打越通信

日記ふういろいろ

のどぐろ(アカムツ)

2020-06-28 21:38:31 | いただきもの
日本は周辺を海で囲まれていて、海産物が豊富なところだ。
熊本より博多の方が魚は安いし新鮮でうまい。
これはさすがに認めなければならないようで、筑前海(玄界灘)などの漁場が近場にあるというのもあるのかもしれないが、長崎をはじめ九州、遠くは山陰や瀬戸内海あたりからも集まってくるようだ。
海産物といえばやはり函館の朝市だろう。
毛ガニ(タラバやズワイ)やイカ、イクラ、ホッケ、ホタテ、ウニなど数えきれないほど豊富だった。
北陸もやはり海産物が豊富で甘えび、ズワイガニ、ブリなどが近江町市場にならんでいたことを思い出す。
しかしいずれにしても観光客相手という事もあり、お値段の方も高いのが当たり前のようだ。
熊本では辛子レンコンや馬刺しなど高級品になれば目が飛び出るほど高い。
福岡では何といっても辛子明太子だろう。
これも高級品となれば値段の方も高い。
しかし高い分だけの価値(品質と味)はあると思うし贈答用品やお土産としてなら納得というところだろうか。
しかし地元の人たちが通常食するのは明太子ならば切れ子など安いものなのだ。



先日、クール宅急便が送られてきた。
あけてみるとのどぐろの一夜干しが数枚入っていた。
福岡でも食えるのかも知れないが(私が知らないだけ)、一般的には目にしない魚だ。
しかし近江市場ではずらりと並んでいたことを思い出す。
そしてすし屋で初めて食ったのどぐろの寿司のこと。
さっそく頂いてみるとあの時の幸福感の味がよみがえってきた。

父の日

2013-06-17 21:18:01 | いただきもの
父の日の日曜日、妻と買い物や食事に街に出かけた。
6月ももう中旬というので真夏のような暑さだった。
少し体調を崩したようでちょっとだけ風邪気味なのだろうか。
家に戻ってくると宅急便の案内がドアに差し込んであった。
さっそく連絡先に電話すると宅配便が届いた。



開けてみると<THANKS FATHER>のメッセージ。
<これからも美味しいお酒が飲めるように、いつまでも健康でいてください>



何ともありがたいプレゼントだった。
嬉しい限りの出来事に疲れも吹き飛んだ。
ありがとう・・・。

おすそ分け

2012-09-23 20:59:38 | いただきもの
朝から宅急便が来た。
開けてみると次から次に包装されていた。
最後の包装は木箱だった。



薩摩揚げだった。
木箱に入った薩摩揚げ、母と見つめてびっくり。
大量の薩摩揚げ、食いきれないのでお裾分けだ。
ひとみちゃんにおすそ分けだ。
実は来週は掃除当番になった、けど今は掃除当番ができない。
ひとみちゃんに当番をお願いした。



お返しに栗饅頭を頂いた。


北海道からの贈り物

2012-05-12 07:25:06 | いただきもの

妻からケータイに電話が来た。
「北海道から何か送ってきたよ」
帰って見てみると北海道帯広の〇〇さんからだった。
発砲スチロールの中には



宗八かれいに



真イカの一夜干し、塩秋刀魚にしまホッケなどかなりの量が入っていた。
ケイのオヤジの友達からだ。
しかし、なぜか私に家に送ってくるのだ。
その中に丁寧に包装されたモノが入っていた。



毛がにだった。
おまけに浜ゆでなので生食用とされている。



足をちぎって皿に盛る。



ハサミで切り口を入れて食う。
毛がにのみそがまたたまらない。



いつの間にか仲間が増えて、イカの刺し身に秋刀魚の塩焼き。
秋刀魚も九州で食う秋刀魚とは別物のようなうまさだ。
宗八カレイも脂ののった上品な味だった。
九州では絶対に味わえない北海道からの贈り物だった。


野良仕事ともらい物

2012-05-03 07:53:42 | いただきもの

母の一時帰宅で実家に戻り、さっそく畑に出て、前回刈った草の後始末だ。
ミカン箱に刈った草を集め、火を放って燃やしていく。



竹や農業用の紐が耕運機に絡むので、特に注意して拾い集める。
同時に車庫にある燃やせるゴミも一緒に燃やす。
このさいだ、同じ敷地に立っている倉庫の整理を行う。
妻に加勢してもらい、倉庫に入っているものをすべて庭に出して、中身を調べる。
カゴや鍋、長いす、親父の釣り道具や電動のノコやカンナ、耕作用の草刈機や耕運機に農薬、母が作っている漬物用の樽まである。



