朝、昨日おはなし会に来てくださった方が写メくださいました。そこでちょっこっと昨日のことを。
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こちらは、絵本「もりのなか」を読んでるところです。
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この前に「大工と鬼六」を豪快に語りましたので、最後は静かに優しく読もうかなと思ったのです。
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ところがこの絵本を持った途端、初参加の2年生の女の子が「その絵本家にあるけどつまらない!絵が白と黒しかないんだもん!違うのがいい!」と。
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お母さん、赤ちゃん抱きながら苦笑い。
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絵本を代えるのは簡単なことですが、まっ、ここは。超名作ですものね。
そこで、「あらまあ、つまらないとは残念なこと、これはやえちゃんが大好きな絵本、楽しく読むからね」と読み始めました。
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そこで、こちらも愉快に、リズムを刻み、それぞれのページに色をつけて読んでいきました。
ぞうさんの水あそび、カンガルー親子の教え遊び、お猿さんの悪ふざけ、こうのとりやうさぎのところは出来るだけ静かに美しく言葉を響かせて、みんなで大行進!
もりのなかのわらべ歌遊びと絵から滲みでる音をキャッチして楽しく読んでいきました。
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すると女の子は、楽しそうに手叩きしたり、ケラケラしたり、読み終わった時はニコニコして満足そうな顔してました。
帰りに、「絵本やお歌が好きなのね」と聞いたら、「そーだよ!大好きっ」て。そして私にもう一度、「もりのなかね、家にあるんだぁ」と話してくれたので、「赤ちゃんに読んであげてね」と言ったら、コクンとうなづいてニコッと。
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大ロングセラーの絵本でも、子どもたちにとって、時にはつまらない印象をもって読まれにくいこともあります。
もう大丈夫。きっと彼女は私よりももっと生き生きと妹ちゃんに読んであげる事ができますね!
この姉妹にとって宝物絵本になればいいなぁと思います。
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醸し出す雰囲気のまま、優しく語るように読むこともあれば、遊びを入れて読んだり、リズム読みしたり歌読みしたり色々と。
白黒の絵本は、本当に読み方は無限ですね。
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森には色んな音があるし、色んなものに出会えるし、それは人の成長の中に、必須のこと。
全ては出会いから。
どんなに冒険しても、ちゃんと帰るところも待ってくれるところもあります。
私も小さい頃森の中でよく遊びました。ひとりで色々持ち込んで秘密基地も作りました。
色んな音を聞いて鳥たちともおしゃべりしました。
森が大好きでした。
田舎者でね(^ ^)
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森へ行きましょう!みなさん!
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