃう。びっくりでした

絵本『やまねのネンネ』

今日の「ひみつだもん」の玉手箱は「節分豆」でした!
わらべうた「まめっちょ まめっちょ」を手遊びつけて歌いました
「ま~めっちょ ま~めっちょ いったまめ ぽ~りぽり~」

素話『おだんごぱん』。
おだんごぱんは、おじいさんおばあさん、うさぎ、おおかみ、くまから逃げ出して!
愉快で楽しい大好きなおはなし

最後は1,2月のお友達のお誕生会
今日は、2歳、3歳、5歳、6歳、9歳の10人のお友達のお祝いをしました
みんなで、「ハッピーハッピー」を歌ってお祝いです。
歳の数だけ手をたたこう!の連続で、手のひらが真っ赤になっちゃいましたね。
嬉しい日です。みんなで、喜び合える大切な日
みんな元気で幸せなことがたくさんありますように。

帰り、今日は全員と握手しました。
小さな子達も並んで待っていてくれたのです。
「あくしゅででバイバイ!またね」って。
小さな手、両手でそっと握って、大事に大事に握手しました

みんな笑顔で、お母さんたちもとても嬉しそうで良かったです。

次回は、3月28日(日)11:00~です。
丸5年経ちました。増田書店30回目のお話会です。
春休みですね。
少しスペシャルにしたいと思っています。
また、笑顔で会いましょうね





『ライ麦畑でつかまえて』

2010年01月31日 | 日々徒然
『ライ麦畑でつかまえて』の作者、ジェローム・デービッド・サリンジャー氏が91歳で老衰のため死去のニュース。

この作品のこと、時々、熱く語ることがありました。
といっても、いつも、学生の頃からの親友と飲みながらですが・・・。

昨年10月頃も、この、『ライ麦畑でつかまえて』で、随分語りあったこと思い出します。
親友が、「ようやく、原書で読んだよ。随分時間がかかったけど、すっきり、よくわかったことがある。大変だけど、原書で読むことをすすめるな。」と言っていました。

私が読んだのは、野崎孝さんの訳のものです。もう、20年以上も前のことですけれど。
その後、村上春樹さんのが話題になった頃、読み比べてみようとして、再読。
でも、村上さんのは読まずじまいでした。
親友も、野崎さん推奨派で、村上さんのは、村上流、ちょっと違うんだよねと言っていましたね。

いろいろそこから、話は発展するのですが、最後は、お決まりなんです。
「やっぱり、そうなりたいよね。」と、何か、いつも、しみじみと顔も和らぐ結末。

「とにかくね、僕にはね、広いライ麦畑かなんかがあってさ、
そこで小さな子供達が、みんなでゲームをしているところが目に見えるんだよ。
何千っていう子供たちがいるんだ。そしてあたりには誰もいない。
誰もって大人はだよ。僕のほかにはね。
で、僕はあぶない崖のふちに立っているんだ。
僕の仕事はね、誰でも崖から落ちそうになったら、
その子をつかまえることなんだ。
ライ麦畑のつかまえ役、そういったものに僕はなりたいんだよ。」
 
ホールデンが妹に「ライ麦畑のつかまえ役になる」と言う場面ですが、これは、ずっと胸に残っているところです。

崖っぷちでのつかまえ役っていうのは、見守り役、見張り役のような気もしますが、単なるそれではないと思うのです。
個人的な目ではない、公平な平和な目を持ち、子供たちの目線で、子供たちの時間を尊重でき、優しく抱きとめてあげられる人でないと、つかまえ役にはなれない。
子供の心は純粋で、エネルギッシュ。
予期しない行動もあるし、大人が考えるようにもいかない。
どこまでも走っていきたいし、楽しいことが大好き。
見果てぬ世界へ飛び出して行きたい。
だから、その橋渡し役でもあると思います。

世界中の子供たちが幸福な時間を得るためには、どんなことができるでしょう。
希望の種はどんなものでしょう。
誰もが、子供から大人になるものです。
その過程で、落ちそうになった時、こぼれそうになった時、ふっとそっとつかまえてあげられる大人に出会えること。
それは、本当に大事なことです。

「キャッチャー・イン・ザ・ライ」(こちらは、村上さん訳のタイトルより)
さりげなくていいけれど、大役ですね。





 

お話し会のお知らせ

2010年01月29日 | お知らせ
31日の日曜日、11:00~は国立増田書店のおはなし会です!

