打越通信

日記ふういろいろ

デコ

2018-04-09 20:18:14 | 公園の犬達
昼の警固公園を歩いているとかわいいポメを見つけた。
近づくと愛嬌をふりまいて寄ってきた。
飼い主はちょっとオタクっぽい若い男性だった。
最初は話しにくそうな人かな、と思ったら以外に明るい性格の人のようで、すぐに話が弾んでしまった。
博多に出てきて一人暮らしをしているようで、仕事も自宅でしていると言っていた。
何の仕事をしているのか、などと突っ込んだらこれは人様の話になるので辞めにした。



「2歳になるメスです」
そういえばまだ幼さも残っているし、落ち着きもない。
写真を撮りたいと申し出ると二つ返事で許可が出た。
腰をおろしリックから一眼を取り出した。
ファインダーを覗き、動作(表情)を追いかけるのだなかなかジッとしていない。
ポメの割には少し小柄で一回り小さい。
まだ幼いからかもしれないし、そういう犬種なのかもしれない。
「最初は全然犬には興味なかったんですが、飼いだしてから愛着が出てきました」
と言う。
一人暮らしには良い相手なのだろう、おまけに一日中家で仕事をしているのだから四六時中一緒というわけだ。
「今では良い相棒ですよ」
などと言っていた。
ポメは泣き声がうるさい(経験から)と言ってはみたが、そうではないようだ。



たしかに相手をしているときも泣き声一つ聞かなかった。
我がクーとはオスメスの違いはあるが随分と違うものだ。
犬にも性格があるのだろう。
福岡に来ても公園などで良く犬を見かける。
どの飼い犬もおしゃれで飼い主のアクセサリーのようなものだ。
でもこの二人(?)はそんな感じではなかった。
しかし良く考えると、我がマンションはペット禁止になっている。
エレベータの中には禁止事項が貼ってあり、たとえ一時的(預かり)であっても見つかり次第、即退去とある。
かなり厳しくなっている。
たしかに物件を見て回った時にはペット許可の物件もあった。
壁紙や床が特殊になっているのだろう、少し特殊な感じがしたものだ。
そして普通の物件より高かったような気がする。
この青年とデコちゃんはどんなマンション(いやいや一軒家かもしれない)に住んでいるのだろう。
また会う事があったら今度こそ聞いてみよう。

公園デビュー

2016-06-11 22:32:49 | 公園の犬達
福岡に来て2ヶ月半になった。
まさしくドア一枚で外の世界と家の中といった生活だ。
隣に済む人の顔も見たことが無いし、このマンションに誰が住んでいるのかも全然わからない。
たまにエレベータで一緒になるが軽く挨拶するだけでそれ以上の事は無い。
会社では同僚達とも少しは慣れてきたが、まだまだこれからといったところだ。
妻は買い物などで美野島商店街がかなり気に入っているようだ。
確かに魚だけは新鮮で安い。
食卓に並ぶ魚は、熊本のスーパーで買った物より生でも煮ても焼いても美味い。
近くに柳橋連合という博多の台所と言われる場所があるからなのだろうか。
話がそれそうになるので戻すが、妻はそんな美野島商店街にルンルンで、おまけに商店街でくれる紙のスタンプを集めてはうれしそうな顔をしている。
しかし、テレビやなんかでよく見かける買い物かごをぶら下げたおばちゃん達が立ち話(井戸端会議)には参加していないようだ。
というか、そういう光景が無いようなのだ。
まあ、住み始めてまだ日も浅いし、町にもなじんでいないからしょうがないのかも知れない。
引っ越したその日だったか、次の日だったか、買い物の帰りに公園に行った。
そこはわんこ達の楽園のようで、いつものように飼い主に許しを得て写真を撮らせてもらった。



面長で綺麗な顔をした「チャコ」だ。
おとなしくてやんわりした気だての良い犬だ。
飼い主はもうかなりお年のおじいちゃん、美野島書商店街の八百屋のご隠居さんとの事だ。
それに5匹のわんこを買っている年配のご夫婦。
こいつらが元気な犬で顔を見るなり吠えまくる。
「きなこ」とか言っていた。
そしてちょっとセレブ的なご婦人、こちらは3匹飼っておられる。
ポメの「ケンタロウ」と言っていた。



