今日は火曜語りの会です。
8月は夏休みでしたので、しばらくぶりに皆さんとお会いできました。
今日のプログラムは、夏から秋へ季節が移り変わるような物語を選びました。
前回、ギリシャ神話をおはなしした時に、次は日本神話をやりましょうと言っていたので、今回は、日本神話より、「国生み」「いなばの白兎」。
そして、物語は、安房直子さんの世界です。
初めに、「奥さまの耳飾り」。
お屋敷の奥さまがある日、耳飾りを無くしてしまいます。それは大切な耳飾り。
思いがけずそれを拾った小夜が、その大きな真珠の耳飾りをつけてみると、呼び声が聞こえます。
その声を追って、どんどん海の方へ。そこで出逢ったものはなんと・・・!
次に「秋の風鈴」。
「僕」は、思い出のガラスの風鈴を大事に思っています。その音は格別心地良いのです。
ところが、ある日、「僕」のところへ、一枚のハガキが届きます。
それは、風鈴の音がうるさいから早くしまえという内容でした。
一向にしまわずにいると、ある日、肝をつぶすような出来事が起こりました。
なんと小包ほどのハガキの束が、郵便受けをドスンと落としたのです。いったいなぜ?誰が!?
安房さんのファンタジーは、どこか切なく懐かしいのです。
この二つの作品で、不思議な世界を、夏から秋へ風が吹きぬけていくのを感じてもらえたでしょう。
さざ波の音に今でも呼ばれているようです。
8月は夏休みでしたので、しばらくぶりに皆さんとお会いできました。
今日のプログラムは、夏から秋へ季節が移り変わるような物語を選びました。
前回、ギリシャ神話をおはなしした時に、次は日本神話をやりましょうと言っていたので、今回は、日本神話より、「国生み」「いなばの白兎」。
そして、物語は、安房直子さんの世界です。
初めに、「奥さまの耳飾り」。
お屋敷の奥さまがある日、耳飾りを無くしてしまいます。それは大切な耳飾り。
思いがけずそれを拾った小夜が、その大きな真珠の耳飾りをつけてみると、呼び声が聞こえます。
その声を追って、どんどん海の方へ。そこで出逢ったものはなんと・・・!
次に「秋の風鈴」。
「僕」は、思い出のガラスの風鈴を大事に思っています。その音は格別心地良いのです。
ところが、ある日、「僕」のところへ、一枚のハガキが届きます。
それは、風鈴の音がうるさいから早くしまえという内容でした。
一向にしまわずにいると、ある日、肝をつぶすような出来事が起こりました。
なんと小包ほどのハガキの束が、郵便受けをドスンと落としたのです。いったいなぜ?誰が!?
安房さんのファンタジーは、どこか切なく懐かしいのです。
この二つの作品で、不思議な世界を、夏から秋へ風が吹きぬけていくのを感じてもらえたでしょう。
さざ波の音に今でも呼ばれているようです。
タイトルは思い出せませんが、指で窓をつくって覗いてみると、昔の懐かしい人に会えるっていう話もこの作者でしたね。
語りで聞くと、忘れないものですね。
また、聴きたいなぁ。
指で窓を作る話しは、「きつねの窓」です。
安房さんは優しくて懐かしくて、幻想的なファンタジーを書きます。
読んでみてください。