昨日じゃない、今日の1時半まで麻雀をして家に帰り携帯の目覚ましをセットして寝たのは3時前だった。
それでも携帯の目覚ましに頼らずに7時前には目が覚めたのだった。
急いで妻を起こし、ランパンにTシャツ、ウォームアップ用の上下を着て帽子をかぶり、着替えをバック詰め7時30分には家を出た。
ノボルのオヤジの家に行きノボルのオヤジを拾って、いざ玉名市横島小学校を目指した。
時間的に少し早かったのだろうか小学校のグラウンドの隣の駐車場に駐車することが出来た。
受付は大勢の人で一杯だった。
受付の葉書を忘れたのでインターネットから出力した支払証明を出すと受付の人が番号を探してくれた。
参加賞とお土産をもらってクルマに戻り、妻とクーとノボルのオヤジと出店を見てまわった。
イチゴが1盛り100円だったので買って分け合って食べた。
トマトが2個100円と言うので買おうとしたら50円しかなかったので交渉したら1個くれた。
そうこうしていると携帯に福岡から来ている同僚のハマさんからメールが届いた。
待ち合ってクルマの中でしばらく話をした。
福岡からクルマ2台に分乗して7名で来ていると言う。
ハマさんはわが家にも何回か泊まった事もあるし、マラソンの大会ではいつも合っているので妻もクーも良く知っているのだ。
前回もこの大会でも走っている。
いよいよ開会式が始まったので準備を始める。
ゼッケンをつけRCチップ(タイムを計測するタグ)をランニングシューズの紐に通してセットする。
そしてスタート地点まで移動。
「スタート3分前!」
の声がかかるのでノボルのオヤジと大勢の列の中に入る。
「用意!」
の声がかかりピストルが鳴った。
いよいよスタートしたのだが人が多くて少し歩きながらのスタートなのだ。
しばらく走ったところでノボルのオヤジが皆のゼッケンと色が違うと言い出した。
言われて初めて回りの人のゼッケンを見ると私たちの黄色のゼッケンではなかった。
そうハーフのスタートだったのだ。
すでに200mくらい走ってしまったがそのままUターンである。
スタート地点に戻ると、小学校の低学年のスタートのようだ。
何組かが5分間隔くらいでスタートして行った。
そしてやっと10kmのスタートのようだ。
ゼッケンを確認すると確かに黄色のゼッケンであった。
10kmの参加者は900人である。
「用意!」
の声がかかりピストルが鳴った。
スタートは2回目なので余裕であった。
スタートしてしばらく走るとかなりペースが速いのだ。
ノボルのオヤジがだんだん遠くに行ってしまうのだが、自分のペース(6分から6分半)で行くしかない。
そして雨が降って来たのだ。
寒いし雨で服は濡れてきている。
3kmくらい走ったらいちごの配置場があった。
人で一杯だったので通り抜けて折り返し地点を目指した。
折り返してくる人達の中からハマさんとノボルのオヤジを探すが居ないのであった。
折り返してしばらく行くとノボルのオヤジが見えたのだ。
そこで少しペースを落としてノボルのオヤジを待つことにした。
併走しながら話しでもしながらゆっくり走ることにした。
前を走っていると思っていたら、いちごの配置所でいちごを食っている間に抜いてしまったようだ。
7kmを過ぎたあたりで雨が強くなりウェアはずぶ濡れだし靴もグシャグシャ。
それからゆっくりしたペースで距離を踏みグラウンドに戻ってきたがこれまた下がグシャグシャの状態で靴は泥だらけになってしまった。
ゴールしてRCチップを外し係りの人に返しクルマに戻ろうとしたら雨の降るグシャグシャのグランドには貝の味噌汁を求めて長い列が出来ていた。
クルマに戻るとすでに貝の味噌汁が用意されていたのだ。
熱い貝汁で暖をとり、何より先に温泉に行く事になった。
抽選会やタイムの発表などもう頭には無かったのだ。
急いで玉名温泉「司の湯」へ向かった。
これまたここも人で一杯であった。
妻には一時間後と言って別れ、私とノボルのオヤジは温泉で温まったらすぐに出てビールで乾杯なのだ。
枝豆にたこ焼き、ビールの400mlが3杯なので、合計一人当たり1.2L飲んでお互いの健闘を称えたのである。