打越通信

日記ふういろいろ

野球観戦というものの

2017-03-16 20:47:23 | 野球
あまり乗るきじゃなかったんだけど、せっかく娘がくれたチケットだったのでヤフオクドームに行ってみた。
今回はサード側の内野席だった。
ドームに入ると、例のラッパや太鼓の応援団、それに甲高い場内アナウンスが耳につく。
ジャイアンツ戦ともあってオープン戦だが結構人は入っていた。
ホークスの先発は摂津だった。
席に着くなりホームランを打たれあれよあれと言う間に5失点になっていた。
ホークスの攻撃といえばあっという間に終わり、攻撃は常にジャイアンツといった内容だった。
まあオープン戦ということもありこんなものかと見ていたが、プロでこうやって観客を入れて試合をしている以上はこんなのだめだと思う。
見に来る試合、何故か摂津が投げている。
それも負け試合ばかりだ。
今日もしまらない試合をやっていた。
先発を想定しての試合なんだろうけど5回近くまで投げていた。
眠気が来てもう帰ろうかと思ったが、試合展開はホークスの攻撃が単調だったので早く進んでいた。
やっと先発の摂津に変わり五十嵐がマウンドに立つが、こりゃまた荒れた投球だった。
年齢的な問題なのかもしれないと思いつつも見ていたが、なんとか抑えていた。
ラッキーセブンからなんとか連打で2を追加しなお1死2,3塁だったろうか、ジャイアンツの投手交代だった。



名前を呼び上げられ球場内にどよめきが起こった。
なんと森福の登場だった。
去年までのチームを相手にどんな投球をするのか、一気に面白くなってきた。
小柄な彼が大柄なホークスの外人打者に、まるで子供と大人のようなシチュエーション。
あっけなく打ち取って、次は左打者だった。
当然右に引っ張ってくるところ、初球はボールで入った。
良くは見えなかったが打ち気を外したように感じた。
次はスーッと入ったようにストライク。



次だなと思った瞬間、差し込まれたのかライト寄りの浅いセンタフライで打ち取った。
見事なピッチングだった。
それを見て早めに球場を後にした。
今日の試合は森福さまさまだった。
家に帰りテレビではWBCのイスラエル戦があっていた。
ダークホースのイスラエル相手に大量得点で勝っていた。
しばらくは野球で暇をつぶすのも良いかも知れないが、一時期のようにはあんまり興味はわかない。

観戦券の引換券

2016-05-12 21:52:42 | 野球
事務所にも熊本に関係する人が結構多くいて、目の前に座る人は実家が益城町の隣町だという。
つまり出身は熊本の人なのだ。
この人は連休ずっと熊本に里帰りし、後かたづけに大変だったそうだ。
ついに家には黄色い紙が貼られ、修理するか建て替えなければ住めないと涙ぐんでいる。
自分が生まれ育った家の変わりはてた姿を見れば精神的なショックは大きかったに違いない。
隣に座る人(といってもまだ二十歳にもならない娘)はおばあちゃんが熊本市内に住んでいるという。
休日を取って家族総出で後かたづけに行ったという。
そんな事で話をしていると
「ここは博多バイ!熊本弁は禁止!」
と笑った上司の声が聞こえる。
「熊本弁と博多弁の違いがわからんです!」
と前に座る人が笑いながら言う。
そう、私もここが少し気になっていたところだった。
ちょっとした言い回しは確かに違うが、基本形は九州弁タイ!と思っている。



単調な日々が続いているが、昨日は久しぶりにヤフオクドームに対ロッテ戦を見に行った。
職場の人から観戦券の引換券が3枚まわってきたからだ。
妻と娘が先発隊で先に行き、引換券で先に席を確保してくれた。
遅れて博多駅から地下鉄で唐人町まで行きヤフオクドームを目指す。
席は外野席(ヤフオクドームではホームラン席という)の一番奥だった。



すぐ後ろには施設応援団のトラペット軍団と太鼓舞台だった。
試合はすでに3回か4回だった。
妻が先に買っていたハンバーガーを食い、ノンアルコールビールで観戦だ。
ホークスが攻撃になると後ろが騒がしくなる。
太鼓の音と特にトランペットはすぐ耳の横なのだ。
落ち着いて食べれるのはロッテの攻撃の時だけだ。
しかし凡打すると例の気の抜けたトラペットがすぐ後ろで再び鳴り出す。
野球を観るという雰囲気ではとても言えない。



