どうしても書いておきたいことがある。
若者よ、軽はずみなことをすることなかれ。
一昨日、夫と潮干狩りに行った。
いくらか採って、さて帰ろうかとしたときに、海に入っていく若い女性がいた。
遊んでいるんだと思っていた。ところが、どんどん、遠くに行く。
「ねっ、変だよね」「パトロールの人に連絡しなきゃ」
その前に、パトロールの人が現れて、私たちとしゃべったばかりだったから。
そしたら、そのことに気づいた遠くにいた若者が上着を脱いで、海に入っていった。
それで、安心した。見れば彼女の頭が見えているだけ。
ああ・・・。
でも、でも、まにあった。
結論的に言えば助けに行ったのは彼女の彼だった。
夫はそのことは知らずその若者が上がってきたときに彼に「ありがとう」と言ったそうな。
情報によれば二人はけんかをしていたとか。
助かったのを見届けた私たちは、安心して、帰り支度に足を洗っていた。
そこへ彼女が来て「ご迷惑おかけして、申し訳ありませんでした」という。
そして、「仲がいいんですね」と。たまたま、そのときふだんやったことのない夫の足を冗談ぽくふいていた。
彼女は泣いている。
こっちだって泣きたいよ。ひっぱたきたいよ。
ああ、助かってよかった。
「馬鹿なことをしてはいけないよ。辛いだろうけど、いいこともあるから。希望をもって」
「お母さん、いるの?」「はい」
「おかあさん、苦労して生んだんだよ。そんなことをしたら悲しむよ」「頑張れってことは辛いだろうけど、頑張ってほしい」
彼女と握手する。というよりか、ぬくもりを伝えたかった。
何をどう話せばいいのかわからなくて、あとでトイレで会ったときも、「おばちゃん、応援しているから」と。
私の入水自殺した友人のこと、夫の親友の無念の死のことを話す。
彼女の心には、うるさかったかもしれないけど、言わざるを得なかった。
トイレのときには、笑顔があった。
うまく書けないのだけど、少し話したと思う。
ああ、軽はずみなことをしてはだめです。
人は、ただ生きているだけで、それだけで価値がある。
あなたがいるだけで、元気になる人がいるのです。
今、彼女はどうしているだろう。
元気でいてほしい。
チャーミングな女性だった。
若者よ、軽はずみなことをすることなかれ。
一昨日、夫と潮干狩りに行った。
いくらか採って、さて帰ろうかとしたときに、海に入っていく若い女性がいた。
遊んでいるんだと思っていた。ところが、どんどん、遠くに行く。
「ねっ、変だよね」「パトロールの人に連絡しなきゃ」
その前に、パトロールの人が現れて、私たちとしゃべったばかりだったから。
そしたら、そのことに気づいた遠くにいた若者が上着を脱いで、海に入っていった。
それで、安心した。見れば彼女の頭が見えているだけ。
ああ・・・。
でも、でも、まにあった。
結論的に言えば助けに行ったのは彼女の彼だった。
夫はそのことは知らずその若者が上がってきたときに彼に「ありがとう」と言ったそうな。
情報によれば二人はけんかをしていたとか。
助かったのを見届けた私たちは、安心して、帰り支度に足を洗っていた。
そこへ彼女が来て「ご迷惑おかけして、申し訳ありませんでした」という。
そして、「仲がいいんですね」と。たまたま、そのときふだんやったことのない夫の足を冗談ぽくふいていた。
彼女は泣いている。
こっちだって泣きたいよ。ひっぱたきたいよ。
ああ、助かってよかった。
「馬鹿なことをしてはいけないよ。辛いだろうけど、いいこともあるから。希望をもって」
「お母さん、いるの?」「はい」
「おかあさん、苦労して生んだんだよ。そんなことをしたら悲しむよ」「頑張れってことは辛いだろうけど、頑張ってほしい」
彼女と握手する。というよりか、ぬくもりを伝えたかった。
何をどう話せばいいのかわからなくて、あとでトイレで会ったときも、「おばちゃん、応援しているから」と。
私の入水自殺した友人のこと、夫の親友の無念の死のことを話す。
彼女の心には、うるさかったかもしれないけど、言わざるを得なかった。
トイレのときには、笑顔があった。
うまく書けないのだけど、少し話したと思う。
ああ、軽はずみなことをしてはだめです。
人は、ただ生きているだけで、それだけで価値がある。
あなたがいるだけで、元気になる人がいるのです。
今、彼女はどうしているだろう。
元気でいてほしい。
チャーミングな女性だった。