お天気良さそう
お散歩とおはなし会に良い日ですよ。
みんな遊びに来てくださいね

今月のお誕生会は、1、2月のお友達です!
私からの、ちょっこっとプレゼント
今年からは、針と糸で、チクチク。
フェルトのマスコットを作っています

 今月は、「いちごちゃん」

みんなで「ハッピーハッピー」でお祝いしましょう

おはなし会で元気に会えるのを楽しみにしています

「豆腐とごぼうの揚げ寄せ」

2010年01月29日 | クッキング
簡単で栄養豊富な一品です!

「豆腐とごぼうの揚げ寄せ」

 おろし醤油、ポン酢醤油で美味しい。

作り方は本当に混ぜて揚げるだけ

木綿豆腐をしっかり水切りし、卵、ごぼう、にんじん、きくらげ、小麦粉を入れて、ぐちゃぐちゃと混ぜます。

 白和えみたい。

形を整えて、

 ごぼうや、にんじんがツンツンしてても大丈夫。

中温で揚げます。

 軽く揚げるとカリっとほわほわ。よく揚げると飛び出たところが、パリパリに。
 
どちらも、美味しいです。お好みでどうぞ。
下ごしらえから、20分くらいで出来ちゃいます。
混ぜるだけ、形も大雑把のお料理ですが、ごぼうの食感と、風味が最高のおいしさ!
れんこんなどでもきっと合いますね。

お豆腐大好き



文学サロン 火曜の会

2010年01月27日 | おはなし会・語りの会
今年から趣を変えた新・火曜の会です!
おはなしする部屋が、掘りごたつの部屋から、洋間へ移りました。
ゆったりとしたソファ、美しいお人形にお花、壁の絵。
フレッシュな気持ちで始めました

まず、作家の紹介、私論の作品鑑賞などレジュメの説明をしてから朗読しました。

最初は、太宰治『雪の夜の話』

太宰の家族へのあったかい想いが垣間見える作品だと思います。
身籠っている姉に、自分の眼に焼き付けた真っ白な雪景色を見せたいと、いつもは、でたらめ言う兄の話を(デンマークの難破した若い水夫の眼球の網膜に、美しい一家団欒の様子が映し出されていたという)それだけは信じたいと、強く言い切る妹の姿が、この雪の白に重なり、作品がより美しく感じられます。
純白の雪景色が、澄んだ心を現す様で、太宰の人の良さも出ていると思いますね。

いろいろ感想を聞いているうちに、「色の白いきれいな子を生むために、トイレを磨く」という話になり、さらにお嫁さんのお話へ発展。

「うちのお嫁さんの話なのだけど、いつも、本当にトイレがきれいだから、感心して褒めたらねこう言うのよ」
「家族6人が毎日お世話になっているところだから、一番感謝している場所ですってね。」
「なかなかいいお嫁さんだわよねぇ」っと。

その考え、心に留めさせていただきました。
本当に一番みんながお世話になっていますね。
私も「トイレを磨き、心を磨く!」の気持ちになりました。
まず学びひとつ。

次は、志賀直哉作『転生』
毎日何かと小言を言う良人と、やんわり受け止める細君。
生まれ変わったら、鴛鴦になる約束をした夫婦のちょっとおかしな物語。
私も、ちょっと、父と母のコンビを思い出しました。
文句を言いながら、生まれ変わっても、呑気な妻をずっと待っている良人の話に、父や母もこんなかしら・・・っと思い描いていました
皆さんも、くすくす笑っていました。
きっと、心に残っている、ご主人との温かい二人の思い出が甦ってきたのですね

その後は、歌舞伎の話へと発展!?
確か、白樺派の説明をして、それから・・・あらぁ
今日も、心に花が咲きました。
「白い花」だそうです。
笑顔で終了


次回は、2月23日(火)14:00~16:00です。
どうぞ、お気軽にご参加くださいね。









にじいろ文庫

2010年01月25日 | おはなし会・語りの会
今日は、にじいろ文庫の1年生へのおはなし会でした。

 プログラムは、毎回、その月の担当者が、スケッチブックに手描きします。

今回もとっても素敵です

プログラム
絵本 『おおはくちょうのそら』
*手遊びタイム
素話 『小さな赤いセーター』

にじいろ文庫に参加するのは、本当に久しぶりで、「次は語りでね」というと、
「語りってなあに?」と質問がでました。
にじいろ文庫の1年生は、今回初めて、絵本のないおはなしに触れました。
おはなしを聴くのに、「一体何が始まるのだろう」というような、はじめは、ちょっと神妙な面持でした。

