あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

こんなことってあり?

2007-02-23 23:16:53 | Weblog
今朝、頭が重くて、今日の創作童話の会「ローズ・チョコレート」は休もうと思った。「休みます」のメールまで考えて保存して送るだけだったのだけど、少し寝たら、少し元気になったので、パソコンの前に座る。
頭を抱えながら、創作しようと・・・行くか、行くまいか・・・?それが問題だなんて考えながら、詩を書くことにした。それで詩を書く。思っているままに・・・。

バスに乗って電車に乗って・・・世の中ご縁がある方とはあるとかねがね思っていたけど、またすごい確率での再会がある。

電車に乗って、後一駅で降りるというところで、旅行用のバッグを持った女性がふたり乗ってくる。年配の方と若い方。
「電車が違った?」とか何とか話している。そのアクセントから我が故郷の方かしらと思ったけど、何しろ私は仲間の作品を読むのに忙しい。一度は読んだけど、何回でも読みたい。
私の隣に座った年配の女性が私とは反対の人に電車のことを聞いていた。たまたま質問された方がわからなかったようなので、私から話し掛ける。彼女の質問に私は「この電車で大丈夫だと思いますよ」そして「鹿児島ですか?」とたずねる。ぴったしかんかんで大当たり!!それで私は自分のふるさとの市名を言うと、その若い方も私と同じ出身の方と言う。どこかでお会いした気がしたので「あの・・・ミス(市名が入るけどここでは略させてね)で、菜の花を配りませんでした?」「ああ、あのときの・・・」彼女の顔が輝く。
そう、昨年だったか、東京は有楽町でこの前あったあの菜の花キャンペーンの手伝いをしたとき彼女もいらしていた。一緒に菜の花を道行く方々に配ったのである。
そのミスの方である。彼女が「一緒に写真を撮りましたよね」と言う。そして「どこかでお会いした方だと思っていた」と。

長い電車のその一両のその場所で再会するなんて。
行かないでいようかなと思った童話の会に行こうと決め、乗ったその電車。彼女達は鹿児島からいらしたばかりの模様。お仕事の勉強で来られたと言う。
このご縁を神はどう説明するのでしょうか。

愉快だった。多くの人口の中で再会することの不思議さ。
赤い糸か青い糸か知らないけど人の巡りあわせって何なのでしょうか。
昨年、一緒に菜の花を配りながら、誰がまたこんな形で再会すると思うでしょうか。
ほんの一瞬のできごと。

人との出会い、だから、出会った方とは大事にお付き合いしたい。
それが素敵な出会いであればあるほどに。
そして素敵な方であればあるほどに長くお付き合いしたいと思う。
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沈丁花に寄せて

2007-02-23 22:27:50 | Weblog
和室に入るとほわっと沈丁花の香りがする。
父と母の写真の前に飾ってある。実家から持ってきた薩摩焼きの花瓶に庭で取った沈丁花をさして・・・。
この写真はお水を替えたときに写したもの。ちょっと暗いし、こうしてみるともっときれいにさしたらよかったと反省するのだけど、無造作に入れてあるのが自然で私らしい・・・?
この香りをこのブログを読んでいる方々へも届けたい感じ。
久しぶりに見た庭では白椿が満開、1本の梅の木の花びらが散り始め、もう1本は咲き始めている。そして沈丁花。きんかんもなっている。
で、今日は沈丁花の写真。
独身の時、その頃、お付き合いしていた方と沈丁花の香りのする通りを歩いた。
今、思えば、夫の街だった。
あの方は、関東の方だったけど、どうしているのでしょう。
不思議だよね。
その方と買いに行ったキップ。そのキップの電車で私は夫と会った。
そして、結婚した。
ほろ苦い思い出の沈丁花。この花を見ると彼を思い出してしまう。
どこにいるかわからないけど元気で幸せでいて欲しいと切に思う。

昨日は職場の下の旅行会社がスターチスとポピーを配っていたのでもらってくる。フリージアもほしかったな。
花はいいなあ。心が優しくなれる。
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