そんな犬たちとはすぐに仲良しになった。
ある日、妻と娘を連れて行くと2人も癒されていた。



娘などはこの町にもうかなり長い事住んでいるに初めてのようだ。
会社帰り「チャコ」を見かけた。
思わず「チャコ!」と声をかけた。
「あなたでしたか?背広を着られていたので誰かと思いました」
と飼い主さんから言われてしまった。
次の日も会社帰りの夕暮れの公園で「きなこ」軍団にばったり。
わんわん吠えるので
「うるさいね!飼い主の顔を見たい!」
と冗談を言うと、だっこした飼い主が笑っていた。
犬を通してコミュニケーションが出来つつある今日このごろである。

除草係長心得

2016-03-08 22:52:50 | 公園の犬達
朝目覚めが3時半だった。
変な夢で目覚めてしまって、再度寝ようと思ったが寝付けなかった。
そのまま起きあがってリビングに行き、コーヒーを飲んだ。
ドリッパーで淹れるのがめんどくさかったので買い置きの缶コーヒーだった。
新聞はまだ来てない(前は5時前には来ていたが近頃は6時過ぎになった)し、朝から録画した映画を観るのにも早い時間だったので読みかけの本を読み出した。
そうこうしているとあっという間に6時になり新聞を取りに外に出た。
辺り一面に霧が出ていた。
そういえば庭に整理で出た埋め立てゴミを出さないといけない。
古びた野球のバット、ゴルフクラブ、割れた皿など5袋分を収集所に持っていった。
8時半過ぎに畳屋が来た。
2階の和室の畳替えのため畳を取りに来た。
一畳だけその場で表をはいで見せてもらった。
やっぱりあちらこちらにシミが随分と着いていた。
昨日、表返しで見積もりをもらっていたが、思い切って新調する事にした。
まあ値段は随分と高くはなったが、なんといっても10年ぶりなので仕方なかった。
庭の整理の続きを行い、昼前になったので買い物に出かけた。
ついでに弁当を買って八景水谷公園に行ってみた。
3月も末になれば桜が咲いて花見で賑わうところだ。
しかし公園には数名の人しかいない。
池には鴨の群れが浮かんでいて、澄み切った水の中にはハヤや鯉が泳いでいる。



80cmはあろうかという巨大な鯉もいる。
食事をしてちょっとだけ昼寝をして家に戻った。



畳屋は家の近くだったので午後一に出来上がった畳を持ってきた。
6畳間に隙間無く畳を入れるとイグサの香りがする。



青い畳に変わり、和室の部屋もぐっと綺麗で清潔になったような感じになった。



夕方から散歩に出かけ、遊水地管理公園に羊が3匹いた。
新聞にも出ていたが、公園内の草を食べさせる実験のため阿蘇ミルク牧場から来た羊だ。
県の除草係長心得なる任務で5日間除草のお仕事をされる羊だ。
結果を見て効果がわかればこの広い公園内に正式にお目見えするそうだ。
除草というとヤギを見かけるが、羊とは面白いと思った。
県内の河川の総延長は約2000キロあり除草費の総額は一億七千万円かかるという。
大事な大事な任務なのだ。
しっかり頑張りなさい、と声をかけたのだ。

ケン

2016-02-12 18:22:29 | 公園の犬達
公園を歩いていると妻からケータイに連絡があった。
「公園で催し物があっていて、ケンがテレビに出てるよ」
と言う。



あわてて公園内の遊具がある場所に」行ってみた。



遠くにケンの姿を見つけたので名前を叫んでみた。
ちょうど横に子連れの親子がいた。
男の子が振り向き私を見る。
近寄って行ってケンの頭をなでた。
飼い主とは顔なじみで散歩の途中でちょくちょく会う。
しかしお名前は知らない。
「近頃、ボランティアで見ませんね」
といわれてしまった。
そうなんです、ラジオ体操も町内会の活動もいまいち動きが悪い。
さすがに<冬眠中です>とは言えない。



「あらあ~!この犬<ケン>って言うんですか。この子も<ケン>なんですよ」
と子連れのお母さんが言う。
<ケン>と<ケン>、私もケン。
そういえば過去にもこんな事があったよね。



2010年のクーとケン

あの頃は飼っていたクー(ポメ)と変わらないぐらいの大きさだった。
その一年後に再会するとクーよりあるかに大きくなっていた。
早いな、もう7年前の話だ。
クーは死んでしまったが、ケンとは長いつきあいなのだ。



オスの秋田犬で8歳?。
おとなしく、あのうるさかったクーにも堂々とした態度を見せていた。
テレビの事を飼い主に聞いたら
「<あ>のつくモノを持って来いと言うのでこいつを連れて行った」
と言う。
そうだよね、秋田犬だもんね。