よく聴けるようにわらべうたのおまじない
それから語りました。
少し手振りをいれながら、わかりやすく語りました。
愉快なところは、すぐ反応します。
よく耳を澄まして聴けたようです。よかったね。

絵本を読んでもらうのも、おはなしを聴くのも、楽しい時間。
みんなリラックスした、素直なよい顔をしていました。
安心してくつろいでいる感じ。

子どもたちの世界も緊張や騒音、刺激でいっぱいです。
こうした、ゆったりと流れる時間は、静かに自分の世界に入れる時間でもあります。
自分でおはなしを描くことは、自由で楽しいこと。
道具は何も要らないから身軽でいいです。

帰るときに、私にそっと男の子がいいました。「小さな赤いセーターは男の子だよね?5歳?」もう一人の男の子は、「ティモシーって名前がおもしろい。アメリカのお話?」

女の子がいいました。「洗濯の音おもしろい!手で洗ったんでしょ?」

男の子と女の子がいいました。「まだ他にも語りできるの?」

みんないい質問だね。よく聴いていたね。
私も、可愛い素朴な質問で、語るポイント教えてもらっちゃいましたね
いろんなおはなし、みんなのところにたくさん届けたいです

明日も、朝一番で、元気な子どもたちのところへ訪問します。
声がでるように早起きしなくちゃ


週末ごはん

2010年01月24日 | クッキング
魚屋さんおすすめの殻つきの生牡蠣。
そのまま、レモン汁をかけていただくのと、

 おいしい!

焼き牡蠣にして、ぷっくりしたところをシュルッといただきました

 う~ん。美味美味!

おやつは、下の娘が型抜きをしてくれたクッキー。
ちょっと、生地がやわらかくて、抜くのが大変だったようです。

 大きいクッキーがいいようです

夕方から冷えましたよね。
温かい豚汁がお腹に沁みます~。

 具沢山で元気モリモリ!


元気モリモリの為に、今日から、娘たちと乾布摩擦を始めました。
昔ながらの健康法だけれど、免疫力がアップの効果ありですって
娘たちが幼稚園の頃は、毎日やっていたのです。また、復活です!
皆さんも、どうですか

今週も、元気に行きましょうね。
インフルや、ノロウイルスにも、油断しないように気をつけてくださいね




お話し会のお知らせ

2010年01月22日 | お知らせ
1月26日(火)より
    文学サロン 火曜の会が始まります
    毎月第4火曜日14:00~16:00(参加費1000円)

様々な作家の短編中心の、朗読会です。
人生の一瞬を切り取ったような、さりげなく胸に響くような作品を紹介してまいります。
作品を読み味わい、楽しく語り合える、文学を楽しむ会です。
ぜひ、どなたでも、お気軽にご参加ください。

一月の作品は、
*太宰 治『雪の夜の話』
*志賀 直哉『転生』


場所:国立市富士見台3丁目(くにたち芸小ホール近く)関さん宅サロン
お問い合わせメールは、lalala-sottovoce@jcom.home.ne.jp です。

単発でご参加いただけます。
ふと、本に出逢いたい時、ぜひ、どうぞ



ひまわりの子ども達

2010年01月21日 | おはなし会・語りの会
今日は、多磨霊園そばのひまわり幼稚園でおはなし会でした。
二回目なので、教室に入るなり、みんな「やえちゃん、やえちゃん!」と手を振りながら、笑顔いっぱいで歓迎してくれました

 年長組

「てうち てうち てのご てのご まぐり まぐり かんぽろえ!」といないいないばあのような振りで、顔を見せ、「おはよう!」と言うと、元気に「おはようございます!」と返って来ました。
やはり、二回目は全然違いますね。
みんなの目が違います。
楽しんでいるのです。
みんなの輪の中の一員のようにぐっと距離が縮まっているのです。
嬉しいですね。
可愛いひまわりの子ども達

年少・年中組さんと年長さん分けてのお話会です。
今日は、わらべうたでたくさん遊びました。

寒さを吹き飛ばす、冬のメドレー。手振りを大きくつけながら歌いました。
♪「おおさむこさむ~おせよおせよ~おしくらまんじゅう~うえからしたから~こどもかぜのこ元気な子!」
本当にお腹の中からポカポカになります。

