打越通信

日記ふういろいろ

打越町農業開拓団(6)

2012-05-29 07:29:04 | 家庭菜園

草刈機や除草剤に燃料などで予算はすでにオーバーしてしまった。
それと母の退院も迫ってきている。
この土地も家も親父とお袋の所有であり、そこに勝手にという思いもあり、作付けをどうするのかいろいろ悩んだ。
それに植えてもイノシシ対策をしないと、イノシシの餌を植えるようなものだ。
イノシシ対策には進入防止柵は絶対に必要になる。
柵の周りに電気柵を張り巡らしたり、彼岸花などを植えて、2重3重の対策が必要だ。
「予算もオーバーだし、お袋も退院が近い、イノシシ対策もしないといけないし、もうやめよう」
と話を切り出したが何のことは無い。
ノボルのオヤジが大量の苗を持ってきた。
結局、そのまま植え付けに出かけた。



鍬で畝を作って黒のビニールを貼って、初めてのマルチに挑戦。



穴の開いたところに里芋を植えつけて行く。
前日までの雨で、植え付けにはちょうど良い。



そうこうしていると近所のおじさんが大型の耕運機を持って応援に来てくれた。
おじさんが言うには
「イノシシ対策ばせんば、何ば植えたっていっしょばい」
ノボルのオヤジが何が良いのか聞いている。
「やっぱり電柵たい」



さすがのノボルのオヤジもイノシシ対策ははじめてのようで頭をひねっていた。
2段目の畑に里芋と山芋を100個、落花生や・・・あとは何を植えたのか分からない。



そして1段目の畑にはかぼちゃを植えて、植え付けは終了した。
結局、畑全体に植えつけたため広範囲な柵が必要となったわけだ。
山に近く、川が流れているため、イノシシの絶好の餌場になる。
作業は終了したが、気が重い・・・。


打越町農業開拓団(5)

2012-05-15 06:24:13 | 家庭菜園

翌朝は5時から作業開始の予定だったが、昨晩というか朝方まで飲んでいたので実際は7時頃からの作業になった。
3段ある畑の1段目は大雨の時、川があふれて水没する可能性があるので、2段目を中心に作付けを行う予定なのだ。
ノボルのオヤジが快調に耕運機をかけて行く。



1度目はさらりと堀り、2度3度と耕していく。
耕した後を、草の根や石などを私とケイのオヤジで集めていく。
最初はレーキーでかき集め、後は残った根を掘り起こしながら拾い集める。
特に厄介なのがカヤ系の草だ。
深くまで根が刺さっているので注意深く取り除いていく。



途中で耕運機がストップ、プラグを抜いて調べる。
プラグを戻し、何度か紐を引っ張ると何とかエンジンはかかった。



ガソリンを何度も補給しながら4度目で深く耕し、畝を作っていく。
途中、ケイのオヤジが朝飯を作ってくれたので、そこで一服。
朝飯を食った後、母の病院に様子を見に行く。
病室で母と色々話をしていると
「ニーちゃん、クルマは無いし、畑に知らない人がいて、どうなってるの?」
とケータイに妹から連絡が入る。
朝早くの新幹線でやって来たのだ。
母の病院を後にして実家に戻り、クルマを妹に渡し、作業に戻った。
昼を過ぎ、2段目がほぼ終了。



私が1段目の草を刈り、耕運機を1段目にいれ軽く耕す。
時間を見ると午後3時前、今日は町内会の役員会なのだ。
夏祭り統括のケイのオヤジに、私は夏祭り企画担当なので休めない。

一応、今回である程度畑らしくなったので、次回は植え付けとイノシシ対策だ。


打越町農業開拓団(4)

2012-05-14 08:06:02 | 家庭菜園

昼飯を食って午後1時頃自宅を出発した。
ノボルのオヤジのクルマに、ケイのオヤジと3人だ。
3時過ぎに実家に到着した。



ノボルのオヤジが買って来たプラグだ。
さっそく交換してエンジンをかける。
しかしまったくかからない。



耕運機の説明書を見ながら色々とやっては見るがダメのようだ。
電話帳を取り出して、ヤンマーを見つけ出し電話した。
女性の方が出て、名前と住所を聞くので応えた
「午後5時半頃にはお伺い出来ます」
というのでお願いした。
その間に、前回燃やしきれなかった草を燃やし、ふたたび繁った草を刈った。



ヤンマーの技術者がやってきて、1,2度かけてみて
「キャブレターのようですね」
と言って工具でキャブレターを分解し始めた。



残ったガソリンが腐ってキャブレターの中に詰まっているようだ。
専用の薬できれいに洗っていた。



ふたたび組み立てて、エンジンをかけるとなんと一発でかかった。
さすが技術屋さんだ。
結局、この日の作業は終了。



ケイのオヤジが作った料理で夜遅くまで飲んだ。

続く・・・。


打越町農業開拓団(3)

