あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

母の日記

2006-05-15 20:49:26 | Weblog
久しぶりに晴れる。朝、洗濯物を干して出勤。
やっぱり気持ちいい。
このブログを始めてまもなく1年かしら。あと一ヶ月でね。
まさしく簡単な日記だよね。
バイバイしようかなあ・・・なんて少し思う。引っ越し・・もいいかな???

昨夜、母の日記を読む。これで何度目かなんだけど万年筆できれいに書いている。
言葉がとてもきれい。本当に素敵な言葉遣い。士族の家柄か。西郷隆盛の孫と同窓生と言って写真を見せてくれた。
西郷屋敷は母の実家の近くにあった。
立派な家に生まれて、でも、母の人生は本当にいろいろ。37歳の夫を戦争で亡くし、ああ、幼き子を亡くし・・・。もう何とも言えない。180度転換の人生。
母なればこそ、なれない商売をやってのけられた。
辛い人生だったのに私に愚痴ることもなく、今、思うにいろんな話を聞いていればよかったと思う。
母がかつて日記を書いているとは知らなかった。
偶然、私も書いている。ロスの娘もつけていた。
母の青春、母の人生・・・もう一度母に会って話をしたいと思うけど・・・。
今の私は母の強さを見習いたい。

母と父が結婚して私と妹が生まれた。不思議な縁。母の産んだお兄ちゃんたちとはおつき合いがある、いい兄たちだ。
私に文才があれば、母のドラマのような人生を書きたいのだけど。

母ちゃん、ときどき無性に会いたくなる。

コメント
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