お手玉遊びは、「らっかさん」のわらべうたを歌いながらお手玉をおもちに見立てて回していく遊びをしました。

わらべうたやお手玉を、日常の遊びに取り入れてもらいたいと、色々な遊びのヒントを紹介しています。
お隣へお隣へ、ポンポンお手玉を回していくだけですが、リズムにのって歌いながらの遊びは、ほどよい集中力も手伝って、夢中になっていました。
「これはなかなかいい!」と私はひそかに喜んでいました

読んだ絵本
『とりかえっこ』『十二支のはじまり』『しょうぼうじどうしゃじぷた』
おはなし
『小さな赤いセーター』

子ども達のエネルギーは、すばらしい!
私も、ひまわりのような大きな笑顔をいっぱいもらって元気元気

「次に会う日まで みんな元気でいてね さよならあんころもちまたきなこ」

またね



ポカポカの大寒

2010年01月20日 | 散策日記
今日は、ポカポカ陽気でしたね
お気に入りのコース、玉川上水緑道をお散歩してきました。
私の頭上をずっと四十雀が元気にさえずっていて楽しさ倍増でした

 土が程よい感触で気持ちいいです。

 お気に入りの場所。

お散歩の途中に素敵な絵を観てきました。
鷹の台駅すぐの松明堂書店ギャラリーです。



神戸在住の画家石井一男さんの個展が開催(1月24日まで)されていました
先日、「情熱大陸」というテレビの番組で紹介されたそうです。
新聞では、「清貧の画家」と書いてありました。

 女神を描く仙人のような人です。

たくさんの女神が描かれています。
穏やかな太い線で、温かい優しい顔の女神です。
真っ直ぐな眼差しと真っ直ぐな想いが真っ直ぐ胸に響いてくるような絵でした。
見開いた大きな目から、溢れるような光が。
目を閉じた絵からは、優しい子守唄が聴こえてくるようでした。

良いお散歩になりました

明日は、また寒くなるそうです
皆さん、風邪ひかないように注意してくださいね


生きがいセンターおはなし会

2010年01月19日 | 高齢者の会
昨日、今日と、とても良いお天気で暖かでしたね。
明日は、さらに暖かいという事です。
絶好のお散歩日和になるのかな

昨日は、今年最初の生きがいセンターのおはなし会でしたが、お休みの方が6名もいらしたのです。
寒暖の差が激しいせいもあるようなのですが、入院されている方が3名もいると聞きました。
生きがいセンターは、定期のお話会ですから、メンバーの方とも、本当に打ち解け、おしゃべりも弾み、それぞれの近況を聞くのが楽しみのひとつなのです。
いつもの席が空になって、そこに笑顔がないと、本当に寂しさがこみあげてきます。

暖かくなって、早く体が癒されるようにお祈りします。

さて、おはなしは、『べっかんこ鬼』を語りました。
そして、絵本『おにたのぼうし』を読みました。
鬼もいろいろな鬼がいる。
鬼の良いおはなしでした。


しかし、この会でも、お一人で住んでいる方が半数以上います。
この会は女性が多く、気が若くて元気な方ばかりです。
でも、何かあったらと思うと、正直心配です。

高齢者の会は、まさに、「おばあちゃんの知恵袋」そのまま。
明るい笑顔から、びっくりするような楽しいお話がたくさんでてきます。
目も輝き、大きな声もでます。
この時間を、守りたい。
心からそう思います。

病気だけでなく、自然災害も、火事も、心配事はたくさんあります。
そんな時にも、みんなで助けてあげることができるのだろうか。
地域で出来ることはどんなことでしょう。
時々、語りながら皆さんの顔を巡り、そんなことを考えてしまいます。


会の終りには、みんなで輪になり手をつないで、歌を歌います。
「今日もありがとうございました。本当に楽しみにしてるの。し・あ・わ・せ。」
と、にっこり笑顔をいただきます。
その時のお顔は、本当に子供のような無邪気なお顔なんです。
私は「また、元気でお会いしましょう」と声を返します。