ただ馬鹿騒ぎをしているだけで、馬鹿みたいな7回の風船上げを観て球場を後にした。

ソフトバンクというと球団もそうだが球場も他人が作ったものを巨額な金額で買い上げたところだ。
キャリアもボーダフォンをこれまた巨額な金で買い上げた。
スプリントまで買い上げ、今ではそれがネックになっていると聞く。
初めてプロ野球を観た大阪球場の南海ホークス、野村がまだ現役でキャッチャーをしていた。
ライオンは埼玉に行き、鷹が福岡に帰ってきた、時代も変わったものだと思った。

熊本大会準決勝

2015-07-23 16:32:59 | 野球
昨日の激しいスコールのような雨、まだ梅雨が明けていない熊本地方だ。
その雨の続きなのだろうか、早朝から雨がぱらついていた。
5時半過ぎに雨は止んだので折りたたみ傘を持って散歩に出た。
西の空を見ると少しだけ明るい所もある。
朝飯を食っていると再び激しい雨が降ってきた。
高校野球熊本大会の準決勝はどうなるのか気になる。
9時半、試合開始の時間になる頃には雨は止んでいた。
妻に藤崎台野球場までクルマで送ってもらった。
キップを買って球場に入るとバックネット裏の席は満席に近い。
夏休みということもあり小学生の姿も多い。
観客席を見回すと下から数段目に空席を見つけそこに座った。
準決勝ということもあり地元テレビ局(朝日系列)にくわえNHKもテレビ中継をしているようだ。
雨のため試合開始時間が遅れたのだろうかちょうど始球式が始まったところだった。
実質的な決勝戦になるのではないかと私の中では思っていた。
強豪熊本工業を接戦で破り勢いにのる多良木高校、そして熊本の私立高では甲子園常連の九州学院との戦いだ。
多良木高校は球磨地方で30年ぶりの準決勝を決めた公立高校で野球部員も地元中学出身者でしめられているという。
試合は初回から多良木高校にヒットが出る。
しかし得点にまでは行かない。
その裏、九州学院も塁には出るが得点ならず。



2回裏、多良木の左のエースが乱れる。
デッドボールから崩れ始めあっという間に3点を取られてしまった。



多良木は2年生のアンダースローの投手に交代しエースナンバーは1塁に入った。
下からの浮き上がるボールに九州学院もフライが多い。



なんとか凌いでいたがピンチを迎え追加点をとられる。
そして4回から1年生の右投げの投手に代わった。
スピードはそこそこあるもののコントロールが乱れさらに2点の追加点をとられた。
再びマウンドには左のエースナンバーが登り追撃を止めた。
いよいよ反撃という7回、多良木は1アウトから3連続ヒットで満塁のチャンス。
ここで右中間の2塁打が出て2点を返す。
さらに2,3塁と攻め一打が出れば2点差まで詰め寄る事ができる。
しかし反撃もここまでだった。



9回に1点を返したが試合は終了。
6対3で惨敗だった。
ヒットの数こそ11本に対し九州学院は8本と上回っていた。
しかし序盤(2回)のデッドボールからの失点がすべてだったような気がする。
試合を終え、次の準決勝の試合があり応援席の入れ替えだ。
市内の私立高校同士の試合ということもあり、もの凄い数(たぶん全校応援)が球場内に入っていく。



次の試合には興味も無く、強い日差しのなか球場を後にした。
曇りか雨だろうと半袖シャツだった。
こんなに日差しが強いのなら長袖にすべきだった。
家に帰り昼飯を食っていると次の試合がテレビで流れていた。
台風の影響か風が強く、レフトからホームベースに向って吹いている。
テレビではそんな感覚は伝わって来ない。
そんな事を思いながら、そろそろ熊本地方も梅雨明けかな・・・。

