あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

熱海でのこと

2007-02-10 08:06:14 | Weblog
先だっての熱海の梅はきれいだった。書く時間がなかったので少し書き留めておく。

熱海で温泉につかった翌日、熱海の梅園に行った。ちらほらと咲いていて私の一番好きな咲き具合。
それで、その中にある中山晋平記念館に行く。もう、感激、感激である。
彼の別荘を移築してあるのだけど、お日さまが暖かい。2階で彼の作った歌を聴きながらしばしふるさとの我が家のようにくつろぐ。その歌が昔から歌っていた歌・・・カチューシャの唄、砂山・・・すべてが心に染み渡る。野口雨情、西条八十、北原白秋・・・母に聞いていた歌、共に歌っていた歌・・肩たたき、うさぎのダンス、証城寺の狸囃子、シャボン玉・・・まだまだ、たくさん・・・私達が歌っていた歌はほとんど彼の作曲である・・・♪
多くの方がたたみに座って聞いていた。口ずさんでいるご婦人も・・・。わかるよねえ。歌は心のふるさとだもの。

そして、今度は澤田政廣記念美術館に行く。これまた木彫りが、ステンドグラスがすばらしい。デッサン、石膏、木彫りとやっていくとか・・・古事記を元に作っているのが多い。
80歳のときに阿蘇で買った大楠があった。13年置いて93歳で彫るつもりだったと言う。残念ながら93歳で亡くなり、それはできなかったけど、彼の偉大さに目を見張った。
楠の木は熱海が北限だと言う。我がふるさとの校歌に「樟の芽吹きの・・」というフレーズがあった。樟は中国の字であるという。いずれも「くす」である。
ちなみに熱海の来宮神社の楠は日本で2番目に大きいとのこと。一番は我が故郷、鹿児島は蒲生の大楠である。親友が住んでいたので以前、見たことがある。

で、好奇心旺盛な私達は来宮神社へ。
あった。すばらしい。
そこに立つと人間のちっぽけさを感じ、その木の大きさに圧倒された。
樹齢2千年以上とのことである。なぜか、元気をもらう。しばし、たたずむ。

そして「だしがうまい」という看板につられて神社のお店でうどんを食べる。桜海老のてんぷらがのっていておいしい。
いつもは、そこのお巫女さんをやっているのだけど、今日はパートの方がお休みでといって作ってくれた方とおしゃべり。神社のこと、楠のことなどを聞けて、楽しい時間だった。
帰りは、澤田政廣記念美術館でもらった梅の花を抱えて電車。

今、あの梅が花瓶の中できれいに咲いている。

熱海の小さな旅はまたまた多くの発見があってとても楽しかったのである。

我が家の庭の白梅もきれい。まもなく紅梅も咲きそう。
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お金よ、降って来い・・・降ってきた?

2007-02-10 07:27:53 | Weblog
雨上がりの暖かい朝である。
娘は友人宅のある札幌に出かける。雪祭りに行くとのこと。楽しく、気をつけてねと外で行ってらっしゃいと手を振る。スカートにしようか、ズボンにしようかとさんざん迷ってスカート。かわいい。なかなかいいよ。今日は友人宅に行くからスカートがいいね。

昨日はロサンゼルスの娘からも真夜中に電話。歯が痛いと言っていたけど、その時は痛くないとのことで、声も明るく、少しほっとする。

昨日は息子の大学院の手続きのことで走り回る!?親がすることは学費・・・どうしようかなと思っていたら、思わぬところから思ってもみなかったお金が少しだけど入っていて、ラッキー!!
例のごとく「お金よ、降って来い~」と言っていたわけであるけど、不思議や不思議である。まずはありがとう。でも、先は続く・・・。それも何とかなるさ・・・とは思っている。だけど、私達(どういうわけか夫も)もう少し計画的に考えなきゃいけないのだろうと反省。行き当たりばったり人生!?
でもねえ、あれこれ先のことを考えていたら、何もできなかったかもしれない。子どもが勉強したいということにはお金を出している。教育費である。他の生活はつつましいと思っている。
今朝も娘と話したのだけど、私は夫から結婚前にもらったのは300円のキーホルダー。夫を擁護?するとすれば知り合ってから結婚までが短かったから?・・・なんてね。
子どもたちは言う「子どものために自分の貯金を使う親にはならない・・・」「うちの親はえらいねえ」「うちの親はへんだぁ~」とかね。
でも、子どもたちが感謝しているのは感じる。
私としては「お父さんのおかげだねえ」と言っているけど・・・。

まあ、いいや。勉強するっていう子どもには思いっきり勉強してほしい。
心の財産を作ってほしい。その財産を元に生きていってほしい。
勉強する人にはお金がついてくる・・・と思う。現に娘は大学時代は給付が少しあって、大学院もいいことがあった・・・感謝、感謝である。

今回の息子の大学院進学は思ってもみなかったことだけど、本人は進学したかったようである。ただ経済的なことを考えていたとのこと・・・娘が1回だけ、息子に「行きたかったらお金を貸してあげるよ」と言ってくれたので受けたとか・・・。息子はあまりいろんなことを話さないから・・・これは女の子とは違う・・・思いを汲み取ってやりたいと思う。

ただ、私もそろそろいろいろ考えなきゃね。やっぱり、ちょっとこれからは計画的にやりましょう。まずは、お料理の工夫と節約を考えていきましょう。

息子も、たぶんしっかり勉強するであろう。
息子よ、世界にはばたけ!!
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