私には、これしかできないけれど、また、来月も、またその次の月もと、
この時間を愛しく大事にしていきたいです

空気はからからに乾いています。
火の用心







冬の定番メニュー

2010年01月17日 | クッキング
大好きなさつまいもで、いもけんぴ。
子供たちにもナンバー1のおやつです

 素揚げして、黒糖で作った蜜をからめました。

子供たちも「いくらでも食べられる。止まらな~い」と言っていました。
私も同じくです

さつまいものおいしさって、そのままの甘み、ほっくり感でしょうか。
大地の恵みいっぱいの力強い美味しさですね


それにしても、ここ何日か、とっても寒いですね。
朝も、ぐっと冷え込んできました。

明日は、ビーフシチューです。
今日から、ゆっくり仕込みました。

色々な作り方があると思いますが、私は、最初に肉を焼き、赤ワインで少しひきしめ、サイコロに切った、玉ねぎ、にんじん、セロリを一緒に焼きつけ、お肉が柔らかくなるまで2時間ほど煮込みます。



そこへ、トマトピューレを入れ、さらに煮込みそのまま一晩置きます。

 今日はここまで。

続きは、明日。

冬は煮込み料理がいいですね

今週もとても寒そうです。
皆様、風邪ひかないようにしてくださいね。

おやすみなさい





食事を作ること

2010年01月17日 | クッキング
冬の大根は、白くて大振りで瑞々しい。
ざっくり切って煮込むのが美味しいですね。

冬の定番は、旬のぶりと合わせて炊くぶり大根。
切った時の音と、そのままバリッと食べてみて、その甘みで味付けは調節。

今回は、ゆっくり煮含めて薄味に仕上げましたが、それぞれの味が引き立って良いお味になりました。

 昼過ぎから作りました。徐々に冷めるときに味がしみ込むのですものね。

煮物はやはりゆっくり時間をかけるのが美味しさの秘訣ですね。


「食べるとは、命をいただくこと。だから、その命を活かす様に丁寧に料理すること。母の心全てをこめて。」

青森の岩手山の麓にある「森のイスキア」の佐藤初女さんのことばです。
テレビや著書で知りました。

初女さんのおむすびは、「森のイスキア」を訪れる、心に悩みや苦しみを抱えている人の心をすっと楽にしてあげる、優しいおむすびだそう。
初女さんは、「森のイスキア」に訪れる人と会い、話しをし、その人の為に食事を作り、そして一緒に食べます。
初女さんの料理する姿は、慈愛に満ちているのです。
ゆっくりと、季節の野菜をひとつひとつを愛しむように作るのです。
その優しい美味しさを噛み締めながら、味わいながら、訪れた人は、少しずつ、心の居場所を取り戻しまた帰っていくというのです。

「美味しいものは、透き通っている。野菜も茹でた時、美味しく茹った時は、透き通っているもの。それが一番おいしいところ。」初女さんのことば。

下ごしらえひとつも丁寧に。
これは、ストレートな優しさですね

毎日の家事も、電源を入れれば手をかけなくても出来るこの時代。
便利で短縮されている時間が、ぼやっとしていたら、いつの間にか忙しいという時間に支配されてしまいそうな日々。

料理をする時くらい、しっかり手を使わなければ、料理を作る楽しみの感覚もにぶってしまいますね。
生きてる喜びのひとつ。楽しみのひとつですものね。

と、こんなことを考える時、実家での朝の匂いが不意に鼻を付いたりします。
台所に湯気が立って、母が野菜をとんとん切る包丁の音が響いていました。
お味噌汁の匂い、しゃけを焼く匂い、青菜の茹で汁の匂いなど、美味しい匂いがいっぱいで、その匂いの中に、起きてきました。
お腹も反応し、朝からたくさん食べる私でした。
それが、毎日の当たり前の朝ごはん。

私は母が、楽しそうに料理している姿しか思い浮かびません。
たくさん食べるほど、褒められました。
よく食べる子に育ちました!
母は、今でも料理の手順は変わっていません。道具もです。

良いことを教わってきたはずです。

シンプルでも、五感が喜ぶ料理を心がけたいと思います。
透き通った一番美味しい時を見逃さないように。

子どもたちの心と体が元気に育つように



家庭支援センターおはなし会

2010年01月16日 | 絵本とわらべうたの会
今年初の家庭支援センター。
久しぶりの元気な赤ちゃんたちに会えました!
またまた大きくたくましくなっています
やっぱり、アッと驚くのは、私のところまで、あんよでくる赤ちゃんが増えたことです
「うわぁ~すごいね。上手にあんよできるね。」と声を出すと、にまぁ~と嬉しそうに笑うのです。最高の笑顔です
とんと、お座りしても、すくっと立って、またあんよ。

