Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

Chigasaki Geroppa Train

2006-02-13 11:01:27 | windsurfin'


御前崎のストーミーなコンディションって実は知らないんだ。
御前崎へは茅ケ崎が吹かないときに行く。
御前崎が炸裂してるときは、そこそこ吹いてる茅ケ崎で乗る。
だから真の御前崎を知らない。

御前崎に通ってる人から見ると茅ケ崎は妙なゲレンデに見えるだろう。
5.3くらいの日なら、ビーチでフラダンスをしてる集団がいる。これは最高!
砂が飛んでるのにBBQをしてるヤンキーがいたりする。砂入り焼きそばを食ってる。
小川直也が愛犬とランニングしてたり、徳光さんがストレッチをしてる。
防風林のなかからサックスやウクレレの練習音が聞こえたりする。

海上ではこうだ。
4.7までだと圧倒的にサーファーが多い。
基本的にはウインド海面とサーフィン海面が紳士協定で分かれているが、
サーフィンエリアに入れないビジターサーファーがウインドエリアに侵入してくる。
だからゲッティングはとてもナーバスになる。
「後ろ通るよ!」「すんません!すんません!」と声を出しながらアウトに出る。
ガキンチョサーファーの脇は通りやすいが、茅ケ崎レジェンドがいたりすると丁寧な言葉遣いで抜けさせてもらう。

無風で波サイズがあると、サーファーの群れの中でセイルを落とすことになる。
これって、酒を飲み過ぎて乗った終電でゲーしてしまい、パーッとスポットライトを浴びた状態になり、
他の乗客に白い目で見られる状況によく似てる。

茅ケ崎ではサーファーの動きを読むことがウエーバーの必須項目なんだ。
しかし、全く動きを読めないことがある。二つある。

一つは、インサイドに戻るとき、いきなり目の前にドルフィンで抜けてくるサーファー。
動きを読むどころではない。目の前に突如出現する。
本当にビビる。そういうとき、ナゼが見つめ合ってしまう。
見つめあうから、ウインドとサーフィン、双方のノーズが向き合ってしまうんだ。
思い出してもゾッとする。

それともう一つ、BBのお姉ちゃんの動きもわからない。
たぶんウインドが避けてくれると思ってるんだろう。
経験の限り9割のお姉ちゃんは動かない。これまた目が合ってしまう。
目を合わせたくないタイプに限って見つめ合ってしまう。不思議だ。
ちょうど、電車の正面の座席で、オバちゃんが足を開いて寝ていて、
見たくもないのにナゼかパンツに目がいってトホホ状態になるのと同じだ。
ただし、海上と違うのは、目をそむけたとしても、
ボードの先端は物凄い勢いでオバちゃんの股間に向かって完プレしてることである。

そんな中で常にアタックしてる女性陣はたいしたもんである。
御前崎にまた行きたくなるわけである。

Straight Off Shore

2006-02-13 00:16:08 | windsurfin'


B浜、茅ヶ崎ローカル10名ちょいで遠征。
先々週に引き続きハイテンさんにミート。
ワイルドB浜に咲く可憐な男花!
一度茅ヶ崎で一緒に乗りたいものだ。

風はクロスオフ。波は小さい。
アウトは見るからに4.2で吹いてる。
でも、インサイド足りなくて波乗りできないと嫌だ。
無理やり4.7セット。予想通りアウトは爆風。4.0でも十分。
女性陣は4.0~4.2。よく乗ったもんだ。
ハイテンさんは彼女たちのアタックに感動してたようだよ。
画像のヒヒちゃんのアウトに出る角度でオフの強さがわかるね。

コシムネのクロスオフのB浜。
ちょっとターンするとそこに波がある。
癒しのウエーブ。

アウトに出るとき、仲間たちとすれ違い、ふと後ろを振り向くと、
吸い寄せられるように波乗りをしている。

風はやがて真オフに近くなり本日のウインドは終了。

いいフィーリングをつかめた奴もいるんじゃないかな?
OK! それがトリップの目的だ。
またウエーブが少し楽しくなったんじゃない?



The Day Before Storm

2006-02-11 21:13:28 | ThinkAbout..