球児たちの夏

2015-07-19 08:35:13 | 野球
真夏の太陽の中、藤崎宮県営野球場に来た。
駐車場は満車で歩道や近くの護国神社には自転車が並んでいた。
多良木高校対熊本工業の試合を見に来たのだ。
打撃好調の多良木高校と古豪(全国的にも有名な)熊本工業の試合は私の中では好カードに思えた。
球場の近くに来ると歓声が聞こえる。
入場料を払い球場に入る。
バックスタンドの席が空いていたのでそこに座る。
試合はすでに中盤を終わり終盤に入っていた。
予想通りというか2対2の同点だった。
序盤に熊本工業が小刻みに1点ずつとり6回に多良木高校が2点を取り追いついていた。



両校とも左腕の投手で同じようなタイプの投手。
終盤に熊本工業が攻めるがなかなか得点まで行かない。



さすが強豪高らしく応援席からの声援もすごい。
一方一塁側の多良木高校の応援も数こそ少ないが熱の入った応援だった。
9回表のワンアウトから多良木高校は下位打線、カーンと音がし場内は静まった。
何があったのか一瞬わからなかった。
守りにつく熊本工業のレフトがバックしていた。
3塁塁審が大きく手を挙げクルクルと回している。



1塁側の応援席から怒涛のような歓声が沸く。
打った本人は1塁ベース上でキョトンとした感じだった。



それからゆっくりと塁を回りガッツポーズでホームベースを踏んだ。



試合終了とともに観客席から落胆の声が聞こえる。
これが決勝点となり強豪でシード校の熊本工業は敗れ去った。



ホームベースを挟み試合終了の挨拶、熊本工業ナインは涙が溢れていた。

熊本県というところは人口は約180万人、そのほとんどが熊本市内(約70万人)に集中している。
熊本市とその近郊の熊本都市圏を入れるとさらに人口は膨れ上がり、全国でも珍しい一極集中型の地域である。
したがって高校の数も熊本市内に集中し私立高校にいたっては地方都市に数箇所あるだけだ。
少子化なのか過疎化なのかわからないが地方の高校は統廃合が進む。
そういう状況の中での今日の試合だった。
球場を出ると熊本工業の選手たちが首をうなだれて引き上げていた。
多良木高校の応援団はそのまま1塁応援席から3累側の応援席に移っていた。
そのあとの試合、球磨工業の試合を応援するようだ。
甲子園に行ってもパッとしない熊本県勢、甲子園での活躍が期待が出来る熊本工業の敗戦はガッカリだ。
いや、まだまだわからない、それが高校野球かも知れない。

福岡ソフトバンクホークス 対 横浜DeNA

2012-06-19 07:00:26 | 野球

試合が始まり、ソフトバンクは摂津が先発だった。
立ち上がりを攻められヒットにフォアボール、おまけに盗塁を決められ、ラミレスにレフト線にヒットを決められ、あれよあえよで1点取られてしまった。



まだ試合が始まって20分も経っていなかった。
その後も2アウト1,3塁からフォアボールで満塁に、しかし後続をレフトフライに打ちとって1回表の守備は終わった。
横浜のブランドンは調子が良いのだろう、ホークスに対し3者凡退に打ちとって行く。
摂津も2回から調子を上げて、投手戦なのか貧打線なのか良く分からないが0点の連続だった。
初めてのヤフードーム、ライトスタンドの1番通路のすぐ横の席だった。
通路から出入りする人でなかなか試合に集中できないのだ。



おまけにビールや焼酎の売り子達が大きな声で行ったり来たりしている。



そしてラッパと太鼓の応援団、この音が凄いの何の、試合の緊張した瞬間でもお構い無しだ。
イチローが言っていた
「静まり返った場内、カーンという打球音に場内が一斉に歓声を上げる」
そんな醍醐味は無いようだ。



対戦相手がセリーグ最下位の横浜DeNAとあって、あまり人気の無いカードだろうと思っていたが、何のことは無い3万人は入っているだろう。
その後も双眼鏡で試合を見ていたが打てない。



7回裏、ヤフードームの「ジェット風船」だ、「いざゆけ若鷹軍団」終了と同時に風船を飛ばす。
黄色にピンク、水色の風船が舞った。



しかし、その後も両者打てずに試合終了。
0-1で横浜DeNAが勝ったのだった。
球場を後に、地下鉄の駅まで歩く。



ホークスのユニフォームを着た人や派手な服装を人たちと一緒に地下鉄の駅まで歩く。
とりあえず天神に出て夕食なのだ。


ヤフードームへ

2012-06-18 06:34:32 | 野球

大雨注意報が発令された熊本市をあさ9時前に自宅を出た。
九州道を大宰府ICまで走り、百年橋通りに右折して娘のアパートの近くの駐車場にクルマを入れた。
住吉通りに出てヤフードーム行きのバスに乗り込む。