ゴローとポン太

2016-02-09 17:52:16 | 公園の犬達
今年に入り久しぶりに晴天が続く。
思い切って(別に思い切る必要も無いが)熊本市で一番高い山(標高665m)に登った。
頂上付近の駐車場にクルマを置き、2,300mテレビの鉄塔群の中を歩くと頂上に着く。
頂上には神社があり展望所が海手と陸手に2カ所ある、
残念な事に海手の展望台から雲仙普賢岳は霞の中に居て全く見えない。
前回来たときにはきれいに見えたのに残念な事だ。
振り返って陸側の展望台に行ってみた。
こちらも春の霞がかかっており熊本市内の風景もかすんで見える。
当然、その奥に雄大な阿蘇の山々が見えるはずだがダメだった。
頂上には売店があり、数名のオジサン達が売店の中でにこやかに話しをしているようだ。
金峰山の下の駐車場から登山してくるオジサン達だ。



2人が出てこられヤマガラにえさをやっていた。
人の気配を感じてか数羽のヤマガラが近くの木の枝に集まってくる。
手のひらにピーナッツを砕いたえさを置くと、ひらりと飛んできて食べていく。



なれたもので、しばらく手の平の上で遊んで行くヤマガラもいる。
一人のオジサンが売店の庭から下を向き
「ゴロー!」
と叫んでいた。



見ると柴犬(豆柴?)がうれしそうにこちらを見上げていた。
降りていくと近寄って来てじゃれるのだ。
1から2歳のオスのようで売店の人が飼い主らしい。
「奥の小屋に狸がいるよ」
とオジサンが教えてくれた。
しかし怖がってなかなか出てこない。
ゴローと遊んでいると頭だけ出してこちらを見ていた。
おまけに欠伸とは大胆な狸だ。



オジサンが言うには名前は「ポン太」。
市内の一番高いところに住んでいるゴローとポン太、お山の大将なのだ。

シュウ

2015-12-07 10:16:23 | 公園の犬達
妻が娘のために京都旅行のフォトブックを作ると言うので近くのカメラ屋に行った。
しかし写真編集のパソコン(今ではタッチ式のタブレット)は人でいっぱいだった。
仕方なく県庁近くの同じ店に行く。
何台かあるパソコンの一つが空いていたので持ってきたUSBメモリーを挿入して編集を始める。
作業も終わり受付に行くと
「年賀状の割引が今日までで、出来上がりまで2時間くらいかかります」
との事だった。
12月も一週過ぎようとしている、この賑わいは年賀状を作る人たちの行列だったのだ。
仕方なく時間を潰す事になった。
近くの江津湖に行ってみた。
曇天の暗い空、それでも湖の畔には人影は多い。



湖畔のホットドッグ店でハンバーガーとコーヒーを頼んでいると妻が一匹の子犬を抱いていた。
その奥のベンチにはスキンヘッドの怖いおじさん、そのおじさんが社長と呼んでいる人が座って話をしていた。
どうも子犬の飼い主のようで妻がいろいろと子犬について聞いていた。
名前は<シュウ>という、6歳の雄で、犬種はトイプードル。
おとなしい性格のようで妻の腕の中で目をとろんとしている。
「かわいいよ。いつも一緒に寝るんだ。布団を広げてると滑り込んでくるんだ」
スキンヘッドのおじさんの顔がゆるんでしまっている。
社長と呼ばれたおじさんも犬好きのようで、しばらくは犬の話で盛り上がった。
寒空の中のちょっとした時間だったが楽しい会話ができた。



食事を終わって公園を妻と散歩した。
置物のように全く動かないサギも健在で、近くのベンチまで行って妻はサギと話し出した。
このサギよく見ると怪我をしているようで、右足のヒレのようなものが無い。
話に夢中になっている妻を残し、公園を散歩する。
公園内には巨大な望遠レンズをつけたカメラが何台もあった。
まるでバズーカ砲のようなカメラ(いやいやレンズ)だ。
野鳥(カワセミ)を狙っているようで、ベンチに座っていたおじさんがいきなり席を立ちカメラに向かう。



カシャカシャカシャともの凄い連写の音がする。
そんなカメラマンがあちこちに居て写真を撮っていた。
これから江津湖も飛来してくる渡り鳥たちも、カメラマンにとっても良い季節になるようだ。