昨日金曜日は春0.7番くらいだったようだ。
本日は日向ぼっこ日和。波も風もありませんでした。
都内からはモモちゃん、横浜からはノリゾー、そしてモモ宅から100Mのナベ家がやってきた。
タクミさんはビッグセイルで出ていたけど不発に終わったようだ。

始めてナベ家の赤ちゃんにご対面。
ウインドサーファーの子供なのに風が嫌いで、
風を感じると泣いてしまうそうだ。

明日、有志で御前崎遠征。
今日はたいしたことない天気図だったのに3.7だったようだ。
明日は強い冬型になる。
最高気温も10度を下回る。

そういうコンディションでも熱く乗ってる人たちがいる。
そういう人たちを見るのではなく、
そんな風に見られたいものだ。

↓Pチャンの娘のリップ



Deep Aloha Spirits

2006-02-11 11:42:51 | ThinkAbout..


人間の意識のうちで我々が普段認識するもの-考えたり、笑ったり、困ったりすること-これは表層意識という範囲で行われる。
我々の無意識で行う行為-心臓を動かす、呼吸をする、消化する-これらは体内の電気信号によるものもあるが、おおむね深層意識という範囲で行われる。

我々の意識構造はちょうど薄皮饅頭のようになっていて、その皮の部分だけで物事を見たり判断したりしている。
とてもプアーなのだ。悩み事なんて皮をむけば済んじゃうことなのだ。
この深層意識に到達する方法として、瞑想があり、ヨガがあり、ドラッグ(良質なハワイアン、LSDなど)がある。
我々の場合はウインドサーフィンやサーフィンがその手段だったりする。

病気したときの自然治癒力はまさにこの深層意識のコントロールによる人間本来が持つパワーなのだ。

この深層意識を突き詰めると、「万物は繋がっている」という宗教観念に到達する。
実は宗教観念というのは人間が造りだしたもので、太古の彼方から「宇宙意識」として存在しているのかもしれない。
宇宙の法則から惑星の自転速度やフレミングの法則から、分子による放射の自然放出まで、それは宇宙摂理として人間の奥深くまで浸透した「繋がっている状態」だと言える。

極端な例を挙げると、気とか、人の心が見えるとか、テレパシーとか、そういう少しオカルトチックなことも深層意識の共有性で説明できる。
つまり我々は繋がっているのだ。
繋がりたくない人とも繋がっている。我々はうまくできていて、いやな場合は意識のシャットアウトができる。実にうまくできている。

意識を共有するには環境が必要で、多くの場合は巡礼地だったり、教会や仏閣だったりする。
意識というのは電波みたいなもので、きっとマイナスイオンや、原子レベルの収束体みたいな気がする。
水は電導性が強い。
だから陸より海のほうがどちらかというと仲間意識が強かったりする。
海仲間とはいうけど、会社仲間とか、通勤仲間とかあまり言わない。
カラオケ仲間や競馬仲間もかっこよくない。

こういう深層意識での繋がりがないものを上辺の付き合いというはずだ。
仲がいいと思って結婚した仮面夫婦。陰で悪口を言うウワベ友達とかね。

だから海で真剣に遊ぶ人たちは、仲間意識がとても強い。
それもアロハスピリッツだよね?
勝手な意見だから聞き流してね。

Making all my Nowhere plans for nobody

2006-02-10 17:32:16 | windsurfin'


ボードウオークでセイルを張り波打ち際まで歩く。
サーファーの位置を確認してセットを確認して板を水に浮かべる。
一番好きな瞬間だ。
ワクワクする。

ブレークを抜けて始めて走る1本目。
このとき凄く不思議な感覚になる。毎回だ。
実に毎回。なんでだろう。オレだけなのかな。

自分がこの世に生まれてこなかったような気分になる。

全てのことを陸地において去っていくみたいで世捨て人みたいだ。
実は海自体も存在しない世界で、
その中では 'いない誰か' のために何をしようか考えてる '存在しない自分' がいる。
何の見解も持たず、どこに行くか知る由もない。
ちょうど、君みたいだね。

何を失ったかもわかっていない。
どうだろ、そこでは世界は意のままだ。
見えてしまうものは見えなくて、見たいものだけ見える。
オレには君が見えるかな?