AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

お世話になりました

2014年05月02日 | 仕事
 
ぱっと見、お寺の本堂とは思えないようなデザインの新しい建物です
 

 
この立派な太子堂は完成まで何年もかかっており、私は宮大工さんの仕事をいつも興味深く見ておりました
 


「お寺さん」のお葬式なので、お坊様も大勢いらしてます 


 私のハンググライダーの師匠は若くして他界したのですが、その師匠のお母様の訃報が届いたので、本日は仕事を休みにして葬儀に出席させていただきました。
 お母さんは90歳だったそうなので・・・えーと、大正生まれなのですかね、昨年他界した私の両親よりもご高齢だったわけです。

 私は、師匠はもちろんですが、お母さんにも大変お世話になりました。まだ私が若い十代の頃からこの師匠のお寺(師匠は僧侶でした)に入り浸っていたので、お母さんにご飯を食べさせてもらうことなどはしょっちゅうだったし、何回かお小遣いまでもらったこともあって(ビンボーだったのでありがたく頂戴していたダメダメな若者だった私)・・・んー、お母さん、お小遣いをくださるなんて、ひょっとして私の事を、若者というよりは子どもだと思ってたのかな?・・・とにかく、とても良くしていただき多大なお世話になりました。

 ひょっとして、古いハングのメンバーもこれを見てくれてるでしょうか。安藤さんのお寺は、古くなって傷んだ木造の本堂は取り壊され、写真のような現代的(?)な新しい本堂に建て替わりましたが、立派な造りの太子堂はそのままです。私は、あの古い本堂が好きだったので、なんだかちょっと淋しい気もしますが、比喩ではなく本当に少し傾いた建物だったので仕方ありませんね。

 このお寺は浄土真宗大谷派なので、ご焼香のしかたなどもウチのような禅宗・曹洞宗とはちょっと違います。抹香を指でつまんだあと、額にかざさないでそのまま香炉に2回入れることを思い出しましたが、きちんと大谷派の作法どおり出来たのかは自信がありません。そしていつも思うのですが、やっぱり私はあのポクポクと鳴る木魚のポップな響き(?)がないと違和感が(笑・・・おこられちゃうかな?)

 葬儀が終わり、お棺をクルマに運ぶのを手伝わさせていただき、これでお母さんとも本当にお別れです。お母さん、お世話になりました、ありがとうございました、長い間お疲れ様でした。