話が飛んでしまったが、今日の主役はなんと言っても<シュウ>君なのだ。

ルイ

2015-07-24 18:09:39 | 公園の犬達
朝のすがすがしいなか100mも先から甲高い声が聞こえる。
時間にして5時半から6時ちょっと過ぎの時間帯、ほぼ毎日だ。
同じ団地に住むオバサン2人組だ。
まったく、歩いているのかおしゃべりしているのか不思議な人種だ。
年代的には上の世代なので<オネーサン>などとはとても呼べない。
<おばあさん>じゃかわいそうなので<オバサン>が良いだろう。
出来るだけ時間帯を避けているつもりだけどこちらも不定期だしあちらも不定期なのでしょうがない。
挨拶は手紙で言う前略ということだ。

「今日は早いね!」(私)
「アンタが早いとたい!」(おばちゃん)

「もうそろそろ杖が要るっちゃないと?(少し博多弁が)」(私)
「アンタも真っ直ぐ歩かんね、ふらついとるよ」(おばちゃん)

町内会で一緒だったので気心は知れている。
それでもこんなおばちゃんを同じ団地に数名知り合っていると何かと便利なのだ。

まあそんな感じで朝が始まるのだから最悪だ。
しかし世の中は良く出来ている。



この頃こんな犬に出会う。
名前は<ルイ>6歳、オスかメスかは不明。
中国のなんとかという種となんとかというミックスだそうだ。
「今日は毛を切りに良くとよ」
と持ち主は言う。
そして数日後再び出会う。



毛を刈ってもらいすっきりしていた。
落ち着きの無い表情だがカメラに対してはちゃんと目線を作ってくれる。



犬の名前は覚えられるけど、気心の知れたおばちゃんの名前は覚えられない。
ねえ!ルイ。

はる

2013-03-28 05:50:26 | 公園の犬達
ある花屋さんの軒先に巨大な犬がいた。



恰幅の良いお母さんに似た感じで、なんとも豊かな表情をした犬だ。
起き上がるとゆさゆさといった感じで擦り寄ってくる。
「写真いいですか?」
まあ、何度も言う言葉だ。
「あれ、良かったね、はるちゃん」



犬種も聞いたが、恰幅の良いお母さん、分からないという。
女の子で9歳になるという。
恰幅の良いお母さんと、これまた恰幅の良いはるだった。

ふく

2013-02-15 10:09:46 | 公園の犬達
妹たちが犬を飼うことになった。
「ニーチャン、可愛いよ、見に来てよ!」
公務員の妹のダンナ、ついに3世帯住宅の家を建て、犬を飼える身分になった。
妹たちは女の子3人とお母さんとお父さん、何せ妹の名前とお母さんの名前が一緒なのだ。



7人家族で一番上の子は鹿児島大学に進学し今は一人暮らしをしている。
家のローンと学費に一番大変な時だ。
そんな中、雑種の「ふく」ちゃん。
生後2ヶ月のまだまだ赤ちゃん。



おびえた表情を見せながらも愛嬌を振舞っていた。
クーが我が家に来たときと同じ雰囲気だった。
おびえた表情なのだが、愛嬌があり、それが身を守るコツなのか
「ニーサン、いや~!やっぱり犬はちょっと~」
と言っていたダンナ、抱きしめていた。



動物愛護センターにもらい受けに行ったそうだ。
節分の日にやって来たので、名前は「ふく」女の子だそうだ。
ふくチャン、良い家に来たね、オジサンまた写真を撮りに来るね。

アレフ

2013-02-10 07:44:11 | 公園の犬達
白くて大きな犬を発見。
飼い主は30代半ばくらいのご夫婦と2人のお子さん。
まだ一歳のオスで、ゴールデンレットリバーとスタンダードプードルのかけあわせのミックス犬。



立ち上がると大人の背と変わらない。
まだ幼犬なので、じっとしていることは無い。
リードを持っているのはお父さん。
実は、持っているのでは無く、お父さんのお腹まわりに縛られていた。
「食べるでしょう。食費も大変でしょう?」
と言うと
「やれば、やっただけ食べるので、一般のドッグフードを2袋と決めてるんです」
と言われる。
現在の体重は20kg、まだまだ大きくなるのだろう。



そんな言葉を交わしている間にも、少しもじっとしていない。
嬉しそうに飛び跳ねている。
リードを持つお父さんも大変だ。



2人のお子さんも、そんなアレフに喜んでいた。
写真を撮っていると何を感じたのかレンズをめがけて突進してくる。
さすがに大きので迫力満点だ。
白いアレフと4人家族。
寒空だったが、ホットな家族に微笑ましさが似合っていた。

ブラン

2013-02-01 08:23:13 | 公園の犬達
寒空の遊水公園を散歩している。
歩いていると、ホントにいろいろな犬を連れた人たちも散歩している。
可愛い白い犬を発見した。