結構混雑していたが天神で人が降り、何とか座席は確保できたが再びもの凄い人が乗り込んできてバスは超満員状態になった。
都市高速に入りヤフードームまでの停留所では乗車できない状態でバスは進む。
ヤフードームの案内が流れるのだが、降りる事が出来ない。
人の渦のをかき分けて何とか降りることが出来た。
ホークスタウンに入りとりあえず食事を摂ることにした。
中華にカレー、かつの専門店などあるがどの店も人が並んでいる。
わりと空いているこの店に入った。



私はハンバーグセットに生ビール。
妻はカレードリアにした。



時計を見ると1時を少し回ったところだ。パクパク食ってドームに向かった。
ゲートの周りには有名人たちの拍手する手があった。



おお、王貞治の手もあるではないか。
さあ、いよいよと雰囲気は高まる。
8番ゲートからドームに入った。



先ずはビールを買う。



そして1番通路より球場に入り、席を探す。



座った場所はライトスタンド、国歌斉唱が始まり、女性タレントの始球式で試合が始まった。

続く・・・。


ホークス

2012-05-13 08:16:46 | 野球


5月5日は子供の日だ。
ケイのオヤジ、息子達とヤフードームにプロ野球の試合を見に行ったそうだ。
まるで子供のようにはしゃいだそうで興奮気味に話をする。
「こどもの日じゃなくてオヤジの日じゃないか」
というと笑っていた。

そういえば娘からヤフードームのチケットを2人分貰った。
テレビ局の関係者に福岡ソフトバンクの放映を専門にしている人がいて、その方から頂いたそうだ。
6月16日の交流戦ので福岡ソフトバンクと横浜DeNAのセ・パ交流戦なのだ。
試合は14時からなので娘のアパートまで行って、近くの駐車場にクルマを入れて、バスか地下鉄で行く事になるのだろう。
初めてのヤフードーム、プロ野球も久しぶりの観戦になる。
楽しみにしている。


水前寺野球場と競技場

2011-09-08 07:25:40 | 野球
町内体育祭の用具の確認とどんなものを貸してくれるか、オジサンたちは水前寺野球場にやって来た。
野球場の方ははじめて来た。
わくわくしながら中に入ると「川上哲治・野球顕彰記念室」というのがあった。



ジャイアンツV8の時のチャンピョンフラッグ



若かりし頃の写真



そして現役時代のユニフォーム「背番号16番」、何とも重々しいユニフォームだ。



そして監督時代の「77番」
「打撃の神様」と云われ、地元熊本が生んだ偉大な野球選手、いやいや監督としてもV9を成し遂げた偉大な監督だ。
そういえば「背番号16」というのは永久欠番なのだ、しかし一時期、星飛雄馬がきてたっけ。
そうそうジャイアンツの永久欠番は「1」、「3」、「4」、「14」、「16」、「34」だそうで、「1」、「3」は誰でも知っていると思うが、「16」は川上哲治さんなのだが、他はわかりますか?
「14」と「34」はわかるかも知れないが「4」は知らなかった。
永久欠番というとマリナーズの「51」もいずれ永久欠番になるのだろうか、ただランディ・ジョンソンが着けてたそうだから・・・。



野球場では小学女子の軟式野球の九州大会があっていた。
ソフトボールで無く、野球なのだ。



遠くは沖縄からも来ていた。
第一回の大会のようで、今では女子も野球の時代なのだ。
そのうち高校野球も女子の大会があるかもしれない。
野球場を後にして競技場に歩いていたら、カランカランと鐘の音がする。
野球場にしろ競技場にしろはじめて来たというマーのオヤジと顔を見合わせた。
この敷地内には競輪場もあるのだ。



