~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

生きがいセンターひかりおはなし会 Vol.14

2009年06月13日 | 高齢者の会
今日の火・金クラスのお話し会は、ぽつぽつ席が空いていました。
体調を崩されたと、お休みの方が何人もいらしたのです。
お天気も不安定なこの時期、とても心配です。
高齢者の会とあって、私も皆さんに元気に会えることが、まず何より楽しみなので、いつもの笑顔がないとやはりとても寂しい気がしました。

でも、テーブルの上には、センターの庭の紫陽花がたくさん活けられていて、窓全開。
風が気持ちよく通って、元気なお顔を見せてくれた皆さんと一緒に楽しく始まることが出来ました

始まりは、お手玉遊びから

 三つのお手玉を使い、歌に合わせて、ぽんぽん。とっても上手。

私は二つ。三つだと必死で真顔が怖い!歌に合いません
お手玉の、少し手ごたえのある重みと、シャッシャッシャと鳴る音がなんとも心地良い

「今の子どもたちは、こんなんで遊ばないねぇ。すっごく楽しいのに。ねぇ。」と、話しながら本当に楽しそうにお手玉を披露してくれました。

私も、少しがんばって練習して、子どもたちのおはなし会でも遊んでみたいな。
お手玉や、けん玉、ゲーム機より絶対楽しいと思います。
バランスを保つために、膝を使ってリズムをつけて、意外と全身運動になるかもしれません。
お手玉で遊んだ後、体が軽くなったような気がします

その後、絵本『てんきよほうかぞえうた』を私の後に続いて一緒に読みながら進めました。

 岸田玲子さんの詩は、とってもユニーク。

ひとつ、ふたつ、・・・億!?まで数えました。

おはなしは、『鳥呑みじい』『うらしまたろう』『スーホの白い馬』。

『鳥呑みじい』を語った後、今回も皆さんに順に自由におはなしをつなげてもらい、火・金クラスのストーリーを作りました。
最後の締めは、小鳥がいい声で鳴きにきてくれるように、米やとうもろこしを毎日まいて、小鳥を待っていましたとさ。で終えました
優しい結末になりました。
私も鳥好きで、庭に小鳥がやってくるのを楽しみにしているので、「いいなぁ、待っていましたの結末」とほんわり心が温かくなりました

お話をつなげていくみんなの語りは、私も聞いていてとても楽しいです。
みんなでひとつのお話にするんですものね。
皆さんの個性もでて、また、おはなし会の空気もひとつになって輪ができます。
最初は、ちょっと照れて、「こまったこまった」と言っていましたが、ちゃんとつながっていいおはなしになりました。
毎回のプログラムにしよう!と思います

みんなで作る楽しいひと時。
私は、おはなしの世界を共有し、皆さんがいい笑顔になるのを見るのが大好きです。

おはなしの世界で、みんなが元気で幸せになってほしい。
それが私の願いです。



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