40代くらいの元気の良さそうなオジサンだ。
「あら~!可愛いですね!シーズですか」
と声をかけると
「いえいえ。マルチーズです」
と笑顔で答えてくれた。
「写真撮ってもいいですか?」
なかなかこの子、動きがすばしこくてシャッターが切れないでいた。
良かったね、といいながらこっちを向かせようとしてくれる。
「ブウたん、こっち向いて」
「名前はなんというんですか?」
と聞くと、最初は「ブラウン」と聞こえたが、聞き返したら「ブラン」だった。
何枚か写真を撮っていたら。



「もうこの子も今年で13歳になります。犬でいえばかなり高齢のおばあちゃんなんですよ」
と言われる。
しかし、まだ愛嬌も良いし、足取りもかなりしっかりしていた。
別れても頭の中ではブラン、ブラン、変な名前、変な名前と繰り返していた。
さっそく家にかえり調べてみたら、フランス語で「ブラン・ブランシュ」とあった。
フランス語で白という意味だ。
あっ、これだ、と思ったが・・・真相は定かで無い。

ココア

2013-01-29 05:44:41 | 公園の犬達
熊本城を歩いていると、トイプードルを抱いた40代前後のご婦人がいた。
ご婦人に声をかけるのは初めてだった。



いつものように
「あら~!可愛いですね」
と声をかけると、振り向かれた。
えっと、まあ美形の女性、私好みの人だった。
写真を撮らせてくださいと言うと。
「私は撮らないで」
と釘を押された。



メスの6歳。何で「ココア」という名前なのかは聞かなかったが、なんとなくココアみたいだし、女の子の名前らしい。



女の子なのでしとやかで、行儀の良いわんこだった。

ラッキー

2013-01-15 07:05:35 | 公園の犬達
雨上がりの坪井川遊水公園。
買い物に出たが時間が早すぎて時間つぶしの散歩だ。
歩いていると黒い帽子をかぶったダンディなお父さん。



ピンクの服を着た可愛いわんこが目に入ってきた。
「可愛いですね。写真いいですか」
そう言うと、決して嫌とは言わない。
チワワの7歳、オス。
「チワワで茶色は珍しいのです。目の上のマロのようなものが特徴です」
との説明。
朝と夕方毎日散歩をされているという。



少しもじっとしてなくて写真撮るのに苦労していると
「ラッちゃん、ほらこっち向いて」
ラッちゃん!ダンディなおじさんからこんな言葉が飛び出した。
名前はラッキー。
珍しい茶色のチワワ、会えてラッキー。

ミュー

2012-12-27 08:16:32 | 公園の犬達
カメラをいじっていると妻が
「坪井川遊水公園に行くと色んな犬がいるよ」
というのでカメラを片手に公園にいってみた。
前回のルーカス以来、久しぶりの公園。
あちこちに色んな犬が散歩をしている。



妻のヤツ、ネットで調べていた犬がいて、とうとうメールのやり取りをしていた。
埼玉県かそこいらのブリーダーだったが、あまりにも高額だったのであきらめてしまった。
「お母さんも一緒に住んでいるので、今は室内犬は無理よね」
などと言っている。



それで公園に犬を見に行って、癒されているようだ。
今日の犬は、柴犬のオスの7ヶ月の「ミュー」。
まだあどけない仕草が可愛い。
妻が近寄ると、顔をペロペロ舐めまわしていた。
「色んな犬にあえるから楽しいよ。」
というので新しいカテゴリを作り、定期的にアップするか・・・。

ルーカス

2012-11-12 07:09:32 | 公園の犬達
坪井川遊水公園を散歩していると黒い子犬と出くわした。
茶目っ気のある、人なつっこい犬だ。



飼い主のおじさんに名前を聞いたら
「ルーカスです。スターウォーズのあれからとったんです」
妻が名前を呼ぶと喜んで妻の腕の中に入り、体を摺り寄せてじゃれている。
妻がケータイを取り出してクーの写真を見せようとしている。
そんな事はお構い無しに、ケータイを取り上げようとしている。
少しもじっとしていない。
気ぜわしいといえばそれまでなんだが、愛嬌たっぷりなのだ。
クーが亡くなって半年以上経つ。
公園で犬を見るとクーを思い出す。



こんなに犬を可愛がる妻の姿を久しぶりに見る。
「もうこんな辛い目に遭うのなら、犬は絶対飼わない」
と言っていた妻も、この頃インターネットでは子犬の写真ばかり見ている。
ルーカスよ、お前のおかげで妻もやっと次の犬を探しているよ。