懐かしい陸上競技場だ。
私が中学の時4×200mでスタートを走った場所だ。
そして何年か後に娘が100mの記録会で市内で3番目の記録を出した場所なのだ。


秋の九州高校野球 3

2010-10-27 12:02:53 | 野球
野球場まで歩いた。
現在のお城の北の入り口、<新堀橋・しんぼりばし>



新堀橋から下をうかがう。
築城の際、新しく造った堀の規模が解る。



左に<二の丸>、右に<三の丸>を見つつ、しばらく行くと・・



藤崎台県営野球場がある。



試合前のシートノックを終える沖尚ナイン



はやる気持ちを抑えながら、アップに余念のない(タカヒロ)



先行され、逆転し、再逆転を許し、センバツの夢は消えた・・。
オセロの表と裏のように、白か黒かでは割り切れない、
「惜敗」という観念があるから(ここをこうすれば、
次は雪辱できるのではないか)という気が芽生え、
人は努力するのではないだろうか。
「惜しくも、敗ける。」という表現は、日本特有の美学のように思う。

スタンドにつめかけた観客は、ひいきのチームの応援にのみ
来ているのではない。
選手がグラウンドで発する、<香り>に酔いしれたいのだ。
僕の後ろの年配者が小声でいった。

(野球はおもしろか。どっちもガンバレ)

写真&文 ジロー




秋の九州高校野球 2

2010-10-25 07:47:26 | 野球
                <試合前の練習>

藤崎台県営野球場での開会式の後、約一時間かけて八代高校の
グラウンドに移動し、アップする沖尚ナイン。
試合会場の県営八代野球場から10分の場所だ。

グラウンドの、土と石灰と グラブのワックスの香りが混じりあい
しばらく佇むと、野球に明け暮れた昔を思い出し、胸が高鳴る。



(タカヒロ)が緊迫した練習が続く中、ベンチに水分補給にきた。
「がんばれよ。応援しているぞ!」
「はい、がんばります!」
目と目で会話を交わした。



一足先に球場に着き バックスタンドにいくと、熊本(国府高校)と
福岡(久留米商業高校)が試合中だった。



5対8で敗れはしたが、(久留米商業)はその応援がすごかった。
300人はゆうに超えようか、吹奏楽部を従え夏の選手権大会をほうふつとさせる
堂々の応援だった。

さて、我が沖尚は・・



国府ー久留米商の試合が長引き、予定より50分遅れ 15時20分の
試合開始となり、16時過ぎにナイター照明に灯が入った。
詳細は新聞等の報道に譲るとして、
結果は、2対1 僅少差の見事な逆転勝ちを収めたのである。
(タカヒロ)の成長した姿がうれしかった。


八代高校の校内ですれ違った学生の、張りのある挨拶、伸びやかな肢体
目の前のグラウンドで勇躍する選手たち・・
まちがいなく、彼らは<青春>の真ん中にいる。

次回、再び<青春>の香りを味わう場所は<藤崎台>だ。

写真・文 ジロー















秋の九州高校野球

2010-10-24 12:26:50 | 野球
               <沖縄県営北谷野球場>

沖縄にいる頃、よく野球を見に行った。
プロのキャンプは来るは、年中野球はできるは、
内地で野球に携わってきた僕には、夢のような環境だった。
ある年 選手権大会の一回戦で、八重山商工高校の
伊志嶺監督に、球場入り口で出会った。
前年活躍した教え子が、後輩の応援に来ているのを見つけ、
「今年の子は野球を知らん」といって笑っていた。


           <元気の塊>

127回目となる(九州地区高等学校野球大会)が、
23日から藤崎台県営野球場と県営八代野球場で開催される。
(八商工)は県大会のベスト8で敗れたが、
先日、第二代表(沖縄尚学高校)の選手の親から、
「タカヒロ・息子の名・が、ベンチ入りして熊本に行きます。」
と上気した声で連絡をよこして来た。
野球の指導暦を買われ、トレーニングを頼まれた子だ。
中学時代は(こりゃ時間がかかる・・)お世辞にも上手な選手
とはいえなかった。ただ、性格はいたって真面目で、頭脳明晰。
練習に取り組む姿勢は素晴らしく、どんどん吸収していったものだ。

開会式後、11:00から八代高校のグラウンドで調整し、
14:30から宮崎第一代表の延岡学園と試合予定だ。
明日は、その成長した姿を見に、八代へ出張る。

チバリョー・沖尚!
チバリョー・タカヒロ!

写真&文 ジロー