「ま~るくな~れ~ ま~るくな~れ いちにのさん!」
まーるくなれました。
はじまりはじまり~



今日は、最初にお母さんたちに呼びかけました。

「お母さんにいっぱい歌ってほしいです。生活の中で、鼻歌になるほど、ここで歌ってくださいね。日頃の忙しさも暫し忘れて、ストレス解消にもなりますよ。赤ちゃんをあやす時も、寝かせる時も、ご機嫌体操する時も、優しく歌えるように、好きな歌見つけてくださいね」

赤ちゃんとお母さんが向き合って、目と目を合わせて、遊ぶこと。
赤ちゃんが一番大好きなこと。
だから、お母さんに、たくさん赤ちゃんにおはなししてあげてほしいです。
今、簡単に、何時でもどこでも出来る遊びなら、わらべうたで遊ぶのが一番いいと思っています。そして、伝えています。

わらべうたには、私たちの周りの、季節の食べ物や草花、小さな虫たちにも、問いかけるような歌がいっぱいあります。
あやしたり、おまじないのような歌もです。
つぶやくように、ぽろぽろ歌えてしまうのがわらべうたの良さです。

お話しするように、赤ちゃんに語りかけるように歌う、それだけでいいのです。
音程なんて、どうでもね

今日のわらべうた

「てのごてのご」いないいないばあのようなあやし歌。
寒いので、赤ちゃんマッサージをしながら、わらべうたメドレー冬!
「おおさむこさむ~おせよおせよ~おしくらまんじゅう~いもむしごろごろ~うえからしたから~こどもかぜのこ」

今日の絵本
『くつくつあるけ』『きゅつ きゅつ きゅつ』

最後にお手玉遊び。お手玉は何にでも見立てて遊べるので、赤ちゃんのおもちゃに最適です。みんな大好きです。

お母さん方からリクエストがありました!
「お手玉作りの講習会を開いてください」とのこと。
「ここで、初めて遊んで、作ってみたいです」と嬉しい声が!!
お手玉推奨している私には、本当に嬉しい言葉でした。
教えるほど、難しいものではないですが、みんなで作ると楽しいですね。

ぜひ、企画したいと思っていますので、その時は、また楽しい時間をご一緒いたしましょう。お母さんたちも、遊んでくださいね。


来月は、2月3日11:00~(家庭支援センターひかり)です。
どの地域の方でも参加できます。
わらべうたで、楽しいひと時を過ごしましょう








和の家おはなし会

2010年01月12日 | おはなし会・語りの会
東京で、初雪・・・。
心底冷えましたね。

 南天の葉っぱに雪。

おはなし会へ向かおうとするちょうどその時、窓ガラスから、白いものが見えました。
「わぁ、雪だ!」寒さも忘れて、暫し空を見上げました。

今日は、今年最初の「和の家櫻井」のおはなし会です。
高い天井の古民家は、さぞ寒かろうと準備していたのですが、部屋の中は、ストーブの火が温かさを演出していて、ほっこりいい感じでした

皆さんもとても元気でした。
季節の歌は、今日の雪を見て、「雪」にしました。
「雪やこんこ~ あられやこんこ~」
東京の雪景色の歌ではないけれど、
雪の日の楽しさが伝わる、穏やかないい歌ですよね

今日の最初のお話は、『十二支のはじまり』
やはり、その後は干支話。
今日のメンバーの方に、寅年の女性が3人いらっしゃいました。
皆さん、数え歌も手遊びもとってもお上手なのです

二話めは、初夢の話で『夢見小僧』
感想の中で、「昔話にでてくる結婚話って、身分が低く、少々弱そうな男子が、お金持ちの一人娘や、お姫様と結婚する話が多いですよね。」がありました。
確かに・・・。これぞ草食男子のお話!?
「良い婿さんが来てくれたら、その家は、益々栄える」という願望がそんな話を生み出したのかもしれませんね。

三話めは、『雪女』
激しい吹雪の一夜の恐ろしく悲しい出来事。
寂しくて切ない感情が、心に残るお話です。
こうした「言ってはいけない。見てはいけない。開けてはいけない・・・」のお話はたくさんあります。
異類間の情は、わびしさが残り、心の痛いお話が多いですね。
だからこそ、人も動物も自然も、それぞれが共存して、それぞれの場で生きること
その領域を侵してはいけないこと、優しい目で見守ることが大事なんだと教えてくれます。


心底冷えるこんな日にぴったりだったかな