あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

三味線なき家は多かれど、琴(事)なき家はない

2010-08-20 22:52:35 | Weblog
昨日は仕事が終わって鎌倉のNさんとルミネで待ち合わせ。
有隣堂は5階だったのに6階にあり、久しぶりのルミネは変わっていて目をぱちくり。
で、ふたりでお店を物色して?焼き鳥のお店に。
お客はまだ少なく案内されたテーブルは遠慮して隅っこへ。
それは結果的に正解だった。
帰るときに時刻を見たら10時を過ぎていたのだから
ふたりで会ったのは久しぶり。
話が次々に出てくる。
息子さんたちのこと、病気のこと、これからのこと、夫婦のこと、趣味のこと・・・
今、Nさんは、華やかで裕福に見えるけど、苦労されたんだなと思う。
息子と同窓のYくんはドイツで産んだという。お産の手伝いは階下にいらしたドイツの年配のご夫婦と日本人学校のお友だちがしてくれたという。

「三味線なき家は多かれど、琴(こと)なき家はない」と私が以前言った言葉を心に留めてくださった方である。
母が私に教えてくれた言葉。
母はことわざなどで生き方を教えてくれた。
「禍を転じて福となす」「情けは人のためならず」など、いっぱい。
そんな言葉には生き方がある。
今はドバイやフランスやアメリカとか行かれるけど、いろんなことを乗り越えて今なのよね。

病気で入院して退院したとき、幼なじみの友だちがエプロンをもって朝の9時に来てくれ、家事をやってくれた。それを5日間もという話には、その友だちの優しさに感動した。

人ってお金じゃない。
思いやり、優しさなんだと思う。
そして、人が弱って気落ちしているときは強制的にでも、行動してほしいと彼女はいう。お見舞いにも行ってほしいと。私もそう思う。

どう思われたっていい。
あなたのことを思っているのよって行動しなきゃ。

元気になってもらわなきゃと思うのだ。

どんな童話を書いているの?とたずねられて私の作品の「黄色いかさ」のあらすじを話したら手をたたいて喜んでくださった。
色彩が豊かで、あったかいと。
こんなに落ち着いて、ゆったりと自分の作品のあらすじを話したのは初めて。
それだけ、彼女に包容力があるのだろう。
彼女にほめられるとなんだか嬉しくなった。
彼女の卒論は源氏物語でかつて小説を書いたことがあり、エッセイをも書き、俳句を作ったりするそうである。

息子の高校時代の部活で知り合った素敵な友だち。
いい時間だった。

帰宅すれば北海道は、小樽の越智みちこさんから「無人駅」の本が届いている。
児童文学作家の高橋さんのブログで紹介されたもの。
メールしたら、すぐに送ってくださった。
ゆっくり読みたい。ありがとうです。

それとふるさとの会関係の名刺も。
知林が島の写真入りで「会計」の肩書きで私の名前。
会計っていっても、何もしてないんだよね・・・ごめん
一枚一枚大事に差し上げ、指宿の宣伝をしたいなと思う。


今日は久しぶりに夫と買い物。
夫は熊本で非常に充実した日々を過ごしたらしく、浜田知明さんと佐久間修さんの関係とかいろいろ話してくれる。
東京美術学校とか・・戦争のこととか・・以前、上田にも行ったよね。

Tちゃんともスカイプ。
何でも、ハイハイで動きまわり、娘に引き戻され、また進み・・・。
かわいいなあ。心が癒される。


明日は飯田橋。
童話の勉強会。
「それ研」がらみで、第一回の勉強会。
楽しみです。

それにしても今日のいかの刺身は新鮮でおいしかったよ。
自分でこしらえました。
鹿児島弁で「こしたえました」です。

おやすみなさい




コメント
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