2012-04-27 06:42:50 | 家庭菜園

翌朝は早めに目覚めて釣りにでも行こうとなった。
昨夜からの雨もあがって日も差している。
やっぱりマーのオヤジのせいだと皆さん感心している。
朝飯を食って8時には実家を出た。
途中で撒き餌と餌を買いに釣具屋さんに向かった。
餌を調達し湯の児のフィッシングパークに行ってみた。



お一人一日500円ということなので4人分を支払って釣り場に向かう。
橋のたもとには「ドンガバチョ」が浮かんでいる。
湯の児のシンボルのような船だ。
昔は人がはいれてお土産品の店もあった。
しかし老朽化なのだろう、今は無人船になっている。
先客は数名いたが釣る場所は十分確保できる。



橋の先に場所をとり、ノボルのオヤジの仕掛けを作る。
そこまでで私はいったん実家に戻った。
彼らが釣りをしている間に妻と二人で親父とお袋の病院周りだ。
見舞いをした後時計を見ると10時半だった。
ふたたびフィッシングパークに戻った。
釣果はなし、退屈そうなケイのオヤジに
「もう時間があまり無い」
というと早々に帰り支度をし始めた。
残った餌は隣の人にやって実家に戻った。



途中のホームセンターで農作地用の除草剤を買って帰った。
昼飯前に散布するという。
マーのオヤジの軽快な動きで、約20分足らずで散布は終わった。



昼飯を食って、ケイのオヤジが絶対に連れて行けという福田農園に行った。
ケイのオヤジは7,000円分のマーマレードやワインなど買っていた。
私もジローさんとヒトミちゃんにとマーマレードを一缶買った。
そして帰り道、ふたたび亀萬の販売所に立ち寄った。



今日はヨーコ先輩でなくご主人様が対応されていた。
テラのオヤジとジローチャンに亀萬の旨い酒をお土産に買ったのだ。


打越町農業開拓団(2)

2012-04-25 06:28:00 | 家庭菜園

この日は午後からまとまった雨が降ると天気予報は言っていた。
しかしこのメンバーの中に晴れ男がいる。
マーのオヤジなのだ。
ゴルフでも釣りでも彼を連れて行けば必ず必ず晴れるのだ。
今日も曇り空ではあるが雨は落ちて来ていない。



マーのオヤジが下刈りをした。
3段に別れている畑を休むことなく刈り取って行く。
「ケン、もう一台草刈機がいるぞ」
とケイのオヤジが言うので、ノボルのオヤジと買いに行った。



草刈払機 もピンからキリまである。
一番安いので12,800円だった。
だからそれを買ったのだ。
それと刈払機の刃もダメになったようでそれも買った。
刃を替えていよいよ本刈りが始まった。



2台の刈払機 のエンジンが鳴り響く、良くみているとマーのオヤジ動きに無駄が無い。
やはり訓練を受けた人間の動きなのだ。
彼は自衛隊の出身で、ノボルのオヤジは大学で植物を管理している農業のスペシャリストなのだ。




下刈りした後、更に刈っていく。
この畑もここ3,4年ほとんど手を入れておらず、たまに私が草刈をしただけだ。
彼らが切り払った草を、私とケイのオヤジでかき集め、畑には草の山がいくつか出来た。
川に一番近い山に火を起こした。
風が強いので良く燃える。
5時前にやっと作業は終了。
道具の手入れをして今日の作業は終了したのだ。

続く・・・。


打越町農業開拓団

2012-04-24 06:57:56 | 家庭菜園

ノボルのオヤジのエステマにノボルのオヤジにマーのオヤジ、ケイのオヤジと私と妻の5人で出かけた。
行き先は私の実家だ。
まあ8人乗りのクルマに5人だからゆったりした空間だった。
前回、お袋と親父の見舞いに一緒に来たケイのオヤジが
「ケンの実家は別荘のように非常に環境が良い。そして畑が気に入った」
という事で家庭菜園ならぬ打越町農業開拓団の結成なのだ。、今回はノボルのオヤジとマーのオヤジが参加したのだった。
途中で軍手と長靴を買いにホームセンターに立ち寄った。
「ケン、弁当が売ってあるぞ」
とケイのオヤジが言う。



見るとなんと199円の弁当だった。
人数分買って、たらの芽の天ぷらやワカサギの天ぷらなどおかずを追加したのだ。
そして夜に飲むためにヨーコ先輩の蔵酒の販売所に立ち寄った。



この日もヨーコ先輩に気を使っていただき、新しい酒を開けて試飲した。
ノボルのオヤジが気に入っていた酒は本年度は売り切れて終ったようで、それに近い酒を開けてくれたのだった。
それぞれに好みの酒を買って昼前に実家に到着したのだ。



さっそく草刈払機 と耕運機を出して道具の点検なのだ。



その間に私はノボルのオヤジと草刈払機 の混合油と耕運機用のガソリンを買いに出た。
燃料を入れてエンジンをかけてみるが、草刈払機 は一発でかかるのだが、耕運機がなかなかかからない。



ノボルのオヤジがばらしてプラグを点検している。
どうもプラグを交換しなくてはいけないようだ。
街中に出てプラグを探すが無かった。
今回はとりあえず草刈だけして次回耕す事になった。
続く・・・。