分類別に整理していくと、机がひとつくらい置ける広さになった。
整理して燃やすゴミは畑に持っていって燃やす。
ふたたび草を燃やすわけだが、半分はわらの代わりに使えるなと思いひっくり返して乾かす事にした。
そんなこんなで丸2日は野良仕事だった。
最後の日は雨と強い風だったので休養だ。
ゆっくりと温泉に行った。



ぽかぽかした体で家に戻ると、隣のおばさんが豆や高菜の糠漬け、晩白柚(ばんぺゆ)などを持って来ている。



お袋はふたたび病院なので、お土産としてもらって帰ることにした。
お袋を連れて親父の病院によって、母の病院まで送って帰路についた。

当然、ヨーコ先輩の蔵によって、妻の好みの酒と私の好みの酒を買ったのだ。


北海道からと奄美大島から

2012-03-08 07:08:06 | いただきもの
日曜日、ケイのオヤジと飲んでいるといきなり北海道の友人に電話している。
「〇〇、氷下魚(コマイ)とホッケにイカ、そのほか見繕って送ってくれ」
などと電話している。
妻に電話を代わり配達日の確認をしていた。
つまり送り先はわが家で受取人は妻ということだ。
ケイのオヤジの家は50mも離れていない。
そんな事があって、今回の母の緊急入院、打越町にはいなかったのだ。
「ケイさん、たぶん今日あたり着いているかも知れん」
と電話すると
「今からおまえん家に行って見る」
そしてやっぱり不在連絡が入っていたようだ。
「連絡して事情を話して俺の家に配達してくれるそうだ」
と連絡があった。
そんな訳で、打越町に帰って来てケイのオヤジからのおすそ分け。



今回はお頭付きの氷下魚、なにやらグロテスクな顔つきだ。



しかし身はホクホクしていてポン酢で最高。



そしてイカ飯。



「やっぱり違うね。北海道展などで買って食べるのより、数段美味しい」
と妻は言っている。
そのほかにホッケやイカもいただいたようで、それは次回という事で・・・。



そして奄美大島から「高倉」を頂いた。
モンドコレクションを受賞した黒糖焼酎だ。
何しろ作ろうとしても奄美大島でしか作る事が出来ないといわれる焼酎なのだ。
度数は30度、1本3000円くらいするそうだ。

しばらくは母の看病疲れを癒すのに、北の海産物と南の島から届いたお酒で癒されようか。

北からの贈り物

2011-11-09 07:23:40 | いただきもの
北海道の人が熊本ってどこだろうと思うだろう、長崎や福岡、鹿児島、宮崎の位置関係はどうなっているのかわからないだろう。
そういう九州の私たちにしても北海道は行ったこともないし全然わからない。
ある休日、じつは電話があった、妻が出ていろいろ話をしている。
「おとう、代わって」
と電話に出ると、なんとその北海道からだった。
ケイのオヤジのお友達のKさんだった。
「いま、広尾まで来てまして、良いシシャモがあります」
との内容だった。
広尾と言われても私の感覚では判断できない。
丁寧にご挨拶をした。
ケイのオヤジによると、以前は北見市にいたが今は支店長として帯広にいるのだ、という。



帯広から広尾まではかなり距離があり、わざわざそこまで・・・。
私はまったく面識の無く、ただケイのオヤジによると
「年はケンと同じくらいだ」
と言う情報だけだ。
2日して冷蔵の宅急便が家に届いた。
中には毛ガニにホッケ、秋刀魚に豪華シシャモだ。
なんということなのだ。



美味しそうなイカまで入っていた。



そして八角というこちらでは絶対に見られない魚まで入っていた。
さすがにシシャモは旬のようで脂がのって素晴らしい。





これがシシャモなのか、と呆然となる旨さなのだ。
秋刀魚もそうだ。
ホッケにしてもこちらで食うホッケとは違う。
八角はポロポロした食感で、そう氷下魚(コマイ)と似ていて私の好きな魚になった。



毛ガニは妻と二人、黙々と食った。





食った後はだしをとりみそ味で頂いた。
なんともぜいたくな北からの頂き物、なんと良いのか。
Kさんありがとうございます。

北の国から

2011-10-12 08:15:10 | いただきもの
歯の治療の為、会社を早めに出て歯医者に行って家に戻ってくると何か話し声が家から聞こえる。
玄関の扉を開けると白い煙と魚を焼く臭いが襲って来た。



