~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

六年生おはなし会

2009年02月24日 | おはなし会・語りの会
月曜日の二、三時間目に、六年生の学年訪問おはなし会がありました。
二クラスずつ小学校のプレイルームでおこないました。
4列になって静かに体操座りで聴く形。
背の順でしっかり並んでいるので、私からはみんなの顔がひとりひとり良く見えました。
小学校最後のおはなし会。

1年生からの付き合いですから、グッと胸にこみあげてくるのもあります。
体の大きさも、顔つきも、あどけなさはありません。
ぴっとしてしっかりしています。
みんなの顔をよく見て、心の中で祈りました。
「このひと時がみんなにとって良い時間になりますように」と。


最初に、語ったのは、まどみちお作『くまさん』。
この詩は、この子達が1年生の時に、私が初めて語った作品です。

そして、5、6年生の教科書で勉強した宮沢賢治の作品です。
『よだかの星』を語りました。
みんなの心の中に、よだかの星が1等星のように輝いてほしいです。
自分の全力を懸けて、強い意志でがんばってほしいです。
希望を抱いて、どこまでもどこまでも。

 にじいろ文庫のお母さん方から全員にプレゼントの栞

良い文学に出逢って、広い心と豊かな心を育ててほしいです。
みんなかわいい子どもたち
握手をして明るい未来へのエールを贈りました



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