リビングに入ると団地のおっさん達がうまそうな魚を焼いて一杯やっていた。
どうもグッチが焼き役で、皆さんがん首を揃えて焼きあがるのを待ってるようだ。
「ケンちゃん、遅いぞ!」
などと言っている。
時計を見ると午後7時半をすこしまわっていた。
テラのオヤジなど6時から来て飲んでいたそうだ。
まったくもって、ご主人のいない家にあがりこんで飲んでいるのだ、だけど妻もうれしそうにしているのでまあいいか・・・。



実はこの魚達、ケイのオヤジの知り合いの北海道北見市の方が送っていたモノだ。
先日ケイのオヤジと飲んでいたら、その場で彼に電話して送ってもらったのだ。



そして今日の夕方わが家に送られて来た訳だ。



ホッケにシシャモ、コマイに紅鮭、カレイに行者ニンニク、そしてイクラまであった。
素早く着替えて食してみた。
酒は皆さん持ってこられたようで、ビールに赤霧島、ウイスキーにソーダまである。
やっぱり北海道、ホッケにしてもシシャモにしても日頃口にしているのとは全然違う。
そしてコマイ、久しぶりに口にしたがポロポロの身が美味い。
そして紅鮭、グッチのヤツ刺し身にしてしまった。



醤油など要らない、そのままパクリと食う。
久しぶりにジローも飲める日のようではしゃいでおられた。
しかし平日だったので、私の事を気にして9時頃にはお開きにして、皆さん麻雀部屋で勝負のようだ。
あっという間に無くなった。

沖縄から

2011-05-22 15:59:22 | いただきもの
沖縄に旅行中の娘から写メが送られてきた。
なんと奥武島のある南条市からだった。
世界遺産(文化遺産)に登録されている斎場御嶽(せーふぁうたき)なのだ。



友達とはしゃいだ写真が次々と送られてくる。



天気も良いようで、すっかり沖縄が気にいったようだ。

そんな写メを目を細めながら見ていると、夕方近くに、ひとみちゃんが
「沖縄からです」
と言って、なんと大量のもずくを持ってきてくれた。



泳げない海人さんからのもずくだった。
まずは、太いもずくを、そのままポン酢でもずくソーメンなのだ。
翌朝は味噌汁にもずく、たぶん今日の夕飯はもずくの天ぷらなのだ。

そこで娘にメールを入れた。

>奥武島への橋のたもとに「くんなっとぅ」というもずく蕎麦屋さんがあるので行ってみて、ケンの娘といえばわかるから!

と入れた。

>今日は渡嘉敷島にずっといるから行けない

と返事があった。
沖縄からの2つの贈物、残念だけど今回はひとつにならなかった。

もらい物

2011-03-28 20:05:32 | いただきもの
朝から珍しくヤスのオヤジが天草に帰ったのでと言ってめかぶやレタス、ほうれん草を持って来た。
このご時勢だ、「放射能は大丈夫か」と言うと、「そんな高級なものは付いとらん!」と言っていた。
そして夕方になるとケータイが鳴った。
「ケンちゃん、タケノコが取れたけん玄関に置いとくバイ!」
などと言っている。
ホントにタケノコが3本とワケギ(分葱)が入っていた。



お礼の電話を入れると
「今年は1月2月に雨が降らんだったけん、タケノコがまだ出とらん」
ということだった。
ちょうど翌日が芦北出張だったので、タケノコを母に持って行った。

いただきもの

2010-11-14 10:34:04 | いただきもの
いきなり寒くなって、ついこの前まで「熱いですね」などと言っていたのか嘘のよう。
そんな猛暑の影響で山にドングリ等の食べ物が無くなり、熊が里山やら街中に出没して騒ぎになっているのは承知の通り。
熊本も熊の宝庫、あちこちに熊が出没している(ウソ!ウソ!)

そういえば、この猛暑の影響で今年はキノコが大量に獲れたそうだ。
道の駅や物産館で、このキノコが売られて死者まで出た。
そう毒キノコなのだ。

これジローちゃん家から飛んできたふくろうキノコ、こちらでは「ナバ」とよんでいる。
シイタケなのだが、この大きさ。
カミナリが鳴るとシイタケは大きくなると聞いた事がある。
さてさて、バター焼き、それとも醤油でいただくか、妻と議論の真っ最中なのだ。

日本の農業の技術は世界でも最先端だと言う。
有機栽培にしてもいかに農薬を使わない技術は、はるかに世界をリードしているそうだ。
野菜のウイルスワクチンや、昆虫を寄せ付けないフェロモン開発等など・・・。
遺伝子組み換えや新しい品種の開発、今からの農業はどうなって行くのだろうね。

またまた菅さんが突如と言い出したTPPへの参加表明、いったいどうなるのか心配だ。